<ネタバレして書いています。再放送時などにはお気をつけてね。>
ドラマの途中で、思わずワタクシ言ってしまいました。
「ねえ、この人、ここまでやっちゃって誤診だったらどうするんだろう?」
すると夫殿が答えました。
「だったらその方が良いじゃん。」
そーだよね。
とんでもない事をやっちゃったとしても、生きている方が良いんだよね。
たとえホストクラブで一晩で500万を使ってしまっても、背中に刺青を入れてしまっても、893から拳銃を買ってしまっても、そして・・・・
そう言えばこの落ちこぼれ生保の営業マンの谷中の罪状は何になるのかしら。
拳銃の不法所持、家宅侵入とか…でも殺人未遂ではないよね。
最後のオチは、途中で思った通りの展開になりました。
でも彼にはやり直すには充分だし、何もなかったと感じる今までの人生と比較しても、痛い代償はあったものの(かなり大きいですよね。)この数日間の大冒険で得た事はこれからの生きる支えになるに違いありません。
今回のお話は、ゲストの石井さんのキャラも生きていて、ああなったからこうなったと言うような部分も丁寧に描かれていて良かったし面白かったです。
流れ的に『相棒』なのに崖に行くんだと、ちょっと笑ってしまいましたが、その崖の使い方も良かったですね。
この崖で死ぬことを思いとどまったと言うだけでこの崖を大切にしている人たちの為になったと、右京は谷中に諭します。
凄く素敵な海の風景ー。
きっとこの風景を愛している人たちはたくさんいますよね。
夫も
「この崖、何処なんだろう。」と言っていました。
エンディングをもう一回見たら分かるかしら。
ところで今回のシナリオは櫻井さん・・・・。
よく見たら、お名前がいつもの櫻井武晴さんじゃなかったです。
櫻井智也さんでした。
新しい方だなと思って検索したら、ツイッターやっていましたよ。
「ああなってこうなって」という流れが丁寧なシナリオは好きです・・・・って、さっきも書いたね (^_^;)
なんで名刺がくしゃくしゃだったのかというさりげないエピも良かったです。
ところで余命宣告などを受けてしまって
「今までしたくても出来なかったことをやろう」と思い至った場合、自分は何をするんだろうなってちょっと考えてしまいました。
今回のあらすじは→ここ
(そう言えば櫻井武晴さんは『相棒』ではとんとお見かけしなくなっていますよね。)