森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

初秋の旅「上高地/明神一之池」

2016-10-12 01:14:36 | お出掛け日記

 

一緒に行った星子さんが「ヤバイ」と言う言葉を連発していました。もうちょっと先の風景に対して言ったのですが、訳しますと(訳がいるのか!?)、「非常に素晴らしい」と言う意味になります。

聞いていて、若いなあと思ってしまいました。私などの「ヤバイ」の使用法としましてはー。

「ちょっとヤバくない? いきなり寒くなって来て、これじゃ『秋深し』と言う日も近いのに、未だに『初秋の旅』とか書いているなんて・・・・。アー、ヤバイヤバイ。」と、このように使います。

実年齢は関係がなくて、「ヤバイ」の使用方法で若さの感覚がチェックできるかもですね。

えっ !? そんな美しくない言葉は使わないですって。

あっ、そうですね。

「すこぶるまずい状況に。」と言うべきなのかも知れません。

と言うわけですこぶるまずい状況になって来た初秋の旅「上高地/岳沢湿原を抜けて」の続きです。

 

明神池は穂高神社奥宮境内にある池なので拝観料が300円かかります。

私たち以外にも観光客は多数いました。だけどすべてのざわめきも飲み込んでしまうかのような風景がそこにはありました。

 

 

 

 

 

 

 

街がどんなに色づいて真っ赤な秋が来ようとも、もうしばらくはこの旅の記事は続きます。

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「ジェイソン・ボーン」を観てきました♪

2016-10-11 16:35:50 | 映画

このブログは2006年から始めたので、これの前作である

「ボーン・アルティメイタム」の感想は書いてありました。 ←リンクしています。

ボーンシリーズは本当にかっこ良いのですよ。前作3作のファンであるワタクシは、新作が出たらそりゃ行くでしょう。

ボーンの記憶が蘇り、トレッドストーン作戦が何だったのかと分かった後のお話なので、謎に対しての深みのようなものは欠けたかもしれませんが、これはこれで次の物語に繋がっているようで良かったです。

 

ポスターの「新章」と言うのが分かるような気がします。

 

これ、続編はありますよね。

 

しかし相変わらず最初から最後まで観客に休みを与えない作り方はサービス満点です。

私的には珈琲にミルクと砂糖を同時に素早く入れるおばさんが出て来て「おお~」と思うような休憩シーンがあっても良かったのですが(それって、このシリーズじゃなかったっけ ? ) 、アクションに次ぐアクションで少々疲れました~ !!

疲れるぐらい本当に休憩なしと言うことなんですよね。

 

最後に最強の男は孤独だなって私は強く感じてしまいました。

 「ボーン・アルティメイタム」の記事の時に頂いたコメントに

>主人公は陰を持つボーンですね。 助けてあげたい。 あれだけ頭良くて強いヒーローを助けてあげたいというのも 変なんですけど(汗)

と言うお言葉があるのですが、なんか頷けるなと今でも思います。

 

※ そう言えばその時にマット・デイモンの事を「サル顔のジミーちゃん似って言ってごめんね。」と言っていたあの方はお元気でいらっしゃるでしょうか。
長いシリーズ物は、いろいろな意味で歴史がありますよね。

 

それから、このインタビュー記事は面白かったのでリンクしておきますね。

→ 『ジェイソン・ボーン』ポール・グリーングラス監督が明かす、『ボーン』シリーズ復活の理由

と言うわけで、以下は少々のネタバレ感想です。

 

 

ニッキ―のハッカーシーンから、(この言い方好きじゃないけれど)フラグが立ってしまったなあと思いました。

いつだってボーンの味方だったニッキ―の退場は寂しく感じました。

ギリシアでの暴徒の中を走りぬくシーンから迫力がありましたね。

 

その逃げるのも追いかけるのも、関係のない所でずっと見続けているのって凄い事だし、映画を見ているものはある意味同じ視点のような気がしました。ちょっとだけドラマの実況のような気もしたりして・・・・。

 

ニッキ―が居なくなったことで、今回のヒロイン的な役割をCIAのヘザーなのかと思ったら、最後にとんでもない事が。

ヘザー、詰めが甘いのよって思いました。でもあれは彼女の本心なのかしら。

 

敵役の工作員…・じゃなかった、作戦員って言うのですね。その作戦員のバンサン・カッセルは好きな俳優さんです。

でも結構老けたななんて思ってしまった・・・^^

その最後の戦いが肉弾戦。どっちが持ちこたえるかで勝負が決まったような感じで、その前の派手なカーアクションの後にしては意外と地味で、しかも結構危なかったですよね。

 

他にも宇宙人ジョーンズのトミー・リー・ジョーンズもロバート・デューイCIA長官役で出演しています。今回の悪役。でもこの人も詰めが甘いんじゃないのかって思ってしまいましたが、この人との最後のシーンでもボーンはけっこう危なかったのですよね。

 

じゃあ、甘かったのはボーン? (笑)

 

ところでこの作品に続編があるんだなって思ったのは、最後まで見て、何も解決してないなと思ったからです。ニッキ―の遺言のような想いはまだ何も果たされていないですよね。

 

続編あるなら、それはそれで凄く楽しみです♪

 

 

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初秋の旅「上高地/岳沢湿原を抜けて」

2016-10-10 00:06:09 | お出掛け日記

青い空と山の美しさは分かりやすいと思います。

でも森・沼、また森と言うような風景は、私のように森が大好きと思う人でなければ、何処が良いのか分からないと言う方も中にはいらっしゃるのではないかと思います。

紅葉前の森のシーンではなおさらだと思います。

でもこの記事も、やっぱりそんな沼地の傍らを過ぎていく、そんな写真日記なんです。

 

そう言えば私のブログの書き込みタイムは、最近は真夜中が多いのですが、これのひとつ前の記事もやっぱり真夜中更新でした。

透き通った水辺や森の画像って影や光がいろいろなものに見えて、時には怖くなってしまったりすることはないですか。まさに昨日がそんな感じで、例えばこの光はどんなふうに差し込んでいてこんな風に見えるんだろうって思っても、元画像を大きく見たりして確認できませんでした。

それで昼間に拡大したりしてチェックを入れていたんですが・・・・・・。

やっぱり光と影、いろいろなものに見えます。

それとも本当に精霊とかが映り込んでしまう事もあるのかもしれませんね。

 

 

だけど森の精霊は擬人化などされずに、

森全体に宿っているんだよね。

 

 

 

 

 

私は意外と、下の写真のような風景が好きなんです。印象派の画家だったら、この切り取った風景をどんなふうに描くのでしょう。

 

 

そして日本画を描く人は、下のような風景をどんなふうに表現するのでしょうか。

 

 

そんな事を思いながら・・・・・と言うのは嘘で、そんな事を考えたのは、この記事を書いている時です。

歩いている時は、「綺麗だな」と「目的地まではまだなのか !?」を繰り返して思っていたのです。

そんな事を思いながら歩いていたら、とうとう目的地周辺まで来ました。←ナビか?

向うに見えるのは明神橋です。

 

と言うわけで、次回は「明神池」です。

 

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初秋の旅「上高地/水辺を歩く」

2016-10-09 01:53:08 | お出掛け日記

初秋の旅「上高地/岳沢湿原」の続きです。

ほんの少し水辺を離れても、すぐに次の沼などが現れる、そんな岳沢湿原だったように思います。

木の橋まで来たら写真撮影の順番待ちでした。

それで私は少し先に行きそこから水辺の風景を撮っていました。

 

光はキラキラと水もに反射して、そして水はとても澄んでいました。

 

 

下の画像は、何で汚い木と大地を写しているのかと言う所ですが、実は小さな沼を写しているのです。

 

 

そして人がいなくなってから、つまり順番がやって来て橋の上から撮った風景です。

ここは何気に写真スポットのようです。

 

 

でも私はちょっと外れた所からの風景も好きだなあ。

 

そして再び歩きはじめます。

テクテク

 

 

時にはこんな風景も。

テクテク

 

そして次の水辺の風景が現れるのでした。

 

山と森と沼。

同じように見えますが、見えている山も違うのですよ。

この記事の最初に見えているのは六百山だと思います。

下の画像で見えている山は・・・・・・

たぶん明神岳だと思います。

 

上高地ハイクの記事はまだ続きます♪


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初秋の旅「上高地/岳沢湿原」

2016-10-08 15:41:50 | お出掛け日記

初秋の旅「上高地は晴天なり」の続きです。

バスターミナルから河童橋に向けて歩き、そこを渡り、ハイテンションで歩いていた私たちですが、ふと地図に「湿原」とあった事を思い出しました。どんな湿原かしらとワクワクしながらいくと・・・・

 

ありましたよ~ !!!!

もしもこれで紅葉真っ盛りだったとしたら、美しさのあまり私は思わず手を合わせ何かに向かって祈ってしまったかもしれません。

やっぱり水辺の風景は良いものです。

 

写真日記です。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして水辺をちょっとだけ離れ、またテクテク歩きます。

 

 少し歩いていくと、またも美しい水辺の風景が・・・・・・。

 

ああ、なんて綺麗。

ああ、なんて、美しいの。

ああ、なんて素晴らしいの。

 

歩きながらそんな言葉を心の中で繰り返していたように思います。

やっぱり秋のハイキングは心と体に良いと思いますよ。

 

小出しになって申し訳ありません。

この続きはまた次回に。

 

  いかにハイテンションになっていても写真はせいぜいピース止まり。そーゆーところが昭和な女です^^

 

 

 

 

 

 


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夜のコスモス

2016-10-08 01:00:01 | 詩、小説

一生懸命やった努力が、ちっとも報われたように思えない時、

そんな時はいくらだってあるものさ。

 

ちょっと誰かに愚痴ってみたくて

言い訳の言葉を重ねて

余計に惨めな気持ちにもなったりするもんだ。

 

仕事の帰り道、

虫たちの声が美しく澄んでいるので

思わず耳を澄ましゆっくりと歩きたくなる公園の傍らを過ぎる時

コスモスたちのシルエットが目に映る。

 

凛と天に伸びたその姿は

なんて美しいのだろう。

光に代わって闇の時間になろうとも

同じように咲いている夜のコスモス。

 

ただひたすらひたむきに鳴いている虫たちは

私はここにいるのだと

共に生きるものへのメッセージを歌っているんだろう。

 

ああ、お前たち

ありがとう。

 

堂々と生きて行こう。

そんな平易な言葉が浮かんできたよ。

 

天に向かって咲くコスモスと

地で歌う虫たちの声を聴きながら

夜道を歩いて帰ります。

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初秋の旅「上高地は晴天なり」

2016-10-07 09:42:00 | お出掛け日記
 
日光浴ノート☆千手ヶ浜
疲れた時にはお日様にあたり日光浴をいたしましょう。心が疲れた時にも大好きなものの気の力に囲まれて癒すことも大事だと思います。私の場合は森の木々のささやき・水辺のせせらぎが、......
 

 上の囲みは昨年の10月6日に投稿したものです。

ちょうど今頃も秋の旅のお出掛け日記の事を書いていたんだなと、読み直してみました。

落ち着いた古い町並みも大好きだけれど、森の中山の中の風景も、本当に心がリフレッシュできるような気がしていいなあと思いました。

 

初秋の旅「高山の朝市と古い町並み」」の続きです。

 

今回の「初秋の旅」は9月の13,14日の旅なので紅葉などはまったく期待していなかったのですが、それでもやはりこちらは温度が違うのか、気の早いものたちがほんのちょっとだけ色づいていたのも嬉しかったです。

でも何よりも嬉しかったのは素晴らしいお天気だった事です。

 

前日の13日はちょっとだけ雨模様。小雨に濡れたり、または傘をさしたりもしました。その日の夜、翌日の荷物の事になりました。

「山の天気は怖いから一応傘も合羽も入れていくけれど、今までの傾向からすれば雨は大丈夫だと思うわ。」と、私は真顔で言った後、急におかしくなって笑ってしまいました。

「今までの傾向って言うのは、上高地のあれやこれや(年間の気象の傾向とか、予報とか)はまったく関係なくてね、私たちの旅の傾向ね。」

 

私たちの旅はいつも肝心な所では、雨には遠慮して頂いているのです。その傾向で分析すれば明日は晴れるだろうと言う結論に私の中ではなっていたのです。別の言葉で言うと、「根拠なし」。

でもお友達も「そうだね。」と納得。

お友達って、最近仲良くしていただいている私の旅仲間の星子さんと愛子さんですなのですが♡

 

B型人間の「傾向と対策会議」はこんなもんです。

 

でもその傾向による予測は大当たりで、14日は本当に素晴らしい晴天になったのでした。

添乗員さんが言うには、この日の天気予報では2つのサイトがまったく「晴れ」と「雨」と真逆な事を言っていたんですって。因みにこの日の東京は雨が降っていたんですよね。

 

私たちの晴れ女自慢はこれぐらいにしておきますね。

(次回の旅行の時には大雨かも知れないし・・・(^_^;)

 

本当に空も山も綺麗で私たちは大はしゃぎ。またも同じような画像が続きますが微妙に違います。

似たような画像が続くと言うのはそれだけで私たちがはしゃいでいるのだと伝わってしまうかもしれません。

バス停で降車した私たちは河童橋の方に向かいます。

 

 

河童橋です。

 

河童橋の上から見た風景です。

 

 

 

そして私たちはそこから竜神池方面に向かったのでした。

 

 

 

ボチボチと草紅葉・・・・。

上高地ハイク記事は少々続きます。

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初秋の旅「高山の朝市と古い町並み」

2016-10-05 02:03:44 | お出掛け日記

「初秋の旅『馬籠』」 の続きです。

 

1日目は『妻籠』『馬籠』に行って終了で、

2日目は8時に出発して高山の朝市に寄るのだとは把握していました。

ところがよることが出来たのは朝市だけではなくて、高山市内の古い町並みも歩くことが出来たのです。

それが出来るとは思っていなかったので、嬉しいサプライズでした。

 

 

高山の古い町並みは素敵です。

 

ちょっと遠くにお掃除をしている若い女性が見えるでしょう。

私たち、この方とは思わずお話をしてしまいました。

だって毎日あの屋根のところもああしてお掃除するのですって。

そうやって古い町並みは守られているんだなって、

しみじみとしました。

 

 

街並みが綺麗なのは、さりげなく置かれている花が皆同じだったりするなどの気配りがあるからかもしれません。

 

この街では赤いアサガオなんか一輪も咲いていないんです。皆この青いアサガオ。

それが家々によって個性豊かに弦を巻き付かせていて見事なんです。

 

 

そして朝市です。

 

 

 

 

この朝市は高山陣屋の前で開かれていたものです。

試食したリンゴなどは皆美味しかったのに、

帰りの荷物の事を考えて、いつもの私らしくなく財布のひもが固くなってしまいました。

 

 

・・・・・、やっぱり買えば良かったかな?

 

と言うわけで、次は一番の目的地である上高地に向かいました。

 

 

 

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秋と言えども猫洗い

2016-10-04 17:30:52 | 梢は歌う(日記)

最近は本当に雨ばっかりで嫌になってしまいますね。

だからたまの晴れ間は貴重です。

今日も夏日が戻って来て暑かったのですが、2日の日も晴れました。

 

我が家ではその2日に猫たちを洗いました。

 

 

猫のくせに濡れ鼠とはこれ如何に。

 

 

 

だけれど今、二匹はモフモフさん。

なんでママちゃんは、やたらナゼナゼしに来るのってきっと思っている事でしょう。

 

 

その猫を洗っている最中に義母から電話があって夕飯のお誘いを受けました。

夫は猫を洗い、私はお風呂場の外でタオルを持って待機中。

折り返しお電話をしました。

近所の美味しい中華屋さんでご馳走をしてくれました。

二匹も猫を飼ってることに良い顔をしていない義母の事などすっかり忘れて、その夕食時には夫は二匹の猫を洗った時の様子を嬉しそうに話すので、私はハラハラしました。

 

興味のない義母はまったく聞いていません。

なーんとなくかみ合わない会話の時間がありましたが、お料理は皆美味しかったです。

義母からはなんとなく疲れたという雰囲気が漂ってきました。義母は年齢もいっているので心配です。

 

私も夫殿が毎日家にいると、これと言って問題はないのですが、リズムが狂ってしまったのかいろいろ不調です。

昨日の3日は少々微熱ありです。

でも夜までにその熱を下げてバイトには行きました。

頑張りましたが、結果が目に見えてくるまでにはまだまだ時間がかかるなと言うお仕事でした。

 

心地良い虫たちの鳴き声を聞きながら帰ってきました。

そして今日は、半日で終わる家事を一日かけてやっていました。

 

秋の初めは夏の疲れが出そうです。

 

皆様もお気を付けて。

 

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ちょっとシュールな田楽屋さん。

2016-10-04 02:09:59 | 梢は歌う(日記)

私にはまだ孫がいない。

そろそろ欲しいなと思った所で、こればっかりはどうしようもない。

 

姉との電話のその向こうで

可愛い声が聞こえてきた。

 

「いらっしゃいませ。」

又姪ちゃんがお店屋さんごっこを始めたらしい。

確かあの子は3歳か4歳、既に不正確・・・^^

 

「田楽屋でございます。」

ー はいっ!??-

「今、田楽屋って聞こえてきたんだけれど。」と

私は姉に聞く。

「そうらしいよ。」

「お花屋さんとかお菓子屋さんとかじゃなくて?」

「好きなんじゃないの。味噌おでんとか。」

― そーゆもんなのかい? ー

 

「じゃあ、一本くださいって言ってください。お味噌多めにね。」とまた私は電話口で姉に言う。

姉は喜んで

「ねえ、おばちゃんが一本欲しいって。」と小さな彼女に伝えると

「ありがとうございます。こちらはポイントカードでございます。」と又姪ちゃんははっきりした声で言う。

「ポイントがたまりますとプレゼントがあります。」

 

― うっしゃあ、おもしろ~。今時のお子様、おそるべしだね。-

「しかし肝心の田楽はどうしたんだろうか。それについては何もないな。」

 

思わず妄想。

注文すると、商品は出てこなくてポイントだけ貯まるお店。

― やったー ! ポイントがたまった。プレゼントでやっと田楽が食べられるよ~。-

お店の人が言う。

― おめでとうございます。ポイントがたまったのでさらにポイントのプレゼントを差し上げます。-

―うわあ、こんなにポイントがたまったわ~。うれぴぃ~。 -

 

な、わけないな。

 

だけど保険の書き換えの時なんか、ちょっとこれに似ているような錯覚がするな。

 

「プレゼントは・・・・・。」

又姪ちゃんの可愛い声。

なんて言ったのだったかな。意外とまともな普通の物だった。

子供っていろいろな事をよく見て観察しているんだよね。

 

ああ、やっぱり孫は可愛いな。

欲しいなって思うけれど、こればっかりはどうしようもない。

 

しょうがないから猫でもかわいがろうっと。

 

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