長岡市西蔵王にある金峯(きんぷ)神社は、自宅からウォーキングで10数分です。
7月15日午後、「流鏑馬(やぶさめ)神事」が行われ、初めて見学いたしました。
疾走する馬上から、的に鏑矢(かぶらや)を射るもので、騎射の技術や儀式として
平安時代から存在し、現在は神社の神事として行われています。
新潟県では、長岡の金峯神社と佐渡に残っているだけの、貴重な神事です。
16時55分、拝殿前で、的持ち1弓持ち1馬口取り4名が、神職から御祓いを受けます。
17時16分、神職が騎乗 し、拝殿の周囲を3回廻ります。
17時31分、狩装束 を纏った射手 が騎乗して拝殿前で的を射る 。 (的は右方にある)
見事的に命中。 (本来は馬を疾走させて、連続して矢を射る)
17時33分、拝殿前を約200m南の大鳥居前まで、騎乗して疾走します。
射手は纏った赤い母衣 (ほろ)をなびかせ、弓持ち 人も走ります。
2頭の馬と2人の射手で行われ、17時38分、黄色い母衣をつけた射手が疾走します。
大鳥居前でも、的を射るなどの神事が行われ、
その後、17時45分頃、的持ち 人が走って帰ってきます。
17時47分、2番手の射手が拝殿に向かって駆け上がってきます。
拝殿前と大鳥居の間は少し高低差があります。
弓持ち 人が走って帰り、 17時51分、1番手の射手が疾走してきました。
土と砂利道の馬場を砂埃を巻き上げながらの、流鏑馬でした。
馬が疾走する馬場 は、大鳥居の下から拝殿までの参道が使われ、周りはうっそうとした
欅などの大樹の杜となっています。
境内で待機する馬は3頭、疾走する2頭の他に、人を乗せないポニーらしき1頭が拝殿を
巡る神事に参加しました。