Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

庭で咲いたカタクリ

2019-05-02 | 山野草

林床に群生する「カタクリ」は、生まれ育った魚沼の山里で、
山側の水田や畑のすぐ近くで、
春を告げる「スプリングエフェメラル」でした。
 
山の畑の脇から掘り取った球根を、長岡に持ち帰って鉢で育て、
庭を作り変えた時2か所に植えたものが、今年も開花しました。

 
1か所は、ラカンマキの樹下です。
 
 

 
 
4月7日、2枚の葉の間から、花芽を一緒に伸ばしてきました。

(3月に雪囲いを外し、敷き詰めた鉢植を取り出した後すぐです) 
 

 
4月9日、新葉は紫を帯びた茶色の紋様が入っています。 
 

 
4月12日です。 
 

 
4月13日、まだ花茎が短いですが、開花し始めました。 
 

 
4月14日、夜間や曇雨天では閉じていますが、
朝陽を受けると花弁を開き、 
 

 
強く反り返らせた、薄紫~桃色の花を、下向きにさかせます。 
 

 
4月16日、 
 

 
4月17日、 
 

 
4月18日、葉が緑葉に変わり、
光合成して新しい球根(鱗茎)を作ります。

 

 

 
 
もう1か所は、果樹の梅と桃の樹間に植えたのですが、
水道の配管工事で、夏に掘り返してしまいました。
2か所に分かれて生き残った2球が、増殖しているようです。
 
4月半ば、開花は1輪ずつですが、
1枚葉は球根が充実すれば2枚葉を出し蕾が出来ます。 
 

 
 
 

 
予備の鉢植えは今年は1枚葉だけになりました。
初夏には地上部が枯れて、長い休眠に入ります。
 

コメント
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