Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

庭のハナミズキ(2)~白花

2017-06-01 | 花木

ハナミズキの基本種は白花で、毎年たくさんの花を咲かせています。 
 
4月下旬、開花が始まりました。 
 

 
初めは黄緑色で、朝陽に透かして見るこの花色が気に入ってます。 
 

 
満開となった5月上旬、全開すると白花です。 
 

 
白い花弁に見えるのは総苞で、葉が変形したものです。 
 

 
本当の花は中心に集まった、目立たない存在です。 
1つの花は、径5mmほどで黄色の4弁花、1個の雌しべと4個の雄しべです。 
 

 
開花途中で、こんな花型も見ることが出来ます。 
 

 
 
 
撮影中、小さなホソヒラタアブが、花粉を食べにやってきました。
 

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自然実生で咲いた 西洋オキナグサ

2017-06-01 | 山野草

スカシユリを植えているプランターで、西洋オキナグサが2種咲きました。
スミレやオダマキが、他の鉢で芽生えて良く咲いていますが、
オキナグサは初めてです。

 
地下に太い根茎を持っているので、鉢植えでは長持ちせず枯れてしまいましたが、
自然実生で、近くに置いてあったプランターで育っていたんですね。 
 
4月下旬、紫花が複数の株で花を開いてきました。 
 

 
花茎は20㎝位に伸び、花弁に見えるのはガク片です。 
 

 

 
蕾の時は白い毛で覆われています。 


 
日本産に比べて花が大きく、紫と黄色い葯とのコントラストも鮮やかです。 
 

 
花後の5月末、種には長い白毛が付いていて、その姿を老人の白髪に見立てて、
翁草と呼ばれています。
 
  
 
 
同じプランターで、少し離れ所で白花も1株育ち、1輪だけ咲かせました。 
 

 
こちらはまだ株が小さく、花も小さめでした。 
 

 
 
(おまけ)日本に自生するオキナグサは、今年は葉だけで花が咲きません。
過去写真ですが、こんな地味な感じの花です。 
 

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