木苺は主に北半球の亜寒帯から温帯に分布し、日本にも野生種が自生していて、
子供の頃水田や畑の周辺で実を採って食べたものでした。
園芸店で扱っている、欧米で栽培化された3品種を庭に植えています。
収穫が終わったラズベリー と タイベリーです。 (ブラックベリーも収穫が始まりました)
収穫が多いのが「ラズベリー」です。
5月中旬の花ですが、目立ちません。小さな白い花弁はすぐに落ちてしまいます。
最初に植えた場所は、サルスベリとキンモクセイの苗木の間で、実をつけたのですが、
樹木の生長で日当たりが悪くなり、東の菜園に脱出して来ました。
北にも地下茎を伸ばして、山草や鉢植えの棚下から芽を伸ばして実をつけています。
この繁殖力は脅威?です。
以下は6月中旬の実生りです。
一斉には熟さないので、頻繁に収穫し、その都度冷凍しておきます。
次は「タイベリー」です。 ラズベリーとブラックベリーとの交配種で、
同時期に、ラズベリーより大きな果実が赤黒く熟します。
5月中旬の白花はラズベリーよりも大きく、しっかりした花形です。
ラズベリーのような繁殖力は無く、サルスベリに絡みつかせたものが実をつけました。
他所に移植したものは、実をつけませんでした。
大きな実です。 採取は刺に注意が必要です。
6月末の収穫例、ラズベリーが多く、色が黒っぽく大きめなのがタイベリーです。
冷凍したものをジャムに加工して、昼食のパンでいただきます。