「鹿の子ユリ」は日本の四国・九州と、台湾・中国に自生し、
シーボルトがオランダに持ち帰った、日本のユリです。
7号鉢植で、70cm程の花茎を2本伸ばして4個の蕾を付けました。
8月17日、昨年より1週間遅れての開花です。
花弁は、縁が白く紅色で、鹿の子模様の斑点があります。
(花色は濃紅~ピンク~白色まで、変化があるようです)
翌日、もう1輪が開きました。
昼にはもう1本の花茎でも、1輪開花です。
花径10cm程の花を、下向きに咲かせます。
8月20日、4輪目が開きかけ、
翌日には4輪が咲き揃いましたが、
初めに咲いた花は、色褪せしてしまいました。
今年の夏は以上に高温で雨が降らず、
ウォーキングを止めて、鉢植えの水やりに追われました。
特に開花が遅い「鹿の子ユリ」は、葉が枯れてしまい、
大きな蕾を着けたままで、枯死してしまうのかと思いました。
開花時に葉が残ったのは、蕾を着けない短い茎葉1本だけでした。
そんな状況で見せてくれた、美しい花です。
(参考に、同鉢の昨年の花です。
葉枯れは1枚も無く、蕾の数が多かった。)