Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

庭に春を呼ぶ マンサク(1)

2017-03-14 | 花木

マンサク」(満作・万作)は、マンサク科の落葉小高木で、
早春に咲くことから
「まず咲く」が訛ったものとも、
「豊年満作」を願ったものともいわれます。

 
沖縄以外の日本各地の山林に自生しますが、
我が家のマンサクは、子供のころ慣れ親しんだ雪山で咲くマンサクとは
少し違って
花色が濃く、一部の葉が落葉せずに冬を越すことから、
シナマンサクとの交配による、
園芸種と思われます。
 
市場で買った鉢植のマンサクを、庭に移植して、10数年経ています。
 

 
4枚のガクが赤く、波打つ細い花弁は黄色で4枚、雄しべも4本です。 
 

 
1月下旬の雪の朝、枝がしなやかで折れないので、
庭木の中では唯一、雪囲いをしません。
 
 

 
1月末、開花前の蕾ですが、
 

 
よく見ると、ガクを少し開き、巻き込んだ花弁を覗かせています。 
 

 

 
2月上旬、紐のような細長い花弁を伸ばし始めました。 
 

 
2月中旬、少しの降雪は昼には融け、 
 

 
多い雪も、布団を掛けるようにして、耐えています。 
 

 

 
気温が上がると、ミツバチがやってきます。 
 

 

 
2月末の晴天の日、雪囲いされた庭木の中で、マンサクの花が春を呼び、 
 

 
庭で他の花が咲き始めるまで、マンサクは咲き続けます。 
 

コメント
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