ようやく日曜日に見る事が出来なかった前半を見ましたので、かなり遅れましたが第1話の感想を書こうと思います。
またシーズン15もよろしくお願いいたします。
初回スタートは視聴率は15.5。
確かにいつの間にかテレ朝の看板番組になってしまった『相棒』的には、高くないスタートなのかも知れないけれど、だから何って感じもしますよね。テレビ離れの昨今、かなり面白いドラマでも二ケタいかない番組がたくさんあると言うのに。
それにすぐ、こういう数字が出ると「反町隆史降板説・・・・」みたいなことをネット記者さんは言うのですよね。
ほーんと、やだわ、そういうのって。
シーズン5と同じ数字で低発進なんだそうだけれど、シーズン5は全体的に視聴率は振るわなかったみたい。新年なんか13.8なんだけれど、シナリオが今じゃ押しも押されぬ古沢良太さんで作品はかなり面白かった「バベルの塔」ですよ。そればかりじゃなくてシーズン5はどれもこれも面白い作品ばっかしだったと思いますよ。こういう数字を見ると本当に視聴率って何だろうって本当に思ってしまうのですよね。
だいたい15までシリーズが続いている事が、その時点で素晴らしい事だって、私は思います。
とは言ってもつまらなくなってしまっては元も子もない事で、今シーズンもいろいろとチャレンジして私たちを楽しませていただきたいものです。
だからと言うわけではないけれど、シーズン15は「シン・相棒」って感じが漂ってました。
いや、ナニね。「シン」は「新」で良いのだけれど、私のPC、今「しん」って打つと真っ先にこれになるのです。じゃ、いいか、この方がかっこいいからって「シン・相棒」。
仲間さんは新相棒にはならなかったけれど、総務部広報課の広報課長として、新レギュラーとしてのポジションを得ましたね。そして彼女の背景にある秘密も今度の「相棒」の裏テーマになっていくみたい。
それともう一つ。
「警察嫌い」で出てきた彼、青木敏男はサイバーセキュリティ―対策本部の(ふぅ。一回で打てたわ。長いカタカナ言葉苦手。)特別捜査官として再登場。彼は絶対にまた出てくると思っていたけれど、まさかのレギュラー入りとは、びっくりぽんや。←もう、古い !!
米沢さんが去って、今度から情報は彼に聞けって所なんだけれど、彼は杉下と亘に怨念を・・・・・
あっ、なんかな、なんか←今はこれよね。朝ドラ見てる?
「怨念」と書くと、どうしても「怨念がおんねん。」って言いたくならない ?
そ、それはともかく、この青木って言うのは相当頭のいい人なんですよね。右京とのチェスのシーンでそれを描いていると言うわけですね。
忠犬だった米沢さんとは違う情報担当、いろいろと使えそうですね。
彼は副総監の衣笠の強力なコネがあったみたいなのですが、この二人の関係もなんかありそうですね。
衣笠がカイトパパ(敢えて言ってみました。)の峯秋に
「ご子息の事ではとんでもない事に・・・」のような、ことを言ったじゃないですか。
峯秋にとっては触れて欲しくない事だし、それに触れるって事は傷口に塩を塗るようなもの。衣笠は今の段階ではそういう人なんですよね。
ただ私、この「ご子息」と言うのは、なんか暗示のように感じたのですよね。
まったく関係ないかもしれませんが、後出しじゃんけんは嫌なので、一応書いておきますね。
青木が半端じゃない警察嫌いなのは、理由があるはずなのですから。
そして本編の感想ですが、今回は「シン・相棒」の全体観を見せるための回であって、スペシャルにふさわしいような事件ではなかったように思います。内容よりもゲストの山本陽子さんの役が、なんとなく気の毒に感じてしまいました。
年齢的には問題がなくても、もっとお綺麗な役で登場してもらいたかったなあ。
もしくはトヨ(山本陽子)の怪しさをもっと前面に出して欲しかったかもしれません。
だけどこのお話自体は、あまり嫌いではありません。
守ると言うことは、その罪から逃してあげる事ではなかったのですね。
重ねてしまった罪の重さに耐えられずに来栖初恵(小野ゆり子)は・・・・・。
こんな結末になってしまっては、もしトヨに本当に人を呪い殺す力があったならば、右京はちょっと危ないんじゃないかなって思いました。
社と甲斐峯秋の尽力があって、無事に(?)特命係に戻って来た亘。
名札が音を立てて掛けられました。
このシーンが良かった !
こういう細かい演出は大事な事だよなって、本当に思います。
と言うわけで、第二話はもう明日ですね。