このブログは2006年から始めたので、これの前作である
「ボーン・アルティメイタム」の感想は書いてありました。 ←リンクしています。
ボーンシリーズは本当にかっこ良いのですよ。前作3作のファンであるワタクシは、新作が出たらそりゃ行くでしょう。
ボーンの記憶が蘇り、トレッドストーン作戦が何だったのかと分かった後のお話なので、謎に対しての深みのようなものは欠けたかもしれませんが、これはこれで次の物語に繋がっているようで良かったです。
ポスターの「新章」と言うのが分かるような気がします。
これ、続編はありますよね。
しかし相変わらず最初から最後まで観客に休みを与えない作り方はサービス満点です。
私的には珈琲にミルクと砂糖を同時に素早く入れるおばさんが出て来て「おお~」と思うような休憩シーンがあっても良かったのですが(それって、このシリーズじゃなかったっけ ? ) 、アクションに次ぐアクションで少々疲れました~ !!
疲れるぐらい本当に休憩なしと言うことなんですよね。
最後に最強の男は孤独だなって私は強く感じてしまいました。
「ボーン・アルティメイタム」の記事の時に頂いたコメントに
>主人公は陰を持つボーンですね。 助けてあげたい。 あれだけ頭良くて強いヒーローを助けてあげたいというのも 変なんですけど(汗)
と言うお言葉があるのですが、なんか頷けるなと今でも思います。
※ そう言えばその時にマット・デイモンの事を「サル顔のジミーちゃん似って言ってごめんね。」と言っていたあの方はお元気でいらっしゃるでしょうか。
長いシリーズ物は、いろいろな意味で歴史がありますよね。
それから、このインタビュー記事は面白かったのでリンクしておきますね。
→ 『ジェイソン・ボーン』ポール・グリーングラス監督が明かす、『ボーン』シリーズ復活の理由
と言うわけで、以下は少々のネタバレ感想です。
ニッキ―のハッカーシーンから、(この言い方好きじゃないけれど)フラグが立ってしまったなあと思いました。
いつだってボーンの味方だったニッキ―の退場は寂しく感じました。
ギリシアでの暴徒の中を走りぬくシーンから迫力がありましたね。
その逃げるのも追いかけるのも、関係のない所でずっと見続けているのって凄い事だし、映画を見ているものはある意味同じ視点のような気がしました。ちょっとだけドラマの実況のような気もしたりして・・・・。
ニッキ―が居なくなったことで、今回のヒロイン的な役割をCIAのヘザーなのかと思ったら、最後にとんでもない事が。
ヘザー、詰めが甘いのよって思いました。でもあれは彼女の本心なのかしら。
敵役の工作員…・じゃなかった、作戦員って言うのですね。その作戦員のバンサン・カッセルは好きな俳優さんです。
でも結構老けたななんて思ってしまった・・・^^
その最後の戦いが肉弾戦。どっちが持ちこたえるかで勝負が決まったような感じで、その前の派手なカーアクションの後にしては意外と地味で、しかも結構危なかったですよね。
他にも宇宙人ジョーンズのトミー・リー・ジョーンズもロバート・デューイCIA長官役で出演しています。今回の悪役。でもこの人も詰めが甘いんじゃないのかって思ってしまいましたが、この人との最後のシーンでもボーンはけっこう危なかったのですよね。
じゃあ、甘かったのはボーン? (笑)
ところでこの作品に続編があるんだなって思ったのは、最後まで見て、何も解決してないなと思ったからです。ニッキ―の遺言のような想いはまだ何も果たされていないですよね。
続編あるなら、それはそれで凄く楽しみです♪