Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

大文字草(2)~「大宇宙」と「緑宝」

2016-11-15 | 山野草

白花5弁花が基本の大文字草ですが、緑・ピンク・赤・八重咲など多数の園芸品種が
流通しています。 街中では地植えは長く持ちませんが、夏場を日陰で管理すれば、
鉢植栽培が容易で、肥料はやったことがありません。 緑花の2種です。
 
我が家では早く、9月下旬から開花し始めた「大宇宙」です。
 

 
10月初め、ライムグリーンの花は、小輪ですが多花性です。 
 

 
薄い葉の裏側は、赤みを帯びています。 
 

 
時間をかけて花弁を伸ばし、多弁化・八重咲になります。 
 

 

 
下は11月上旬の花で、現在も外玄関で開花中です。 
 

 
 
次は「緑宝」という品種で、10月中旬からの開花です。 
 

 
淡く緑がかる花色で、爽やかな感じです。 
 

 
短めですが太い(広幅)花弁で、 
 

 
可愛らしい花姿です。 
 

 
咲き揃った10月下旬です。 花茎や葉柄が紅色です。 
 

 
 

 

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遅くまで咲いた 西洋朝顔

2016-11-14 | 園芸草花

西洋朝顔は日本の朝顔と違って、午後も咲き、秋になると翌日も咲き続けます。
 
居間の庇にネットを張って、プランターにホームセンターで買った苗を植えました。
7月中旬、「フライングソーサー」という絞り模様の品種です。 
 

 

 
8月下旬、暑さで花が咲かない時も、透かしてみる葉だけでも涼感がありました。


 
一緒に植えた「ヘブンリーブルー」が遅れて咲き出しました。 
 

 
10月中旬、翌日になっても開花中です。 
 

 
遅くなって、昨年自家採取したヘブンリーブルーの種子を菜園の端に直播しました。
発芽した苗から開花した8月下旬の花です。 
 

 
9月中旬、コスモスに絡まって生い茂りました。
濃い青紫色の花は「ブラックナイト」という品種で、雑草化して発芽し、除草に苦労します。 
 

 
10月初め、背後でリンゴ秋茜が色付いてきました。 
 

 
10月下旬です。 歩道から塀越しに見ています。 
 

 

 
少し紫が入った花がヘブンリーブルーの2日目の花です。
下は反対側、リンゴの樹の間から道路側を見ました。 
 

 
10月末です。リンゴ富士は、落葉しても果実はしっかりと着けたまま少しづつ色付きます。 
 

 
11月に入って気温が下がり、ヘブンリーブルーも蕾を着けたまま開けなくなって、
長い開花シーズンを終えました。 
 

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ウメモドキの花と実

2016-11-13 | 実物樹木

枝ぶりや、葉・花・実の付き方が梅に似ることから名付けられた「ウメモドキ」は、
モチノキ科の落葉低木です。 鉢植で、実成の観賞期が長く続きます。
 
6月初めに咲いた花です。 雌雄異株ですが、雌木だけで実が生ります。
 

 
小さくて目立たない桃色の花、雌しべの周りに小さな雄しべが4本あります。
 

 
9月中旬には、緑実が赤く色付いてきます。
 

 

 
10月初め、葉が黄色を帯びてきました。 
 

 

 
赤い実と黄葉で、華やかになりました。 
 

 
10月下旬、樹高50cmの鉢植えで、細い枝にたくさんの丸い実を着けています。 


 
 
 

 
11月12日、まだ少し枯葉が残っています。
この後も実が落ちることなく、やがて小鳥たちが食べつくすでしょう。 
 

 


 

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カマツカの花と実

2016-11-12 | 実物樹木

カマツカ」(鎌柄)はバラ科の落葉小高木で、山地の日当たり良い林縁に
自生し、
材が粘り強いので鎌の柄などに使われました。
苗木を鉢植にして、花と果実、黄葉も楽しんでいます。 
 
5月中旬の白花です。径1cm程の小花が10~20個集まって咲きます。 
 

 

 
花後の果実は長さ1cm位の楕円形で、緑実が、9月末から色付き始めます。 
 

 

 
10月上旬には葉も紅葉して、鉢が明るくなりました。 
 

 

 
10月下旬には、落葉も落果もはじまりました。 
 

 

 
今日11月12日、わずかに残っている葉と、完熟した真紅の果実です。
小鳥たちは豊作の柿の実に集まっているのか? 
 

 
 

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大文字草(1)~白花基本種

2016-11-11 | 山野草

花の形が「大」の字に見える大文字草は、北海道から九州にかけ、高地から海岸まで
広く
分布し、渓谷や湿った岩場に自生する、ユキノシタ科の多年草です。
 
基本は白花で、自生地によって葉の大きさや色形の違いから、産地別に集めて鉢栽培
しました。 現在我が家に残っている無名の白花は、実生や交雑によって世代交代を
繰り返してきたものです。
 
夏は北側の日陰の棚に置き、水やりを欠かさず、無肥料栽培で小型化しています。 
 

 
やや細長い花弁で、下の花弁2枚が長い5弁です。 
 

 

 
次の鉢は、下側の花弁の長さが違っています。花茎(軸)の色も赤くなっています。 
 

 

 
この鉢は、花が密集して着いています。 雄しべはピンクです。 
 

 

 
4鉢目は、花弁の幅が広く、花が大きく見えます。 
 

 
葉や花茎に毛が密生しています。 
 
 

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