巨木になる桜を、庭に植えるのは難しいですが、鉢植え用の品種もあります。
「富士しだれ桜」は、マメザクラ系の小型種で鉢植えに向く品種です。
4月上旬の開花姿です。(枝枯れして全体の樹形はイマイチですが・・)
花色は、はじめは白く、徐々に淡紅色に変わっていきます。
枝垂れて咲く一重の花が、優雅な感じです。
花着きが良く、鉢で花見が出来ました。
樹高は40cm強です。
花色が日増しに濃くなって、4月下旬一斉に散りました。
もう1鉢は「旭山桜」です。 ミニ盆栽で、4月中旬から下旬に開花しました。
サトザクラ系で、淡い八重咲の桜です。
1枝先だけの開花ですが、ふっくらとした八重の花も、花見の終いにどうでしょう?
「シラネアオイ」(白根葵)は、北海道から本州中部の日本海側に分布し、
一属一種の日本固有種です。(キンポウゲ科からシラネアオイ科に変更された)
通販購入した親株は枯れましたが、自家実生した苗は丈夫で大株となりました。
毎年よく開花していましたが、今春は、北側軒下の日陰に置き忘れ、気付いた
時にはすでに開花直前で、わずか2輪の花でした。
4月中旬に咲いた1輪目、花色の紫も薄色でした。
次は2輪目の開き始めです。
花弁に見えるのは、大きなガク片4枚です。 こちらは少し色が出ました。
4月下旬、散る直前の花です。
7号深鉢植えで、草丈は28cm程、現在の葉姿です。
深山の植物の、この黄緑色が好きなんです。
別に調子悪そうには見えないので、来年は期待できる?