「ヒマラヤユキノシタ」は、ユキノシタ科の常緑性多年草で、
東アジア~中央アジアが原産地です。
革質で厚みのある大きな葉を広げ、
太い根茎を横に伸ばして増殖します。
早春にピンクの花を咲かせるのですが、1株が冬に開花しました。
自宅北東側のサカキと椿の樹下で、
花茎を20数cm伸ばして、蕾を開きました。
12月中旬、業者による冬囲いの前日の開花姿です。
近くのブルーベリーの樹下で、花茎を伸ばしてきた株もあります。
その3日後から降積雪があり、
軒下で満開近くなりましたが、
その後約1mの積雪となり、雪に埋もれました。
1月上旬には積雪が30cm程に減少し、
軒下の雪はすぐに消え、花茎をたてなおして咲いています。
1月下旬に、再度の大雪があり、その後は雪消えが進み、
昨日、2月17日の長岡の積雪は23cm、
庭のマンサクが満開となってきました。
花を終えたヒマラヤユキノシタと、
開花出来ずに雪下となった株の花蕾です。
「スノードロップ」はヒガンバナ科の球根植物で、
ヨーロッパ~コーカサス地方が原産地です。
草丈10~20cmで、春を告げる花は、白い6弁花。
3枚ずつの長い外花被片と、短い内花被片を持ち、
内花被には緑色の斑紋があります。
1月中旬、新葉が伸びてきましたが、
昨日の姿、蕾が着かず、今年は1輪も開花しません。
地上部が無い夏の休眠期に、乾燥させてしまったようです。
この後の鉢置き場に配慮して、
休眠期も適湿を保つよう気を気を付けて、来年に期待します。
参考に、同じ鉢の過去画像を、
昨年の2月上旬です。
3年前の1月中旬~下旬です。
「マンサク」(満作、万作)は、マンサク科の落葉小高木で、
本州~九州の山林に自生自生します。
名は、豊年満作を願い、早春に咲く→「まず咲く」→マンサクに。
市内の朝市で鉢植えを買い、庭に移植しました。
その後、自宅を改築し庭を作り変えましたが、
マンサクの樹は移動させず、自宅西側脇で大きく成長しました。
晩秋に紅葉した後、12月中旬の蕾です。
黄葉後の枯葉が一部落ちないで残っているのは、
シナマンサクとの交配園芸種です。昨年の果実の残っています。
12月のドカ雪を乗り越え、1月下旬の晴天の日、
蕾の外側のガクが開き、黄色い花弁が顔を見せました。
この5日後、再度の大雪です。
庭木の中で唯一、マンサクは全く冬囲いをしなくても大丈夫
枝がしなやかで折れません。
2月上旬のマンサクの樹、
その4日後の晴天下で、
細長いひも状の黄色い花弁を、伸ばし始めました。
(2)へ続きます。
「バルボコジューム」は原種スイセンの1種で、
花の形からペチコートスイセンとも呼ばれます。
ヒガンバナ科の球根植物で、黄花と白花があるようで、
ヨーロッパ南西部・北アフリカが原産です。
「ナイロン」という商品名で、通販購入したものです。
咲き始めは黄色で、時間の経過とともに白に近くなります。
細長い糸状の葉で、草丈10~20cmです。
1月中旬の咲き始め、
1月下旬、
1月末、今年は僅か3輪だけの開花です。
4号深鉢で、球根が増殖して、過密になり過ぎました。
分球して植替えてやれば、たくさん咲くようになります。
参考に過去画像を、昨年の開花、
4年前の開花姿です。
寒い玄関で、鉢植えの桜が咲いています。
「エレガンスみゆき」は、埼玉県の育種家が開発した新品種で、
濃いピンクの八重咲花を、秋から春まで長く咲かせます。
桜と梅の交配で生まれた農水省登録品種で、
オオシマザクラを台木にした接ぎ木苗を入手し、
6号深鉢に植えて、樹高60cm余りになりました。
11月中旬の蕾が膨らんで、
11月下旬、開花しました。
その3日後、
更に4日後、
12月上旬の花、
12月中旬、
12月下旬に咲いた花です。
1月以降の開花は(2)で、