「キキョウ」(桔梗)は、日本中国、朝鮮に分布し、
山野の日当たり良い所で育つ、キキョウ科の多年草ですが、
野生で見ることは稀で、絶滅危惧種となっています。
万葉集で秋の七草と歌われている「朝貌(あさがお)の花」が
本種といわれています。
プランターで咲く、基本種の青紫色の桔梗です。
7月初めから開花しました。
7月中旬の花です。
8月初めまで咲いていました。
「ニホンアマガエル」(日本雨蛙)は日本のほか、
朝鮮・中国東部にも分布します。
体色は腹側が白色、背中側が黄緑色だが、
黒っぽいまだら模様の灰褐色にも変えられる。(保護色の例)
体長3~4cm程で雌の方が大きい。
指先に丸い吸盤があって、垂直面も移動でき、
枝を飛び移って樹上生活に適応しています。
肉食性で、昆虫やクモ類を捕食し、冬は地中で冬眠します。
近くに水田があって、庭にも移動してきたのですが、
宅地開発で、私のウォーキング範囲に水田は皆無となり、
庭の睡蓮鉢や、貯水槽で産卵・繁殖するようになりました。
3月中旬から4月初め、冬眠から目覚めた雨蛙が庭に出てきました。
親カエルは、灰褐色タイプが多いようです。
4月末から7月にかけて、繁殖期となります。
雌がオスをおんぶして、産卵できる水辺に移動します。
産卵は夜、集団での大合唱の中で、
(近隣から苦情が来ないか心配)
5月上旬、前夜に睡蓮鉢に産んだ卵です。
7月中旬になっても、水がたまっていた鉢受け皿に産んだ卵です。
今年はまだ暑い日が続いていますが、
夜は、カエルの鳴き声えから、虫の音に変わって来ました。