森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「カタクリ群生地」まで小さな旅気分♪

2017-04-16 01:41:52 | お出掛け日記

かなり昔になってしまいましたが、以前は体力だけが勝負と言う内容のパートのお仕事をしていました。そこでは仲良くなった人たちとバスパックツアーも含めてどれだけお出掛けしたことか分かりません。ただみんなとのお休みの調整と花の都合とがうまく合うかは運次第と言う所だったのです。

「まだ咲いていない」「もう終わってしまった」なんて事はよくある事だったのです。

その中でまったく咲いていなかったカタクリの花と言う記憶が曖昧にあって、いったいどこに行ったのかもさえ覚えていないのですが、ただ貰えなかった飴玉のような記憶が残ってしまっていたのでした。

この季節、いろいろな花の画像のプレゼントをネットの窓から頂きますが、その中のカタクリは、私には縁のないような気がして寂しく思っていたのです。

 

ところが、いつも楽しく記事を読まさせていただいているすぎ様のブログで

「柏 逆井かたくりの群生地 カタクリの花 満開」

と言う記事がアップされました。

「やだ、もう。逆井なんか近所じゃん。」

と言っても家から1時間弱はかかったのですから、近所と言うわけでもないのですが、こんな近くにそんな所があったなんて、知らないにも程があると思ってしまいました。

 

いえいえ、知らない事なんかまだまだいっぱいあるのですよね。

と言うわけで、いそいそと出掛けてまいりました。

 

逆井駅のホームには、このような看板が出ていました。

 

 

駅を降りたら、ずっと矢印に沿っていけばたどり着けることになっています。

 

 

 

 

ここはすみれも綺麗に咲いているんです。

風が木々を揺らして、さざめく梢の音も心地よかったです。

この丘には足を踏み入れることは出来ません。

柵のこちら側からその愛らしさを愛でるだけです。

でもだからこそ、この自然のカタクリの群生地が存在しているのかも知れませんね。

 

こんなものも・・・

えーとなになに ?

「房総の魅力500選」、そんなのがあるんだ !

面白い事って、なんとなく連鎖していくように思います。

 

 

帰り道・・・。

菜の花ってなんで、もの悲しさを感じさせるのでしょうか。

そんな感覚、私だけかな。

いや、違うはず。

じゃなかったらあの「いちめんの菜の花」って言う詩なんか出来っこないですものね。

 

行く春に

「そんなに急いで行かないで。」と言いたくなってしまうからでしょうか。

 

 

家からは近いと言っても、逆井はほとんど知らない町でした。

そんな町に降り立って、知らない道を歩く。

それだけで小さな旅気分になれた楽しい一日でした。

 

 

 

※ カタクリの群生地、教えてくださってありがとうございました。

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まだまだ桜です♪

2017-04-15 16:46:33 | お散歩&写真日記
 
まだまだ桜♪
先週、誕生日だったルート君。でもその時には何もしてあげられませんでした。それで今日は彼は平日休みだったので、二人でランチに行ってきました。 柏の葉キャンパスのララポート......
 

【上の囲みは昨年の4月13日に投稿したものです。】

昨年の13日も平日休みのルート君とランチに出掛けたようです。しかも誕生日のお祝いの代わりのランチでちょっとリッチなものになりました。この時のランチが下見になって、9月の夫の還暦&リタイア祝いの場所に決めたと言う流れに繋がっていったのでした。

今年も平日休みの彼とランチに行きました。ちょっとずれて12日の水曜日に行ったのでしたが、今年は誕生日のお祝いに彼のリクエストご飯を作りましたので、リッチなランチではありませんでした。

ところで彼のリクエストランチってなんだったと思いますか ?

それがラーメンだったのですよ。

美味しいお店のラーメンも美味しいけれど、自分の家で作るラーメンも野菜がいっぱいで美味しいのですよね。

家族三人で湯気のあがる丼を抱え、ふぅふぅ言いながら食べていると、決まって一人離れて暮らすあの子はどうしているだろうって私はいつも思ってしまいます。ひとり暮らしを楽しんでいるみたいだから良いのだけれど、こんな風に同じものを食べる家族の時間って、本当にささやかだけれど幸せな時間だったのだと思います。

 

そして12日にルート君とのランチは彼が行った事がないと言うのでコメダに行きました。彼はミックスサンドイッチで、私は

 ハンバーガーでした。

これ、凄く大きいのです。そして美味しいのですよ。もちろん、ミニですがシロノワールも半分こにして頂きました。

 

その帰りに車の中で見た風景は、新緑の緑と混ざったピンクが可愛らしい桜並木。

「咲いた !! と思ったら散ってしまったな。桜の完璧なる姿を見るのは難しいな。」とルート君。

 

花は咲きつつ先に咲いたものから散るのですから、完璧なる満開なんてあり得るわけがない事だと思います。

でもきっと心のどこかでは、いつもそんなものを求めている、そんな部分があるんじゃないかしら。あり得ないものを求めるがゆえに、心の中のある部分はいつも寂しさや満たされないものを感じているとかあるんじゃないかしら。もちろんこれ、桜の話ではないですね。

 

だけれど14日の金曜日、完璧ではない桜の美しさを再確認したくて、一人で桜花見のひとり散歩に行ってきました。

今年はやっぱりさき始めが遅かったので、まだまだ咲き誇っていました。もちろん遅咲きの桜は今が盛りです。

以下はずっと桜画像です。

これでもかって載せました。

 

 

 

おとうさん、あのね。

私、桜の花を見るたびに

「今年の桜を見る事が出来ても、来年の桜は見ることは出来ません。」と言ったあなたの言葉を思い出しますよ。

おとうさん、あのね。

私、来年の桜も必ず見るよ。絶対に見るよ。

そしてあなたの事を思いだすね、来年も。

 


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「ありがとう」と伝えて

2017-04-14 22:45:54 | 梢は歌う(日記)
 
自由が丘散策日記
  今日、4月11日は姉妹四人で自由が丘に集合してランチ&自由が丘のミニ散歩をしてきました。  たぶんほんの数日前は、見事な桜の通りだったと思いますが、すっかりと緑のス......
 

 

上の囲みは昨年の4月12日に投稿したものです。昨年の11日には東京の自由が丘の桜たちはすっかり緑色に変わっていたのです。

少々、うちの地域の方が遅めかもしれません。

それに今年は咲くのも遅れたようなので、散り始めてしまったものの、まだまだ楽しめるように思います。

それに緑混じりの桜だって、それはそれで美しいと私は思うのです。

 

冬の寒さに慣れてしまうと、「春」の季節の喜びを忘れてしまいます。不思議な事に毎年毎年忘れてしまうのです。

そしてまだ少しも暖かさなど感じないのに、暦の上だけの春を告げられても「春」を思い出したり感じたりすることは出来ません。

そんな私に春を告げてくれるのは花たちなのです。

 

季節が廻れば花が咲くー。

 

春がやってきたら、私は花を咲かせましょう。

一体いつ誰に花たちは約束したのでしょうか。

春がやってきたら、私はこのような姿を見せましょう。

それは当たり前の事ですか。

 

不思議不思議の世界の中で

何もわからないまま、私は幸せのおすそ分けを貰っているのです。

 

「ありがとう。」

私はそっと花たちを見上げて言うのでした。

 

 

「ありがとう。」

その言葉は、つい最近もある女性に心の中で言ったばかりです。

少女の時からずっと見守っていました。それは私ばかりでなく大勢の人もそうだったと思います。

応援し見守っていたけれど、本当はたくさんの想い出と勇気をくれていたのです。

 

私は真央ちゃんと聞くと、やっぱりあのソチでの演技を思い出してしまいます。

そう思っていたら、彼女自身も会見の時にそう言っていたので思わず頷いてしまいました。

「記録よりも記憶」と言う言葉がありますが、あの演技こそまさにそれだったと思います。

 

ソチのオリンピックの記事は→「 感動をありがとう♪ 」なのですが、

その中の真央ちゃんの事を書いた部分です。

>『 朝、寝ていた私の耳に、先に起きていた夫がつけていたテレビから真央ちゃんの名前が出たときに、目がぱちりと覚めました。

そしてムクリと起き、真央ちゃんが最初のトリプルアクセルを綺麗に着地した時に、すぅーっと涙がこぼれました。

なんたってパチリ、ムクリですから、布団の中。

しかもパチリ・ムクリ・スゥーですから、起きた途端に泣いていたというわけなのです。

本当に感激しました、その演技に。

彼女の演技を見た世界中の人が感動してくれたと思っても、そんなには間違っていないと思いました。

メダルを目指すことには意味があっても、取れなかったからと言って、意味がないものなんかないとしみじみ思います。

SPのジャンプがことごとく失敗して16位スタートだった真央ちゃん。
直後のインタビューで「まだ何もわからない」と放心状態だったのが印象的でした。そんな状態からたった一日で自分の気持ちを復活させ会心の演技をしたのですから、いかに世界中からの応援に支えられたからと言って、彼女自身の強い精神力には脱帽です。』


同じ時代の船に共に乗り合わせた幸せに、私は「ありがとう」と言いたいと思います。





※ 「リバース」、見ています。

竜也さん、可愛すぎる。でもドキドキする・・・・。

 

 

 

 


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「ノラ牛・ノラロバ・ノラ豚」

2017-04-13 08:52:08 | インド旅行記

すっかりこんこんと日常に追われて、中途半端になっていたインド旅行記を続けて書いていきたい…いや、続けては難しいかも。なんたって、今は花を追いかけたい、そんな気分でもあるわけですから。

だけど次から次へと毎日は過ぎていき、今ちょっとだけ頑張らないと、そのうち「いつの~?」と言う話にもなりかねません。

後少々、お付き合いくだされば幸いです。

 

※          ※         ※

 

アグラを後にする時、私は星子さんに言いました。

「新しい早口言葉を思いついたわ。『ノラ牛ノラロバノラ豚』、ハイ三回言ってみましょう・・! 」

「ノラウシのらろろろ・・・・、一回も言えないわ。」

私はにんまり。これ慣れないと結構難しいのです。

 

その前日の夕食時、私は愛子さんに

「さすがにインドよね。ノラ牛は分かるよ。でもノラロバが居たのには吃驚よね。」と言いました。

でも言ってから急におかしさがこみ上げてきてもう一回言ってみました。

「のらろば !!」

なんかオカシイ~。

そう言いながらニヤニヤしたら、広いテーブルで相席になった若い女性が、吹き出すのを我慢する表情をしたのです。

ー おっ、受けた♪

この「若い女性が。」と言うのが私的ポイントです。調子に乗って

「しかも言いづらい。」と言うと、テーブルの向こうで彼女がうんうんと頷くではないですか。

微笑みは世界を繋ぐのですね。

その後私たちは食後の甘いデザートでは言葉も交わし楽しい一期一会の時間を持てたのです。

 

そして翌日の早朝のタージマハル見学の後、バスの中からその田舎町を見ていたら、外にはノラ豚が道端の草を食べていました。

「凄い !  ノラ豚までいるなんて。」と吃驚しました。

そしてこの「ノラ牛ノラロバノラ豚」と言う早口言葉が誕生したのでした。

 

インドにはいろいろな「ノラ」がいます。ノラ孔雀とかも。いえいえ、孔雀なんかはノラとは言わずに野生のと言った方が良いのかも知れませんね。

もちろん犬も噂通りたくさんいました。世の中には狂犬病と言う発病したら致死率100%の恐ろしい病気がありますから、野犬には気を付けろと言うのは本当の事だと思います。

ただ「ヤケン」と言うと、飢えた狼の親戚のようなイメージが湧きますが、私が見たインドの犬たちは皆穏やかな顔をしていました。しかも老犬が多かったです。彼らはいじめられた経験もなく極度に飢えた経験もないように見えました。だから自由に大人たちの間を縫ってゆっくり歩き、そして自分の好きな所で堂々と横たわっていたのだと思いました。

 

ノラ豚は私的にもかなりの衝撃でした。この地域は豚を忌み嫌うイスラム教の人が多い地域なのかと思いました。だけどよく分からないので家に帰ってから検索してみました。

それによると豚は何でも食べるから不衛生だと考えられていて、食べることを嫌っているらしいです。

ー なんでもガツガツ食べるから、つまり何を食べているか分からないからバッチィ…てことなのか…豚さん(ノД`)・゜・。

いやいや、食べられない方が幸せって事ですね。

 

残念ながら、ノラの牛もロバも豚の画像もありません。バスの窓にへばりついてみていたからです。

トップ画像は飼われている牛さんの画像です。肉は食べませんがミルクは飲むからですね。

 

そのバスの窓にへばりついて外を見ていた私は、ある事に気が付きました。

「ね、猫が一匹もいない !?」

これだけ動物が自然にウロウロしている街の中、猫がうろつかないわけがありません。目を皿のようにして探してみましたが、とうとう見かけることはなかったのでした。

なんでかとやっぱり検索です。

なんでもインドではネズミも神聖な生き物として見ているそうなのです。ネズミを捕る猫はペットとして人々に飼われることがなかったのだそうです。飼われなかった動物はノラになる事も出来ません。ゆえにインドには猫は居ないのだそうです。

(猫たちよ、それで良いのか。ガンダーラに行けばまだ見ぬ世界が待ってるのだ。なーんてね。)

 

 アグラの朝の街の風景・・・・。

 

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おんな城主直虎第14話「徳政令のゆくえ」

2017-04-12 15:27:14 | ドラマ (大河)

 遅ればせながら、毎回のタイトルが映画タイトルのパロディだって事にようやく気が付きました。前回のタイトル「城主はつらいよ」で
「なあに、これってまるで・・・・。あれっ、あれれ、、あれれれれ。」って、気が付いた次第。なんかタイトルは前から「これってまるで」と言うのが多くておかしいとは思っていたのですが。 もうこの件は知ってる人がいっぱいいました。遅いのよね、私・・・(^_^;)

 

まっ、感想も遅くなってしまったわけですがー。

 

だから今回のタイトルはは「告白の行方」からかな・・・なんて言う楽しみ方もありますよね。「真実の行方」だって言う方も。そのお話は知らないなと検索したら、大好きなエドワード・ノートンも出るリチャード・ギアの映画でした。「ゆくえ」のひらがなに拘るなら「青空のゆくえ」と言う青春映画もあるみたいで・・・・・って、なんかこんな楽しみ方は邪道のような。イヤおまけの楽しみ方と思えばいいのかしら。

だけどあの「赤ちゃんはまだか。」って内容もそのものだったそれの元ネタが分からなくて、それも検索。今時の検索機能って素晴らしいですよね。「まだか」で出て来てくれるのですもの。「田村はまだか」と言う小説もあるみたいだけれど、これは小説だし。nhkのドラマで「憲法はまだか」と言うのがあるらしい。ジェームズ三木シナリオで、なかなか面白かったみたいなんだけれど、ドラマもアリなのかと思ったら、訳が分からなくなるって感じもしてしまいます。

だいたい来週の「おんな城主対おんな大名」なんか、みんなパッと思い浮かぶものが違うんだろうなって思います。

私がパッと思い浮かんだのは「サンダ対ガイラ」。

知ってる?

これは知っていたら歳がばれそうなものですが、このジャンルではかなりの(昔レベルで)傑作で、お好きな方は年齢に関係なく知っていると思われるので、一概には年齢がばれると言う作品とは言えないかもしれませんね。

 

と、あまり本編とは関係のない長い前置きはこの辺で、今回の感想です。

今までの直虎の性格を思うと、きっとこんな風に終わるんだろうなと何気に予想はついていました。予想がついていたからと言っても、感動しなかったわけではありません。

そう言えば、宝塚のお芝居の感想にも、私は「ベタな」と言う言葉を使いました。この使い方間違えてないよなと言う意味で検索してみた所、「更に「ありきたり」という意味から派生して「面白くない」といった意味でも使われる。」とありまして、私の場合は「意味でも」の方は当てはまらないなと感じました。

人はそんなに予測が付くようなベタな展開を嫌うのかと言えば、そうではないんじゃないかと思います。サスペンスだとがっかりする場合もありますが、ドラマの予測または予想は、自分が思い描くドラマ展開で、ある意味理想&願望なのかも知れません。

 

放置されていた苗を植える事によって、隠れていた農民たちを引っ張り出すと言う直虎の作戦は、これをはっきりと口にして綺麗ごとで済ましてなかったところに好感が持てました。

アリがちな、これこそ「ベタな」情に訴える作戦と言うわけではなかったのですよね。

大切な事は、ちゃんと話を聞いてもらう事だったのだと思います。

話せば分かることが世の中にはたくさんあると思います。でも最初から敵対心の壁を作っていたり、自分たちの我だけを貫き通そうとか、またあるいは自分の非をいかに誤魔化そうとかで、確かに話し合いの場所が作られても、意味をなさない場合も多いかと思います。それでも、まずは同じ席について耳を澄ますことは大切な事なのですよね。

そしてその解決策と言うのも、目の前の事だけに終始せず三つ先ぐらいの事を考えていかなくてはならないと言う事なのですよね。

 

蜂前神社の禰宜は人心を掴む者は厄介だのような事を言いましたが、政次の
「知っている、ずっと昔から。」が心に残りました。

 

ところで今回は予想が付くと言う展開の他に、予想外の驚くべき展開がありましたね。

万策が尽きたように思えた直虎が、徳政令の書状をしたためようとした時に、いずこからか現れた亀。

「かめ~ !!!!」って吃驚しました。

亀が亀に姿を変えて、直虎を止めに来たって解釈で良いんですよね・・・・・ って、良いのか、それで ^^

しかもその亀、直虎の話かけに応えるように首を伸ばして・・・・

「亀が演技している~ !!」と、私の中ではかなりのハイテンションになってしまいました。

 

今時は、動物のプロダクションがあるって言うけれど、凄いな。演技出来る亀もいるのかってな感じ。

しかもこのシーンの少し前に、今まで見た事もないような子供の頭がちょっと映るじゃないですか。

「えっ、竜宮小僧って本当に出すわけ ?」と思っていた所にこれですよ。

 

ムムムって思いましたよ。

 

もしかしたらアレは、政次の甥の頭で、密かに蜂前神社に亀を放せと命を政次から受けていたのではないかと思ってしまったのです。

いまだに政次を信じたい私は、超常現象に対抗する大槻教授のように、そのシーンをいろいろと考えてしまったのでした。

だけど放された亀が丁度書状の上に来ると言うのも偶然過ぎますし、やっぱり亀(直親)が亀に姿を変えて来たと言う事にしましょうか。こういう話が好きな人は逆にたくさんいると思います。

 

因みに、これが猫だと書状の上に座ると言うのは偶然ではありません。

猫ってなんで、紙があったらその上に座るのが好きなんでしょうね。

 

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日比谷公園散歩

2017-04-11 12:55:09 | お散歩&写真日記

 

 

まだ8日土曜日のお話です。

有楽町ガード下のまんぷく食堂で遅い昼食をとった私たちは有楽町駅の前で別れました。

また今度、みんなで会うのはたぶん6月の旅行の時です。

「じゃあね、じゃあね。」と別れた後、私は一番下の妹と日比谷公園の中を散歩してから帰る事にしました。

 

森の中も好きだけれど、街の中の公園も大好きです。

ビルも美しくて花も美しい。

でも枯れた木もやっぱり美しくて、そしてそれらに勝って仲睦まじい人達は絵になるなあと思いました。

 

咲き乱れる公園の桜たち。

 

 

公園内にはいろいろな建物が建っています。

「フェリーチェガーデン」です。↓

結婚式をしていました。

良いですね。このような所での結婚式も。

 

「相棒」のロケでたびたび使われている、ご存知「日比谷茶廊」 ↓

 

日比谷公園内はちゃんと散策すると、見所がいっぱいです。

 

 

なにげに植えられている花たちにも目が行きます。

曇天時々小雨なので、花は下向き。

でも小雨の中の花にも風情があって、私はけっこう好きなんですよ。

 

 

 

こんな所も見つけました !!

ムスカリとチューリップ。

得した気分♪

 

 

 

 

あの橋を渡ったら、また何か違う何かを見つけられるんだろうな・・・・

 

 

そう思いながら、その手前を曲がって元来た道に戻る事にしました。

その時、この大木が目に入ってきました。

後ろに見えるのは、「松本楼」です。

 

この木の説明↓

 

「日比谷茶廊」と「松本楼」の前を通ったら、気になっていたのに未だに入った事のないお店の事を思い出しました。

それは「日比谷パークセンター」です。

…って言うか、そんな名前だったんだ、そこ。

お店の外観を撮って来るのを忘れました。

 

妹を誘ってお茶タイムです。

いちごのモンブラン。

 

 妹が頼んだゴマのモンブラン。

 

 中の雰囲気は思っていたような感じではなかったのですが、このケーキセットは美味しかったです。

妹が言いました。

「なんだかちょっと、小さな旅行に来たみたいね。」

 

 

えっ ?

なんですって !

記事は違うと言っても、

確かあなたたちは先ほど「まんぷく食堂」でかなりの量のお食事を取ったばかりじゃないのかって

思った人、いる !?

 

まあ、私はその夜のお食事は前日の残りのトン汁を頂いただけですからね。

(いや、その後、なんか食べたかも・・・(^_^;) )

だから、言うじゃないですか。

「ダイエットは明日から」ってね。

 

 

 ※ 先ほどココの地図を見ていたら、お店にしてもこの公園の半分しか制覇していない事が分かりました。

また行く楽しみが出来ました♪


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有楽町ガード下「まんぷく食堂」

2017-04-10 01:30:39 | 梢は歌う(日記)

4月8日の宝塚公演の後に、みんなで有楽町ガード下の「まんぷく食堂」に行きました。

ガード下のお店などは少し前までは、おじさま方の聖地で行こうなどと思わなかったと思います。

でも時代の変化はこのような所にも来ているんですね。

 

このレトロな雰囲気、私のツボにどんぴしゃりと嵌って、絶対に行きたいと思っていました。

 

 

雰囲気ばかりでなく、ネットで見た噂の卵焼き、美味しかったです。

 

 卵焼きが美味しかったので、ふと思い立ち、その日の夜にも家族の為に久しぶりに作ると、評判が良かったです。

男の人って卵焼きが好きな人が多いんじゃないかと、私は密かに思っています。

婚活女子よ、だし巻き卵の腕を磨きたまえ・・・なんちゃって^^

 

お食事もボリュームバッチシ。お肉も柔らかくて美味しかったですよ~。

 

外で、行ったメンバーで写真なんか撮ってしまいました。

みんなの写真を載せちゃって大丈夫かって言う所ですが、この写真大きくしても最初からボケています。

このガード下、結構人通りが多いんです。通る人に気を取られたのかボケてました。

だけどブログ用にはちょうどいいかも。

写した姉と、写っている母と私と妹たち。

いつかこんな事も良い想い出になってしまうのかしら。

 

 

このガード下の狭い道の隣にはちゃんとした道があるんですよ。でもこのガード下を通った方が楽しいんです。

だから通る人も多いのですね。

 

 

 

有楽町には美しいビルがたくさんあります。そのほんのすぐそばにあったレトロな空間、楽しみました。

 

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宝塚宙組公演『王妃の館 -Château de la Reine-』

2017-04-09 02:41:18 | 観劇・コンサート日記

今日4月8日、母と姉妹4人とで宝塚公演「『王妃の館 -Château de la Reine-』を観てまいりました。

宝塚公演は2012年に同じメンバーで行ってからほぼ5年ぶりです。

その時の記事は、【「宝塚星組公演ダンサセレナータ」を観て参りました】です。

その記事内にも書いてある事なんですが、お芝居好きの私にとっても宝塚はちょっと違う意味合いを持つ特別な舞台です。

 

>「あのね、私、おばあさんになっても、一年に一回ぐらいは宝塚の舞台を観て、ワクワクして心が踊るようなそんな女性でいたいと思ったの。」と言ったのでした。

そう言ったのは2000年の宝塚公演「『LUNA-月の伝言-』を観た後です。

あれから早くも17年も経ってしまいました。

そう、17年分も歳を取ってしまったのでした。

それでも私は思います。

やっぱり私はおばあさんになっても、宝塚の舞台を観て心が躍るような女性であり続けたいとー。

 

※         ※         ※   

 

浅田次郎原作の「王妃の館」は、なんと宝塚の舞台にピッタリの内容なんだろうかと思いました。

太陽王と言われたルイ14世が建てた「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ(王妃の館)」は、今は高級ホテル。だけど今は経営が逼迫している状況です。そこに目を付けた旅行社は高額でリッチな「光ツアー」と格安の「影ツアー」のダブルブッキングと言う奇策に出るのです。だけれどそれに参加した者たちは皆癖のある人ばかり。

 

<以下はネタバレしています。>

 

最初にどうでも良い事なんですが、どうもこの旅行社の話を聞いていると、なんだか「てるみくらぶ」の事を思い出してしまったんですよねえ。

ちょっとそこだけはタイミングが悪いと言うか、そんな感じがしてしまったのです。

 

だけどこのお話はルイ14世の亡霊が出てきたり、彼の心の王妃の物語であったり、ベルサイユ宮殿の観光があったりと華やかで、上にも書いたことですが、本当に宝塚向きのお話ではないでしょうか。

泥棒のコンビやオカマの人と警察官、光ツアーもリッチだけれどカツラを隠しているのではないかと思われる男、そして個性的な作家北白川右京も魅力的でした。

しかもこれ、みんながそれぞれに幸せになって終わりで、後味の良いお話でした。

コメディなのですから、こんな終わり方が素敵だと思いました。

 

光ツアーの自殺しようとした夫婦が、影ツアーの老夫婦のの男の人の教え子だって言う事はすぐに予測はついたものの、なかなか良い使い方をされていましたよね。

なんかベタなお話でベタな展開だと思いましたが、なんだかそれが心地良くって、涙ぐんだり感動したりしてしまいました。

ルイ14世の秘密のお話も素敵でした。

「辛い時ほど笑え、誰かの為に。」

いつもながら不正確なセリフで申し訳ないのですが、この言葉には励まされるような気持ちがしました。

 

ただ一つ思ったのは、なぜプティ・ルイは子供のままなのかと言う点。追い求めるイメージがそうなのかも知れませんが、なんか違う連想をしてしまうのですよね。

でもディアナも美しいままだし・・・・いいのですね、きっと。

 

彼らの子孫と会うのかと、最初思ってしまったのだけれど、最後には・・・・と綺麗な終わり方でしたね。

 

私は、宝塚のコメディはあまり好きではないと、以前は思っていたのですが、今回はそれが覆されました。

今回は生協の貸し切り公演日の申し込みだったのですが、

「パルシステム~~ !!!」って叫ぶと、確かに何かの呪文のように聞こえてきたので、本当に笑ってしまいました。

他にもたくさん笑いました♪

本当に楽しかったです。

 

第二部の「VIVA FESTA !」

元気をたくさんもらって帰ってきました。

母も「ソーラン節」などで同じような事を言っていたのも嬉しかったです。

 

 それに宝塚のラインダンスは、本当に素敵で、これを観ちゃうと他の所のでは満足できないなっていつも思います。

 

あっ、それからですが、最後に私が思った事は、高い美容液を買うよりは宝塚を一回見に行った方が、若返りの効果があるなって事ですよ^^

 

 

 

お土産に買って来たゴーフル。

缶が欲しかったのかも♪

 

 

 

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つかの間の桜の季節を楽しみましょ♪

2017-04-07 01:33:11 | お散歩&写真日記

2014年から「東武アーバンパークライン」などとカッコよさげな名前に変わったみたいなんだけれど、どうもまったく馴染めないで未だに私にとっては「東武野田線」。

いや、むしろ「東武野田線」のどこがいけないのかがさっぱり分かりません。

 

まあ、そんな事はさておいて、その野田線には「運河」と言う素敵な名前の駅があるのです。

この地域に嫁いできた時から、この駅の名前を聞いただけで、訳も分からず心がときめいたものです。

だって「運河」なんですよ。

素敵だって思いませんか。

そこに人が川を作って水を引き込んだのは、もちろん必要があっての事で、この川には人々の想いが込められているのですよね。

 

たぶんその運河はもともとの役目を終えて、今は美しい水辺の風景を私たちに贈り続けてくれているのだと思います。

 

その「運河」に春の風景を求めて行ってまいりました。

 

 

「咲かないね。」などとあいさつ代わりに言っていたのに、咲きだしたらあっという間の桜たち。

咲き乱れていました。

そして学生たちが早くも楽し気に川辺で宴会などをしていました。(もちろん彼らの画像はありません。)

 

 

 

ところでこの近くには「平左衛門」と言うギャラリーがあるのですが、前から行ってみたいと思っていたのです。

 

ここではお食事も出来るのですが、行った時間が遅くなってしまったものですからランチの筍ご飯は終わってしまっていました。

それでイチジクのケーキなどを頂いてきました。

 

このケーキは温かくて美味しかったです。

 

ギャラリーの二階の窓から眺めた風景。

 

お庭に出るとハナニラの花が咲いていました。

 

庭の一角には、このようなコーナーが・・・・。

 

 

行って「枕草子」帰って「智恵子抄」です。

 

狭い竹林の中をただ歩くだけでも素敵なのに、この遊び心がイイナと感じたのです。

画像を見ると、少々うるさい感じでもありますが。

 

竹林から出てくると、この庭を管理している人でしょうか。その人が

「どうだい。勉強になっただろう。」と言いました。感じの良さそうな人で、

「ええ、なったわ。」と気さくに私も答えましたが、何かが心にひっかかったのです。

 

これはこの写真を編集していて気が付いたのですが、この時の私の言葉にならない気持ち、つまり一瞬に感じたものは

「何をどのように『勉強になるだろう。』と言ったんですか?」と言うものだったのだと思います。意外と純粋な気持ちでです。

つまり何を私は学べば良かったのかと思ったのです。

 

確かに「春はあけぼの」はこんな内容だったわと思う人もいるでしょう。

この詩ってなあにと思う人もいるでしょう。

でもみんながそうと言うわけじゃなくて、逆にこの内容を人に教えている人だっているのです。

 

私は、こんな風に庭を作ることが出来るのだなと言う点で、なかなか学ぶものがあったように思いました。

それともう一つは、「勉強になる」と言う言葉は、相手の立場や現状の背景を知っていて、そのうえで「勉強になりますよ。」と使う場合はあると思います。

でもやっぱりそれは概ね自分自身が「勉強になりました。」のように使う言葉であって、人に、特に見ず知らずの人に軽く言う言葉ではないなと言う事を学んだように思ったのです。

 

はい。

勉強になりました。

 

 

 

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2017年の4月1日は土曜日。

2017-04-06 00:18:09 | 梢は歌う(日記)
 
2016年の4月1日は金曜日。
 今年の4月1日は水曜日。 4月1日、火曜日 4月1日、月曜日。今朝実家にて「今日は4月1日だ。」と私が言うと、父はそれには返事もしないで「みんなに1千万ほど配りた......
 

 上の囲みは2016年の4月5日に投稿したものです。そこを開くとまた前の年、また前の年と2013年からのツリーになっています。(夜遅くに書きだすので日にちが少しずつズレていっています。)

よく「5年日記」とか「10年日記」など過去の同じ日の日記が読めるものがありますが、とうとうこのブログのツリーでも5年のツリーが出来てしまいました。

月日が経つのは、過ぎてみると本当にあっという間ですね。

 

2013年の4月1日。その日の事がそんなにも印象に残るとは思わなかった私は、父と本当に他愛のない噓吐き合戦をしていたのでした。

その年の5月1日には父は居て、6月1日には父は居なかったー。

 

今年の1日の土曜日は、ごく普通の家事をやっただけで1日が終わってしまったのでした。

当たり前の記憶に残らない日だったかもしれません。

2日の日も午前中に買い物に行き午後からはまったりで、夜には好きなドラマを見てその日から始まった吉田拓郎のラジオを聴いてへらへら笑っていました。

3日の日は図書館に行き、道端の花から春を感じていました。

だけどその夜の仕事で、またもストレスマックス。もう止めたいなと気も重くなりました。

このバイトを張り切って始めた頃の事が、ちょうどこのツリーになっている記事の中にも書いてありました。

ストレスは別に人間関係とかではなくて、自分の能力の壁にぶつかってしまったから感じている事なのでした。

 

重い気持ちに耐えられるタイプではないので、4日の日は雇い主様を誘ってお花見に行きました。まったく関係のない話で盛り上がり、その隙間をぬってさりげなく仕事の話などすると、重かった気持ちも軽くなったのです。思い切ってお誘いして良かったです。

 

『生きているから悩むんだー。』

それは凄く当たり前の事なんだけれど、なかなかそうも思えなくて溜め息ばっかりついてしまう事もあるじゃないですか。

でもそんな時、私はこの季節にはあの2013年の4月1日を思い出してしまうのです。生きていると言う事は素晴らしい事なんですよね。そう思えば、

『生きているから悩めるんだー。』

と、思えるのかも知れません。なかなかいきなりは悟れはしないものですが。

 

だけどやっぱり何も記憶に残らない日なんか、作っちゃいけないよなと思うのです

 

大切に生きよう。丁寧に生きよう。

ささやかな暮らしで良いからね。

 

 

お父さん、ようやくですが今年も桜が綺麗に咲きましたよ。

 

 

コメント (2)
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