森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

いいとも☆竜也2011

2011-06-17 13:27:34 | テレビ・ラジオ

呼び捨てごめん。
でも、時々俳優さんの名前は看板と思って、つまり屋号と思って公の時は呼び捨てになる場合もあるのです。
「いよっ、タカシマヤ」みたいなものですよ、あしからず。

 

今日の夜の「ブルータスの心臓」の番宣もあっての登場だと思いますが、前回から2年振りだそうですよ。なんだかそれにも吃驚です。前回出演した時の事を、昨日の事の様に覚えていますよ、私。
なんだかね、あの時、お母さんが子供を見守るようにドキドキしちゃったのよね。

でも今回はそれが無かったです。なんだか安心して見ていました。

 

来ていたお花も楽しかったですね。

「ブルータスの心臓」からはもちろんですが、友情出演する「あぜ道のダンディ」からも。
この「あぜ道のダンディ」は月曜日のゲストの光石研さんが詳しく言うと思いますが、6月18日公開を皮切りに順次地方を回っていく形の映画です。東京ではテアトル新宿でやるのですが、うちの近くには来なくて、ちょっと残念なのですよね。

そのHPは→「あぜ道のダンディ

お花は、「おかえり、はやぶさ」からも来ていましたね。
こう言うのって、発表のタイミングが難しいですよね。15日にはこの映画主演だってわかっていたから、グットタイミングな宣伝にもなったけれど、これが一昨日の発表じゃなかったら、「ええ、なあに、それ。」ってなるか、「おかえり、はやぶさ」の人たちは黙っているしかないですよね。そんな事にならないように、裏方では色々大変なんだろうなと、お花ひとつで考えてしまいました。

お花は三谷さんからも松山ケンイチさんからも来ていましたね。

 

トークの内容ですが、前回は「カイジ」の前だったので、お酒を断っているというもので、今回もお酒のお話。見知らぬ人を誘い込んで、みんなでワイワイと呑んでしまうのだそう。タモリさんから「鶴瓶と一緒のタイプ」と言われていましたが。

いいな、それ。いつかそんな素敵な偶然が私にも起きないかなと妄想しかけたら、タモリさんの危なかった体験談を聞いて、今日からは止めると言っていました。

残念。素敵な偶然は妄想する前に終わってしまいました。

 

休みの日には、かなり早い時間から飲んでいるみたいですが、それでも健康的なことを毎日欠かさずにやっていると言っていましたね。走ったり、ジムに通ったり。

だからなのか、顔とかも精悍な感じになったし、体も絞られている感じがしてしまいました。

 

なんだか・・・わが身を反省。
こほっ、こほっ・・・・まあ、それはともかく・・・・

 

一人アンケートは「プライベートなタモリさんを見かけたことがある。」で見事にストラップをゲットでした。メッチャ嬉しいと、笑顔が可愛かったですね。

と言うわけで、昼のミーハー記事でした。

夜も楽しみです。

ちなみに前回の2009年の「いいとも☆竜也」は→ここです。
だけど本当に月日が経っていくのが早くってイヤあねぇ。


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明日は「ブルータスの心臓」ですよ。

2011-06-16 22:46:49 | テレビ・ラジオ

明日は東野圭吾3週間連続スペシャルの2週目、藤原竜也君主演の「ブルータスの心臓」ですよ。お忘れなく。

そして明日の「いいとも」のゲストは藤原君だそうです。

昼も夜も楽しみですね。

 

このドラマの藤原君のインタビューは→ここです

このインタビューにも名前の出てくる入江悠監督は、ツイッターをやっていて、時々このドラマの藤原君の事も呟いていますよ。

@uirieで検索してみてくださいね。


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来年三月は「おかえり、はやぶさ」

2011-06-15 10:32:17 | 梢は歌う(日記)

そうでした。
ツイッターで呟いたら満足しちゃってと言うのは、やめたのでしたね。

        ※     ※     ※    

来年三月公開「おかえり、はやぶさ」の主演が決まったのですよ。

詳しくは→ここを「藤原竜也『3D参戦』【はやぶさ】3作品が対決!」

 

藤原竜也君の役は小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトで、エンジン開発に携わったエンジニア役で、三浦友和さんと親子役だそうです。

ドラマ性の高いお話になるのでしょうか。でも3Dですからね。

3Dがイマイチだと、そこも評価の対象になってしまうでしょう。だから、日本の技術を見せ付けて欲しいと願っています。星降る宇宙を、是非見せていただきたいと思います。

何故こんな事を言うのかと言うと、3作品バトルですものね。

ワクワク&ドキドキしますよ。

良いシナリオでありますようにと、いろいろな事も願ってしまいますよ。これはファン心理と言うものですね。

 

「こんな事もあろうかと・・・」と言う言葉をはやらせたり、その帰還には多くの感動を与えてくれた「はやぶさ」。

でもちょっと前までは、「映画か~」とまったく興味が無かった私。だけど、行き成り気分が変わりました。

来年三月は、「おかえり、はやぶさ」を観に行きます!!

 

と書き込んでいる間に、又別のところから情報が入りましたね。

彼の役名は、「大橋健人」
詳しくは→ここ「3D版映画『はやぶさ』は藤原竜也が主演!」


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未来はやってきたのか・・・

2011-06-13 23:34:45 | 梢は歌う(日記)

使っている携帯が来年には使えなくなってしまうらしいので、しきりに機種変更をしてくれとお知らせが来ます。

うっとおしい。

使えなくなってしまうのは、そっちのせいで、こちらのせいじゃないじゃない。今使っている携帯は結構気に入っているマイフレンドなのだよ。機種変更は面倒くさいし、ギリギリでいいやと思っていたのに、なんでか夫が
「とにかくママのから変えよう。」と熱心。

土曜日にショップに行こうかと言うのを、明日でイイヨと断ってそのまま忘れてしまってもいいのに、「今日は行くんでしょ。」と熱心。未だに夫が私の機種変更に熱心だった理由は分かりません。真面目な人なので、やらねばならぬ事が気になっていたのかもしれません。

いや、もしかしたら私が
「今度買うのなら、やっぱりスマホよね。」とへらへら言ったから、使っている私を見て様子を伺いたかったのかな。
それとも単純に、新しいおもちゃで嬉しそうな顔をしている私が見たかったのかしら。

だけど行ったショップは新人研修所と化していました。

間違えたりしどろもどろだったり・・

でも可愛い。最初から上手く出来るわけがないのですよ。間違えたりドジッタリ、ミスったり・・・ってみんな同じか。でも、そんなのは当たり前。人を育てるってそう言うことなのよね。

 

ところで、そのスマホは携帯のアプリなんかはもう使えなくてミニパソコンみたいなもので、もう携帯電話とは言い辛いものがありますね。

うーむ。そんなものを私が使いこなせるのかって、今思いましたか?

あなた様のご心配は無用と言いたいけれど、今の段階では、まさにその通り、残念ですが。
さっぱり分からない・・・と言う感じ。

だいたいメール打つのに、普通の打ち方じゃなくて、何とかうち・・・えーとなんて言ったっけなあ・・・えーと、とにかく指をスライドさせながら打つのですよ。電話に出るときも、どこかをピッと押すんじゃなくて、スライドさせるんです。それが上手くいかなくて、出るのが遅いねとか言われちゃうし・・・・・アセアセ

 

未来を感じさせるスマートフォン。

だけど、おばさんは過去に生きるべし。未来に行かなくていいよ・・・・と弱気の気分にさせて頂けるスマホ体験中です。

 

ところで「仁」のお話を少々。

誰もが思う、イヤ、誰もは思わないか。一部の人は思う、坂本竜馬が生きていたら、日本はどんな国になっていただろうかって。仁の隠れテーマはそこだったのかと、ふと思ったりもして。

坂本竜馬が生きていたら、日本はどんな国になったと思いますか。
そう思うと、歴史上にはもう一人、生きていたらどうなったのかと思わせる人がいますね。織田信長、そう彼。彼がもう少し生きていたら日本はどんな国になっていたのだろう。

考えても仕方のない事を考えるのが、空想の世界の楽しさであり、「もしも」と考える事によって生まれてくる物語もたくさんあるのですよね、きっと。

 

※                ※              ※

 

と、上の出来事は昨日までの事なので、ちょっと今日の事を。

今年は衣替えも早々やったのに、その後に寒くなったりと上手くいかない感じです。でも早くやったからわかった事は、なんとなく服が無いと言うこと。服って不思議ですね。箪笥にぎゅうぎゅう入っていたので、ここ数年衣替えの度に、結構思い切って捨てていました。だから今年あたり、かなりスッキリして好きな服だけが、箪笥に入っていても良いような物なのに、なんとなく着る服が無いのです。

と言うわけで、今日は買い物に。

友人とかなり長い時間ウロウロ。すっかり疲れてしまいました。

家に引きこもり、お部屋の片付け&お掃除と言う計画はどうなっちゃっているんだろう。

ふにゃふにゃ・・・。困ったもんだ。

 

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真夜中に☆

2011-06-12 03:17:44 | 梢は歌う(日記)

先月の今頃は、中学生の中間テストのお手伝いで、ちょっとだけ忙しかった私。やりたかったことを色々我慢していました。でもそれも終わって、その時行きたいなと思っていたところは全部行ったように思います。で、先週のブログはそのお出掛け日記の記録で終わっていましたね。行きたかった映画、「ジュリエットからの手紙」と「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」にも行きました。

その感想は映画ブログ「近未来二番館」の方に書きましたので、良かったらお立ち寄りください。

早いもので、今は既に期末テストのお手伝い。

来週はちょっとだけ頑張ります。

なんとなく毎日が日曜日のようなものと言いながら、どうなっているんだと言う感じですよね。

本当に専業主婦のようなものですが、それは「のようなもの」であって、「そのもの」ではないのです。

ブログなどでもエッセー的なことや日常をテーマにしていると、その人の事が凄く見えてしまうような気がするけれど、意外とそれは錯覚だったりするのですよね。

特にツイッターなんかで、まるでさながらそこの住人のように呟く人がいると起きた時間から食事の時間まで丸分かりで、まるで開け放された窓のような気にもなってくるのです。でもやっぱりそれは勘違いで、肝心な部分は本当は書き込んでいないことが多いのですね。

と言いながら、私は結構書いているほうかもしれませんが。

6日以降はお掃除に勤しむ予定でしたが、その6日に非常に落ち込む事があって、塞ぎがちな気持ちを上昇させるのが精一杯でした。

でもね、ドラマの台詞って役に立ちますね。

先週の「おひさま」の中で、陽子のお姑さんになった樋口さんの台詞

「世の中大変だけど、この家の中では笑っていよう。そしたらたいていの事は乗り越えられる。」

本当にそうだと思いました。

いろいろあるから人生なんだ。

私はヘナチョコで強いお母さんには成れないけれど、いつも笑っているお母さんにだけはなっていようと思います。

 

近頃竜也君ネタとか「相棒」ネタとか書かないのですが、それはブログのほうでは出遅れているからなんです。ツイッターではかなり呟くのは早いのですよ。でもそこで満足してしまうのですよね。まあ情報だけだったらブログじゃなくても良い様にも思っているのは確かなんですが。

時間が出来たから、もっと書きたかった事を書こうと言うのは確かな気持ち。でも逆に時間が出来た今だから、意識してパソコン時間は減らしたいような気もするのです。

今日と言う一日が充実していれば、そして叉明日と言う日が満ち足りていれば、そうして一日一日を大切にしていけば、それは人生が満ちるということなんですよね。

今週はとにかくお掃除・お片付けを頑張りますよ!!

 

ブログは花と猫、書きかけていた文章などで埋めたいと思います。でも「仁」は気になりますね~。最終回が待ちきれず漫画を買ったと言う人も多いみたいです。私はもうちょっとだけ我慢しますよ。

 

 

JIN-仁- 1 (集英社文庫―コミック版)
村上 もとか
集英社

 

JIN―仁― 19 (ジャンプコミックスデラックス)
村上 もとか
集英社

 

日曜劇場 JIN -仁- オフィシャルガイドブック
TBSテレビ
ワニブックス

↑ こんなのもあるんですね。

 

 

 

 

 


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「写楽展」に行きました。

2011-06-10 00:39:14 | お出掛け日記

6月1日、「レンブラント」の作品に会いに上野に出掛けましたが、その時に実は美術館のハシゴをしたのです。

「写楽展」は年頭の遣りたい事リストにも入れておいた、行きたいイベントでした。震災の為に会期が遅れ今になりましたが、こちらも見逃さずに行く事が出来て良かったです。

しかもレンブラントも版画が中心のイベントで、なんとなくこの東西の比較が自分の中の隠れテーマでもありました。但し、双方とも作品数が多く、版画ゆえに作品も細かく、このハシゴは結構大変なものがありました。

今回のこの記事を書くにあたって知った事なのですが、wikipediaによると
「ドイツの美術研究家ユリウス・クルトレンブラントベラスケスと並ぶ世界三大肖像画家と激賞したことがきっかけで(“Sharaku” 1910年)、大正時代頃から日本でもその評価が高まった。」とありました。

世界三大肖像画家!

凄いですね。その「レンブラント」と「写楽」を一緒に見てしまいましたよ。意味もなく得意気な私です。

私の中でも「東西の比較」と言う隠れテーマがあったと書きましたが、「レンブラント展」でも洋紙、和紙に印刷した比較展示が面白かったのですよ。(前の記事で書きましたね。)

そしてこの「写楽展」でも、同じ役者を描いた他の浮世絵師との比較展示がやはり面白かったです。

勝川春章、勝川春英、葛飾北斎、喜多川歌麿、歌川豊国などの作品も見ることが出来て、非常に充実した内容に思えました。

特に歌麿の「婦人相学十躰 ポペンを吹く娘」なんかも展示してあるなんて思っても見なかったので、得した気分になってしまいました。歌麿の美人画、やっぱり綺麗ですね。

比較展示を見ていると、正統派歌川豊国なんかが、その時代には人気だったのじゃないかななんて思ってしまいました。

 

写楽の大首絵、引き込まれるような魅力がありました。

ただ、私、「写楽」と言うと、あの映画を思い出してしまうのです。映画「写楽」のあらすじと解説は→ここ


その中では写楽(齋藤十郎兵衛)は全身像が描けない男として描かれていました。なぜなら役者であったその男は、いたずら書きの延長で楽屋で筆を走らせていたのです。自分も役者であったからその顔の表情にはリアル。だけどなんとなく筆を走らせるだけだから顔しか描けない。これ、凄くわかります。

誰もが・・・とは言いませんが、漫画好きなら子供の時に好きな漫画家に似せて、ノートに落書きをした覚えのある人は多いと思います。その時顔ばかり描きませんでしたか。そしていざ全身を描こうとすると、バランスが難しくて、特に腕の長さとか、漫画って難しいんだなと痛感するのですね。上に書いた話は、あくまでも映画の話ですが、なんとなくよく出来たお話とは思いませんか。その映画は、「“写楽研究家"としても知られている俳優・フランキー堺が、企画総指揮に当たっている」と解説にもありましたとおり、色々と考えられて作られた物語だったと思います。

 

そして本題を元に戻すと、この映画のインパクトが強かったので、大首絵がなくなってすべて全身絵になった写楽二期の作品には、かなりの驚きがありました。だって上手いんですよ。歴史に名を残している絵師様に向かって「上手い」とは何事かと叱られそうですが、だって、あの夢にまで出てきそうな強烈な印象の一期作品である大首絵を見ていると、映画の物語に納得できてしまいそうな、奇妙で微妙なバランスの悪さを感じるのです。でもそれはわざとやっているようにも思え、なんだかそれが素敵なんですね。

映画では、何故全身の絵が描けるようになったのかはとんでもない裏話が用意されています。昔の映画ですがいつか見られることもあるかと思いますのでネタバレしませんが、二期の作品の分量を思うと、それは無理だなと思うのです。(それはと言うのは映画のお話)。と言う事は写楽は描きに描きまくりましたね。

と言うより、写楽の活動期間はわずか10ヶ月、その間に140の作品を残しました。一緒に行った友人が、「あり得ない」と言いました。

この時代のほかの絵師の人のお仕事量なんかも気になるところですが、およそ300日で140。ええ!?なんか凄くないですか。

 

日本の版画は、絵師、彫師、摺り師の分業です。だからこそ出来た事かもしれませんが、それにしてもほぼ二日で一枚描いているようなものでしょう。やっぱり凄すぎる。

 

一期から四期までの解説は「写楽展」HPに載っています。ご参考に。→ここです。

二期から四期まで、それぞれ感想がありますが、かなり妄想バージョンになってしまうので書かずにおこうと思います。書かないでおくとそのうち忘れてしまう事は間違いないのですが、ろくでもない事なのでそれでも良いやと思います。

ただ間違いがないことは、写楽と言ったら、一期の大首絵。やはり人々の記憶にある作品が写楽そのものだと思うのです。10ヶ月と言う短い活動期間であったけれど、彼が本当に輝いていたのは、寛政6年(1794年)5月、役者大首絵28図を一度に出版し、華やかにデビューを果たしたあの時・・・・。

 

写楽はその活動期間が短かった故に、謎めいていると言われています。

今では、彼は阿波の能役者である斎藤十郎兵衛であるという説が有力で、何故活動期間が短かったかと言うと、人気が無かったからとも言われています。

だけどそれでも、なんとなく「写楽」と言う名前には、何か隠されたドラマを感じてしまうのは、私だけでしょうか。

こちらも今月12日まで。お急ぎください。

 

買ったお土産。

 ふせん

 一筆箋。これはお仕事でよく使います。宿題メモを書くのですが、ローマ字勉強中の子供に「SHARAKU」は受けましたよ。

 毎度おなじみファイル「時は今しかない。」と言う戒めに買ったと友人に言いましたら、何を入れるのかと聞かれました。予定のメモの予定。まあ、コレクションと言うのは、人から見たら「無駄じゃ」と言うものが多いのは事実ですよね。

 


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レンブラント 光の探求/闇の誘惑

2011-06-09 01:57:36 | お出掛け日記

6月1日上野の国立西洋美術館で開催中の「レンブラント展」に行ってきました。

今回のテーマは「版画と絵画 天才が極めた明暗表現」

展示作品も多く見応えがありました。

この作品展に行きたいなと思ったのはNEWS ZEROアートミステリー「なぜ、レンブラントは版画にこだわったのか?」を見たからだと思います。彼の作品に存在する光と影。それが版画の中にも克明に現れていて、テレビで見ていても魅了されました。

レンブラントの手紙も日記も残っておらず、彼が版画にのめりこんだ理由は謎。その謎を追って彼の故郷のオランダを訪ね彼がたどった道を探るという企画番組でしたが、なかなか面白かったです。でも、実は私、ちゃんと最後まで見ていなかった様に思います。あるいは、飽きてしまった夫にチャンネルを変えられてしまったのか・・・


なぜなら、レンブラント展に行って、その彼の人生の片鱗に触れた時、とんでもない勘違いをしていた事に気がついたのでした。

「レンブラント」・・・・、名前がかっこいい。

でも良く考えてみると、この画家ほど私の今までの人生ですれ違ってもいない人は居なかったんじゃないかなと思うのです。彼の何の作品を知っているというのだろう。ほとんど、イヤまったく記憶がないのです。見栄を張らずに白状すべきでしょう。私は彼を知りませんでした。

もしかしたら過去に行った何かの展覧会の中に彼の作品も出展されていたかもしれませんが、記憶にないということは見ていないことと同じですね。

でも良いのです。今では見たし、知ったのですから。

だけど、私が上の述べたようにテレビの特集もちゃんと見ていなかったし、誤解していたと思ったのは、彼の人生の変遷を知ったからなんですね。

私が、番組を見ていて一番印象深かったのは、彼は画家でありながら経済的な事にも「やり手」だと感じた事です。

後世に名を残した画家の多くは生存中に名声を得て、生活の糧も十分に得た人。だけど半面また同じぐらいの多くの人は生存中は赤貧。そして死後、自分の絵が億と言う単位で売買されるなんて予想もつかなかった人たち。私はレンブラントは前者の人でお金の苦労なく芸術のために人生を生きた人なのだと思っていました。

だけど彼の人生も波乱万丈で、裕福であった妻を失うと立て続けにトラブルに合い、果ては破産してしまうのでした。

彼の人生はまるで映画のようです。イヤ、映画があっても可笑しくないですよ。それはこんなところなどを参考にしてください→こちら

 

ところで肝心の絵のお話です。

彼の自画像や肖像画などを見ていると、非常に「普通」と言う感じがします。この「普通」はもちろん凡庸と言う意味ではありません。人が自然体でいると思うのです。人が存在していたら普通に存在する光と影、それが気負いせず描かれています。故に普通に人が存在しているように感じるのですよね。

その光と影は油絵ばかりでなく版画にも、克明にそれが表現されていました。年配の人がルーペ持参で来ていて、作品に近寄りすぎ係員の人に注意されていたのも可笑しかったのですが、気持ちも分かります。陰影を色でではなく、線で出していく。素晴らしいですね。

トップ画像はチケットですが、彼の自画像です。

レンブラントは印刷する紙に拘り、洋紙の他に中国紙、そして和紙を用いました。今回の展示はその比較が面白かったです。後の見どころは、なんと言っても原版を見ることが出来るところでしょうか。

本当に細かくて、これだからあれかと納得です。

以下、展示してあった作品です。雰囲気のおすそ分けです。

  

   

 

12日まで。会期終了間近です。

 


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深大寺「鬼太郎茶屋」

2011-06-08 10:41:51 | お出掛け日記

武蔵小金井から三鷹に移動して、そこからバスで25分「深大寺」にやって来ました。「江戸東京たてもの園に行ってきました♪その3」の続きです。ホームページなんかを見るとバスで28分とか書いてあって、私も測ったわけではないので25分と書いているのですが、そんなにかかったとは思えません。もっと近かったように感じました。訪れる人も多いためか移動には不便がないように感じました。

ところで、昨年は朝ドラの「ゲゲゲの女房」に嵌って、毎日楽しみに見ていました。水木しげる氏や鬼太郎との想い出は結構、記事にしました。それらの記事は一番下に関連記事で載せてあります。ゲゲゲファンの皆様、お時間があるようでしたらお立ち寄りくださいません。でも鬼太郎ファンだからこの「鬼太郎茶屋」に来たかったのかと言うと、実はそうではないのです。

だけどやはり「ゲゲゲの女房」繋がりなのですが、昨年年末、松下奈緒さんのインタビューがありました。「ゲゲゲの女房」の総集編のときに放映されたものだったと思います。お話の内容はちょっと忘れてしまったのですが、その時の場所が此処だったのです。

↓、ちょっと下の画像の屋根の部分を手で押さえて隠してみてください。女性好みの凄く素敵な場所に思えませんか。深大寺と言ったらお蕎麦。蕎麦会席か何かの上品な感じのお店なのかと思ってしまいました。もちろんその後ネットで検索して、それは勘違いなのだと分かりましたが、テレビの映し方って素晴らしいですね。

綺麗なものはより美しく見せるコツがあるのですよね、きっと。

 

 

思っていたイメージとは違っていても、此処には来たいなと思うようになりました。朝ドラには、結構旅心を誘われます。今は「おひさま」の影響で安曇野に行きたい度が高いのですが、昨年はこの深大寺と境港。でも人生は短い。そう思うと境港には行けない予感。ならば深大寺くらいには行こうかなと思ったのです。で、どうせならやっぱり鬼太郎繋がりでと言う事で、やっぱり此処。

 

そして、此処、結構楽しいです。

 

此処ではおやつを頂く予定です。注文すると下のカードで呼ばれます。

 

 「さら小僧さま~・・」「あっ、ハイハイ。私たちだ。」

 目玉おやじのあんみつ。まだ黒蜜をかける前だから、「美味しそう~」とは言えないかも知れませんが、目玉おやじ、いましたねえ。

 それから、これ。ヌリカベの味噌おでん。これ、美味しかったです。母が、「この形に切っただけだ。」と妙な感心をしていました。たぶん、母は私たちが子供だったら、家でもやろうと考えたと思います。それは私も同じ。遣ってもね、もう喜ぶ年齢じゃないよのね、子供たち。こういう所ではしゃいで頂くのが、楽しいのですよね。

お庭には・・・

下のは、思わず「ゲゲゲの女房」、最終回を思い出してしまいませんか。「みんな、そんなところに居たんだ。」by奈緒

 

前の記事でも書きましたが、この日はあまり写真パチパチと言う気分ではなかった日。この「鬼太郎茶屋」の写真を撮ったら、なにげに満足してしまって、他の深大寺の写真がありません。今思うとがっかりです。なぜならこの門前町は活気があって凄く面白そうでしたよ。流石にあんみつと味噌おでんを頂いたら、お腹は一杯だったのですが、ダイエットは明日からってことにして、お団子やおせんべの食べ歩き、もう無理よ~とか言いながらお蕎麦も食べたかったりしたのだけど、いかんせん母と一緒。呆れられちゃうから、我慢してました。

それでもササッと深大寺を回り、ざっと門前の通りを歩き、結構楽しかったです。お蕎麦はお土産に買いました。

予定より1時間近く前のバスに乗り、今度は吉祥寺に出ました。駅前のルノワールで珈琲タイム。座るとジーンと疲れが出てきました。そして吉祥寺駅で解散です。

帰りは8時近くになってしまうかと思いましたが、早めに深大寺を切り上げたので、一日遊んだ割には7時前には帰りつくことが出来て、主婦的には良かったかな。

そう言えば、帰りのバスの中から「ジブリ美術館」が見えたり「井の頭公園」が見えたりしました。なんとなくワクワク。
「もう今年は近所をウロウロするんだ、私。」
もはや三鷹も吉祥寺も近所・・・・なんてね♪

関連記事
ゲゲゲつれづれ①」「ゲゲゲつれづれ②「ゲゲゲつれづれ③【ゲゲゲ鬼太郎妖怪城】」 「ゲゲゲつれづれ④【悪魔くんの映画で】」

つれづれゲゲゲ」「ゲゲゲ展に行ってきました。」


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江戸東京たてもの園に行って来ました♪その3

2011-06-07 06:48:12 | お出掛け日記

「その3」は「その2」の続きで、さらにその前に「その1」があります。

午後からの見学のメインは「その1」で載せた「子宝湯」と、この記事のトップ画像の「高橋是清邸」です。この画像の都合上先に説明してしまいますが、ここはラストにしみじみした気分で見学させていただきました。

高橋是清といえば、2.26事件の折殺害されました。そして、この二階がまさにその現場です。

なので内部の画像はないのですが、この日は空いていて、しみじみとした気分で神妙な気持ちで見学させていただきました。但し想像力過多の為、脳内映像甚だしく、階下に降りてきた時に姉に背中を叩いてもらいました。

が、霊感ばばあ、おっと、霊感の強い母や妹などは、この建物に入った時から気分が悪く、空気が重くて叶わなかったなどと申すものですから・・・・・・ああ、君たちとどこかに行くの面倒よ~~。

 

でもこの家、「百鬼夜行抄」の雰囲気、ありませんか。そう言えばあの漫画の続きはどうなっているのかしら。

 この日は暑かったものですから、こういう水のシーンは良いですね。

 

 

 

 表の玄関は、こんな感じ。

と言うわけでラストに見学したところを書きましたが、西ゾーンを後にしてスタコラさっさと目指したのは下の蔵。ここの二階はレストランなのです。ここでみんなでランチ。私は月見うどんを頂きました。

東ゾーンはこういう古き商店街が中心です。

 

  

 

風情があって良いですよね。

  

下のは「仕立て屋さん」、柳の木と凄く似合っていて良いな。

奥の風景は、気がつかない振りでお願いします・。と言うか、家に帰ってからその横がこうなっている事に気がつきました。

懐かしい~・・・と感じるのは、こういう風景。何がって言うと、ゴミ箱が。子供の時の微かな記憶をたどれば、こういうのがありましたよ。

「江戸東京たてもの園」は小金井公園の中にあります。

緑に覆われた公園。でもこの公園、よく見ると桜だらけ。と言う事は春はとっても綺麗なんでしょうね。

この場所(この公園も含めて)には、また季節を変えて来てみたいと思いました。貸し自転車なんかもあるみたいですよ。

 

 

 

と言うわけで、「江戸東京たてもの園」の写真日記的お出掛け日記は終わりです。
この後は武蔵小金井駅へバスで戻り、そこから三鷹に戻り、バスで約25分(寝ていたのでもっと早く感じました)、深大寺に向かいました。

ちなみにこの日の「江戸東京たてもの園」での滞在時間はおよそ3時間とちょっと。もっとゆっくり見ようと思ったらもう少し時間が掛かります。かき氷なんかも食べて半日コース、スケッチブック片手に一日コースと言うのも楽しいですね。何度か訪れてゆっくり見る必要のない方は、お散歩気分で1時間ぐらいかもしれません。

 

 


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「JIN-仁」第八話

2011-06-06 02:15:46 | テレビ・ラジオ

さっきブログ書いたのですが、どさくさにまぎれてもうひとつ。15分で書いて、そして寝ます。

今日の「仁」も良かったですね。てっきり予告編で、野風さんが「おさらばえ」になってしまうのかと思いました。

だって麻酔なしの切腹手術ですよ。お腹を切って、そこを広げて、・・・きゃああ

そしてまたなかの子宮を切って、またそこを広げて中のものを引きずり出すんですよ~~・・・ぎゃあああって叫びたくなりませんでしたか。

もう目がしょぼしょぼしちゃいましたよ。

実は私は二人とも帝王切開で子供を産んでいるんです。

あんた、これ以外と楽じゃないのよ。って、誰に言ってるんですかね。

でもね、それでなのか、興味があって昔調べた事があるんですよ。戦前のお腹の切り方とか。

そしてね、恐ろしい事に戦時中は、麻酔はみんな兵隊さんのものだったのですよ。で、やむなく帝王切開になってしまった時、麻酔ナシって結構本当にあったらしいですよ。その資料か何かを読んだ時、「ああ、今で本当に良かった。」って思ったのですよ。ショックで死んでしまいますよ、本当に。

野風さんが助かって本当に良かったですね♪

そして咲様は、本当に天使のような人。

咲さんが赤ちゃんのお尻を「泣きなさい。」と叩くところは、こちらが泣けましたよ。あの赤ちゃんが次に出てきたときには、空気吸って膨らんだのかと思うくらい大きかったのには驚きましたが、許してあげる・・・・←上から目線。

 

前作の「仁」の間に「龍馬伝」があったのは、私にとっては幸いでした。

だって、「容堂公が~~」と言うシーンがあると、ああ、あそこだなと思い、二条城でと聞けば、私の後藤さまが頑張ったところねと思い実際にはこのドラマの竜馬は飛びまわってないのに、脳内保管が出来てしまっているわけ。

「龍馬伝」を見ていなかったら、大政奉還までの流れと竜馬の働きが、さっぱり分からなかったと思うのですよ。

でも「龍馬伝」のお陰でよーく分かる。

そして次回はいよいよ・・・

楽しみです。しっかりお昼寝して気合を入れてみる予定です。

ではまたね。

あっ、「江」も次回は向井君登場。それはちょっと楽しみでもあります・・・・・・・・・が・・・・・・・・。


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