森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

秋薔薇と十月桜2020

2020-11-03 16:14:38 | お散歩&写真日記

 

なんでも「2020」をつければ良いってものじゃないと思うのですが、なんたってこの「秋薔薇と十月桜」と言うタイトルは、数回使っていて

昨年の10月に投稿した「痛み ≪秋薔薇と十月桜≫」で、その年に亡くなった友人の事を想っていて、

2018年は「十月桜と秋薔薇」では愛子さんの事を思い出していました。

薔薇も十月桜も毎年見ている花だけに、想い出も積み重なり、その花を見るたびに通り過ぎて行った人たちの事を思い出してしまうのかも知れません。

 

と言いましても、今年はそんなセンチメンタルな気持ちにはならずに済んだかもしれません。

今年は10月28日の日に、朝、元気溌剌な友人たちを誘ってこの毎年来ている薔薇園に薔薇の花を見に来ました。

だけどやっぱり2020年は特別な年なのだと思います。元気溌剌と言っても、今行われている「go  to イート」のせいで飲食店にお勤めの友人の一人は、忙し過ぎてヨロヨロでした。この国のトップたちは何でも国民を二つに分けるのが好きなようです。

薔薇の花を見に来た事は、いい気分転換になったようで良かったと思いました。

 

毎年見ていても、やはり薔薇は女王の品格があると感じてしまいます。

 

 

  

 

 

日本庭園内にあるお茶どころでおやつでも頂こうかと思ったら、お友達たちはおやつ持参で来ていました。

しかもちゃんといろいろと、甘いのやらしょっぱいのやらを混ぜ込んだお楽しみ袋にして。

なんか、凄くない ?

そう言えば、子供たちが小さい頃はこんな事もしていたかも。

さすがに、二人の友人はババ稼業を真っ最中の人たちでしたね。

 

 

そしてその後、十月桜を見て帰ったのでしたが、友人たちはあまり興味もなかったようです。

さらにこの場所に案内してみたら、実はあまり綺麗に咲いていなくて、ちょっと盛り上がる事が出来ませんでした。

十月桜は息が長いので、また日を変えて見に来ようと思いました。

ところが昨日、星子さんと今月の13日に出掛ける計画の話をしてきました。

そして家に帰って、この十月桜の花の画像を見ていたら、ある事を思い出したのでした。

「十月桜」を見ると、いろいろな事があって、何故か父の事を思い出すことになっています。ここまで来ると、いわば「刷り込み」のようなものです。

 

しかしうっかりやの私には便利な刷り込みだと思っています。

 

11月13日は亡くなった父の誕生日で、その前後の土曜日には、母と姉妹と叔父夫婦と横浜で暮らすラッタさんなどと一緒に、父の墓参りに行き、その帰りに街中温泉によって、集まった事を楽しむ会をしてきました。

だけど今年はすっかりそれさえも忘れ、その日に出掛ける予定を立ててしまいました。

姉妹たちからも、その話はまったく出ません。母でさえ、今年の初めまでずっと続けていた祥月命日の墓参りを止めてしまっていました。

やっぱり2020年は、普通と言えるはずもない一年なのでしょう。

 

毎年、毎年と同じように見る花たちを見て、まったく違う一年を再び強く感じた私だったのでした。

 


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