3月2日、ウォーキングコースの一つ、国道352号線沿いのの歩道です。
北に向かって左が国道、右は工業地域で、広い歩道に街路樹が立ち並び、
雪がほとんど消えました。
日当たりの良い街路樹の下に、「オオイヌノフグリ」花が見えてきました。
明治の初めに入ったヨーロッパ原産の帰化植物で、「大きなイヌノフグリ」の
意味です。(英名は「Bird eye」、日本でも「星の瞳」の別名も使われる。)
(日本には在来種で、5mm位の小さな花の「イヌノフグリ」があり、
牧野富太郎先生が花よりも2つの球をつなげたような果実の形に注目し、
犬の陰嚢に似ていることから命名されたそうです。)
花茎1cm位、青紫色(コバルトブルー・瑠璃色)の美しい花です。
3月7~8日に降雪があり、10日も雪に覆われています。
3月12日、雪が消えたところから、一斉に開花してきました。
日が当たると開き、夕方には閉じて自家受粉します。
(果実は扁平はハート形で、イヌノフグリとは違っています)
葉や茎には短い毛が生えていて、雪や霜に対応しているようです。
曇りから雨が降る天候となった昨日14日は、花は閉じたままですが、
本格的な春を迎えるまで、しばらくは楽しませてもらえます。