ぼんやりと、遅れて書けばいいやと思っていたら、遅れ過ぎて二つも滞ってしまいました。以前なら、こういう時は欠番。だけど、「相棒」はもうラストに向けて突っ走っているような気がしているので、この際、最後までお付き合いしたいような気持ちになっています。
と、言いましても、良い事ばかりはもう書けないお付き合いの長さですね。
昔は良い事ばかり書いてました。本当に良い所しか目につかなくて(笑)
で、この10月27日に放送された「最終決戦」ですが、申し訳ないけれど、本当に眠くなっちゃいました。
このタイトルの「復活」は、一体何を意味するのでしょうか。私的には、最初から柾庸子の復活しか思い当たらず、要は最初から、視聴者の皆さんもこの展開は一話目から分かっていたって事ですよね。
ただあからさまには書かなかったのは、こんな程度でもネタバレになってしまうと思っていたからだと思います。
それにタイトルからでなくても、映画クラスタの皆さんは「ニキータ」とかそれのリメイク版の「アサシン」なんかを見た人は、だいたいコレだなと思ったりすると思うのです。ところが、そっちの映画脳を参考にしてみていると、イヤイヤイヤ、これ、甘いな~って感じてしまったりしましたよ。
甘いなと感じたのは、庸子のあれこれ。
私はこの人は、鶴田の愛人で良かったような気がしました。じゃなかったら、カプセルを飲ませる状況になっていたと言うのに、少々の「情け」でも無かったら、あそこまでやって助ける意味はなかったような気がしてしまうのですよね。
抹殺の方が彼にとっては、後々安全じゃないですか。←何気に恐ろしい事を言ってます(^_^;)
もしくは、彼女の新たな使い道を考えていたと言うなら分かります。つまり、そこで「ニキータ」脳になると言うわけです。
最初、私なんか、凄く恐ろしい事を考えてしまいました。可哀想な都々子を殺したのは・・・・
少なくても彼女は真実を知って死んだとかなんとか・・・・。
でも子供もたくさん見ている「相棒」ですから、(さすが小学生は見てないか(笑))、そんな恐ろしい展開にはならなかったのは良かったです。
だけど自らの手を汚さない人は、なかなか汚さないものですよね。それを庸子は、プロの殺し屋に(しかもかなりのやり手)に果敢に挑戦したと言うわけです。これ、何らかの最終テストと思っても、映画脳だったら意外と当然ですよね。
そして庸子は、パリのセーヌ川のほとりに立たせて、そして闇に消えさせても良かったような気がします。(あくまでもドラマ的な話です。)
しかしこのお話は、権力お化けの鶴田との勝負ですものね。
シーズン19の終わりは「宣戦布告」。
「我々喧嘩をウリに来てますから。」と亘が言っていました。
その喧嘩、次のシーズンの3話で決着が着いたと言うわけですね。
二次元コードのからくりとか面白かったです。
しかしスキルは有ったものの、単なる覗き見青年だった青木年男、コネで警視庁に入って来て、今では官房長官に名前を覚えられるようになるとは、確かに「有名人」になったものですね。
そして見所の一つは、
「あなたが小野田公顕を語るなど 虫唾が走る。」と右京が言うじゃないですか。
彼の名誉を守ったようなものですね。
だからだったのか、最後に彼はその小野田とすれ違います。
「官房長・・・」
それを聞いて、亘が言うと、
「君の聞き間違いですよ。」と言い、
「僕の見間違いですか。」と言うー。
だけど遠くで振り返った男は、確かに小野田公顕。
「ありがとう。」と言いたかったのかしら。
(※ いい感じで、感想を書き終えたので、この先は不要なのは分かってるんだけれど、どうしても言いたい事ってあるじゃない。くだらない事なんだけれど、なんかあの小野田さん、メロンを持っているような気がしちゃったんですよ~(^_^;))