メギ科の多年草イカリソウは、船の錨(イカリ)に似ているという特異な花形が、
名前の由来です。
紅紫色の花を咲かせる「夕映」(ゆうばえ)です。
鉢植で増殖したので、植え替えの時に庭の3か所に移植してみました。
4月下旬、草丈20~30cmくらいで開花し、現在は50cm程に伸びました。
自宅西側のマンサクの樹下は、花時までは少し日が当たります。
距を突きだした花型が、イカリに似ていますね。
北側のアケビの樹下で、
朝陽が少しだけ当たります。
3か所の中では日照に恵まれる、エゾ紫ツツジの樹下です。
花着きは1番多いようです。
元の鉢植えは8号鉢、現在の草丈30cm程で、葉の色形が美しいです。
草丈が10cm余りの時に、僅か2本の花茎で開花しましたが、
写真を撮らない内に散ってしまいました。