「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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下記、ブログ記載、記者会見での発言内容「ストレステスト、福島第一は不合格」、班目委員長の訂正

2011-07-17 21:21:20 | 防災・減災

 下記ブログで記載しましたが、7/14での記者会見で、班目委員長は、「ストレステストをした場合、福島第一原発は、不合格である。」と発言されていましたが、翌日7/15の記者会見でその発言を取り消されておられましたので、こちらでも、取り急ぎ、その旨、掲載をしておきます。

 

****原子力安全委員会ホームページより 該当箇所抜粋*****

○班目原子力安全委員長 すみません、昨日の記者会見での発言を、ひとつだけ、訂正させ ていただきたいと思います。
 読売新聞の中島記者の質問、今日いらっしゃってないみたいですけれども、仮に、震災前 の福島第一に、これから導入するストレステストを、当てはめた場合に、不合格になるでし ょうか、ということに対して、不合格になる、と答えてしまったんですけれども、ちょっと、 これは、全く、私、言葉足らずで、むしろ、震災前にこういうような制度を導入していたら、 十分防げたであろうという意味で、あくまでも、ストレステストというのは、今日も申し上 げたように、合格、不合格を判断するものではない。むしろ、どれだけ、より安全余裕があ るかというもので、合否とは直接的には関係ないので、不合格という表現は申しわけないん ですけれども、取り消させていただきたいと思います。
 大変失礼いたしました。

以上、
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7/14第52回原子力安全委記者会見、ストレステストをすれば福島第一原発は不合格

2011-07-17 17:48:05 | 防災・減災
 原子力安全委員会の記者会見を見ておきます。

 ストレステストの回答がなされていない段階で、前回の委員会から大きく進展がない内容です。

 <ポイント>

 *7/14の段階で避難解除の助言を求められていない。

 *ストレステストをしたなら、福島第一原発は、不合格であった。

 *ストレステストとしては、原子力安全委員会としてもEUのWENRAを勉強中。

 *中越沖地震から4年、柏崎刈羽原発の検証をきちんとしておけばと、悔やまれる。

 

*****原子力安全委員会ホームページより*****

原子力安全委員会記者ブリーフィング 日時:平成23年7月14日(木)14:38~15:02 場所:合同庁舎4号館6階643号室 参加者:班目委員長、久木田委員、代谷委員、加藤審議官、都筑課長、水間課長、

○週刉金曜日星記者 ルポライターの星と申します。週刉金曜日という雑誌で取材していま す。ちょっと、この会見、初めてなので、ダブるかもしれないんですけれども、班目委員長 に質問させていただきます。
 一昨日、18年前のこちらのワーキンググループの検討会報告書が発表されて、これは、昨 日、ホームページにアップされました。これは、全電源喪失の必要はない、という国の方針 を追認するものということで、班目さんは、浜岡原発の差止め訴訟で静岡地裁で、被告側証 人として証言されましたけれども、これは、割り切るしかないと言ったこと、これは、何度 も報道されているんですけれども、これについて、国会で福島社民党党首の質問に対して、 割り切り方が正しくなかったと、これは、否定命題ですけれども、どういうふうに正しくな かったのか、どうあるべきだったのか、それをお聞きしたいと思います。

○班目原子力安全委員長 ご質問の趣旨を、必ずしもよく理解できているかどうか、分かり ませんが、設計においては、一定の割切りは、必ず必要です。例えば、堤防の高さ、堤防を 設計しようとするときには、川の水位がどれだけ上がるかという、想定水位なしに設計する ことはできませんから、一定の割切りというのは、これは、絶対必要なんです。
 ところが、原子力施設の安全確保においては、その想定を超えるようなことがあっても、 分厚く守られていなければならない、何層もの防護がなければいけない。それなしに、割り 切ってしまってはいけない。それぞれの層も、しっかりとしたものでなければいけない。こ ういう多層防護といいますか、多重防護の精神があるところ、この全交流電源喪失に関して は、そういうことへの、一切の配慮がなく、一定の割切りが行われていたということは、大 変遺憾なことだというふうに理解しています

○週刉金曜日星記者 これは、2つ同時に電源喪失する、そういうことを考えていたら設計 できなくなる、ということで、そういうことを考えていたら設計ができなくなるというふう に、裁判で証言されたと思うんですけれども、非常用電源が、同時に2個破壊するようなこ とを想定していたら設計できなくなると、どこかで割り切るしかないというふうにおっしゃ いましたよね。
 それに対しての、割切り方が正しくなかったと、国会で答弁されているんですけれども、 どういうふうに割り切るべきだったのか、今回、新しい報告も出てきたわけですけれども。

○班目原子力安全委員長 これは、むしろ、確率の話になりまして、確率で十分低ければ、 割り切っていいところ、確率のことなんかも、一切、要するに当時、ちゃんとした検証もせずに割り切っていた、これはよくないことだというふうに、私は考えているところです。

○週刉金曜日星記者 ごめんなさい、ちょっと最後に。 これは、浜岡訴訟の原告の弁護団長が、今、控訴審で、今度、是非、班目さんにもう1回証人として申請したいと、新しい4月1日に静岡地裁に提訴した方でも、申請したいという んですけれども、それを踏まえて、今度、どういうふうに、もし証人として申請されたら証 言されるのか。

○班目原子力安全委員長 それはさすがに仮定の話になりますので、私個人の一市民として の義務はどう果たすか、という話になっちゃうので、ちょっと、この場では答弁を控えさせ てください。

○週刉金曜日星記者 今の証言ではなしに、それに対して、要するに、福島第一原発事故を 踏まえて、当時の気持ちはそうおっしゃったんですけれども、今はどうなのか。

○班目原子力安全委員長 全交流電源喪失に関しては、明らかに、間違った割切り方をして いたというふうに、私は考えております。

○NHK山崎記者 NHKの山崎です。 ちょっと2つ教えてください。 ひとつはストレステストについて、今、いろいろ注目されているんですけれども、一応、保安院の方では、明日、ある程度、概略の方を安全委員に持ってきたいようなことの説明が あったんですけれども、今、その辺りの安全委員会側としてのご準備というか、事務的に、 明日、臨時会を開いていただけるのかも含めてですけれども、ちょっと、どういうような目 算になっているのか、というのを決めている範囲でちょっと教えてください。

○班目原子力安全委員長 全く未定です。 安全委員会側としては、もちろん安全委員会内で勉強会は開いておりますけれども、今現在の時点では、特に、きちんとした形で、保安院からの何らかのものを持ってきていただい ている段階ではないので、全くの白紙であるということでございます。

○NHK山崎記者 ということは、まだ、保安院と安全委員とで調整とかすり合わせ、相談 等というのはまだないということ、これからということですか。

○班目原子力安全委員長 今後ということになります。

○NHK山崎記者 保安院の言いぶりを聞いていると、明日、彼らなりの、まず素案みたい なものを持ってくるというような言いぶりかなと思ったんですけれども、その辺り、まだ班目さん等のところも決まってない。

○班目原子力安全委員長 今の時点では、まだ全くございません。

○NHK山崎記者 来週、ステップ1の工程表の見直し終了のタイミングが来るんですけれ ども、前回、一度、ちょっとご質問をさせてもらいました、窒素を入れて水素爆発のリスク を減らすというので、今日から、3号機も行うということで、政府及び東京電力の示してい た炉の安定という、この炉の安定という言葉が非常にあいまいで、なかなかどう解釈してい いか、難しいんですけれども、最終的には、そういう、ステップ1終了をもって、緊急避難 地域の解除等も検討していきたいということを細野大臣は口にされているんですが、ああい う避難区域の解除を、安全委員に何らかの形で諮問が来るという手続だというふうに理解し ておりまして、それが来ているのかという事実関係と、あと、前回、確か、久木田先生にコ メントをいただいたんですけれども、何をもって炉の安全かというところは、もちろん窒素 を入れてというのは必要なことだと思うんですけれども、その他に炉の中の様子みたいなも のを示してみる必要があるんじゃないかとか、幾つかアイデアとか視点をいただいたんです けれども、ちょっと、改めて、今の段階でこういうようなことも、地元、もしくは炉の安全 というのを示すときに必要じゃないかみたいなところを、尐しもう一回講釈していただけれ ばと思います。

○班目原子力安全委員長 私から、まず説明して、あとは久木田委員の方から尐し補足して もらいますけれども、窒素の件は、これは、水素爆発の可能性を限りなくゼロに近づけると いう意味で行われるものだろうと思っております。尐なくても、悪い方向ではないので、安 全委員会としては、それはそれで結構だと思っています。むしろ、今後の危険性がどうなの かというのは、水素爆発以外の事象についても、しっかり示すべきであると思っています
 それは、例えば、何であるかというと、現在の炉心冷却というのは、ある意味では仮設の 装置で行われているわけで、普通の原子力施設の装置と比べると、はるかに脆弱なものなわ けです。従って、何らかの原因、これは内的要因か、例えば、地震だとか、そういう外的な 要因もあり得ますけれども、何かである一定時間失われる可能性があるかもしれない。そう いうときにおいても、本当に緊急時避難準備区域というのを、今、解除していいかどうか。 しっかりとした説明が行われるべきだと思います
 ちょっと補足をお願いします。

○久木田原子力安全委員長代理 大体、今、委員長が言ったことで尽きていますけれども、 今回の福島第一の事故自体が注水がうまくいかなくなって、炉心の温度が上がって、そして 総体的に揮発しやすい放射性物質が環境に出ていったということで、こういった事態になっ ているわけですね。
 時間が経つことによって、温度の上がる速度とか、それから燃料に残っている揮発性の放 射性物質の量とか、随分、小さくなってはいるわけですけれども、注水がかなりの時間止まっていた場合に、どれぐらいのものが出てくるポテンシャルがあるか、それによって、どれ ぐらいの距離のところに、どれぐらいの影響が及び得るかということを評価するというステ ップは、やはりあるべきだろうというふうに考えています。

○NHK山崎記者 すみません、ちょっと補足で、まだ、政府の方から避難解除等について の諮問については、まだ公には来てないということですか。

○班目原子力安全委員長 助言要請は、まだ、いただいていません

○NHK山崎記者 あと今、班目先生と久木田先生に、ちょっとそこの視点を解説いただい たんですけれども、基本的に、炉の崩壊熱も下がり、ある程度、仮設の施設ができたといえ ども、本当に長時間止まったときというのは、どういうパフォーマンスになるのか、みたい なところもちゃんと示していくということは、ひとつ大事じゃないかという、そういう理解 でいいですね。

○班目原子力安全委員長 そのように理解くだされば結構です。

○NHK山崎記者 その他、このステップ1終了後のステップ2に当たって、19日という意 味ではなくて、今の段階に当たって、見ておくというか、リスクをちゃんと見ておくべきこ とというのは、何か他に、もしあったら、ちょっと教えてもらっていいですか。多分、今が 一番大事なところだという意味合いだと思うんですけれども、その他に、こういうところの リスク評価、もしくは手当てみたいなところというのは、このステップ2に入る、今から入 っていくんですが、そこに当たって、チェックというか、目配りしておいた方がいいかな、 というのが、もし先生たちの中で、尐しあれば補足で教えてください。なければないでもい いんですが。

○班目原子力安全委員長 リスクという意味では、いろいろな場合をいろいろ考えた上で、 例えば、一番、蓋然性が高いのがこれとなったらば、今、申し上げたようなことをちゃんと チェックしていただければよろしいかと思います。
それから、リスクというよりは、今現在、原子炉の状態はどうなっており、それによって 例えば、常時、どれぐらいの放射性物質が外部に常時出ているかとか、いろいろなことをし っかり、やっていかなきゃいけないと思っております。そういう意味では、今後も、やらな きゃいけないことはたくさんあるだろうというふうに理解しています。

○NHK山崎記者 久木田先生、もしあれば。

○久木田原子力安全委員長代理 今、委員長が言ったようなことで結構だと思います。ステ ップ1の終了ということに、特に、限定すればということで、現在、進められているさまざまな作業が安全に継続されることが、もちろん大切だというふうに思っています。

○朝日新聞小堀記者 朝日新聞の小堀です。 先ほど、班目委員長がおっしゃったストレステストについて、委員会内で勉強会を開いているということなんですが、差し支えなければ、今、どういうことをやっているのか、おっ しゃられる範囲で、尐し、お教えいただけないでしょうか、我々も尐し勉強というか、準備 がありますので。

○班目原子力安全委員長 尐なくても、WENRA、EUの方でのストレステストとはどん なものかとか、それに対して、我が国で、どんなことが可能なのかとか、そういうこと、全 体をちょっと広く勉強させていただいています。

○朝日新聞小堀記者 安全委員会の事務局とか、安全委員の方で、EUでストレステストを 6月からやっていますけれども、やっている国に、実際、訪ねられて、何か、向こうの当局 の方から聞かれたりとか、逆に、向こうからだれか来たときにお話を伺ったりとか、そうい う直接のやりとりというのは、特にないでしょうか。

○班目原子力安全委員長 それは、多分、直接的にはないと思いますが、実際にWENRA の方でやっているストレステストの内容そのものなんかは、これは全く公開されてますので、 かなり詳しいことまで把握できていると思っています。

○朝日新聞小堀記者 工程表の関係なんですが、細野大臣が廃炉に向けた中長期の計画につ いて、原子力委員会の中に尐しワーキンググループのようなものを作ろうということをおっ しゃっているんですけれども、原子力安全委員会は、廃炉措置とかの関係で、特に、そこに 何か関わっていくということはあるんでしょうか。

○班目原子力安全委員長 今のところ、尐なくても、直接的な関わり合いは、持っておりま せん。原子力委員会と原子力安全委員会のすみ分けですけれども、原子力委員会は原子力施 設、あるいは、いろいろなアクティビティなんかも、全部含むんだと思うんですけれども、 原子力安全委員会は原子力利用に関する安全の規制のあり方の基本的な考え方を示すことが 仕事だと思っています
 今回の、あのようになったものをどのように後始末するかというのは、例えば、今までも 高レベル廃棄物はどういうふうに処分すべきか等々の議論というのは、基本的に、原子力委 員会の方の所掌ということになりますので、ある意味ではこういう仕分けになるんだろうと いうふうに理解しています。

○朝日新聞小堀記者 専用の容器、キャスクを作ったりですとか、安全に関わる部分もある と思うんですが、基本的に、そこは原子力委員会の所掌ということでしょうか。

○班目原子力安全委員長 実際に、どのような形で処理がなされるかというのが明らかにな ってきて、そこに、さらに規制上どういうことをしたらいいか、という課題が出てきた段階 では、今度は、安全委員会も関与することになっていくだろうというふうに思っております。

○朝日新聞小堀記者 すみません、あと、1点なんですが、もうすぐ中越沖地震から4年が 経ちまして、柏崎刈羽、まだ止まっている号機もありますが、そこで班目先生にお伺いした いのが、あのとき検証委員会を作って、いろいろ火災のことですとか、検証したと思うんで すが、あのときの検証を、もう尐し、幅広にやっていれば、今回の事故をもう尐し軽減でき たんではないかというお考えは、特に、検証委員会、保安院の委員会で委員長もお務めにな りましたので、その点についてお考えを伺えないでしょうか。

○班目原子力安全委員長 本当に、つくづく残念だったなと思うのは、柏崎刈羽の事故のと きは、外部電源が十分生きていたんですね。それで、外部電源の頑強性とかということにつ いても、全く頭がいかなかった。だけれども、こういうことが分かって調べてみると、柏崎 と福島第一とでは、全然違うんだという事実がぼろぼろ、ぼろぼろ明らかになりますね。
 津波のことだって、全く同じで、結局あのときは地震ばかりに目がいって、津波なんて実 際起こらなかったので、考えもしなかったとか、そういうことは、今から考えると幾らでも 出てきますけれども、今回、例えば、ストレステスト的なように、幅を広げて考えるという ことをやらないで、実際に、こういう事故があったので、それの対応はどうしようというこ とばかりやり過ぎていたこと自体に問題があった。そこをもうちょっと広げて考えるように しないといけなかったんだというふうに、今は、反省しています。

○読売新聞中島記者 読売新聞の中島です。 ストレステストの勉強ということですけれども、ちょっと私の方も勉強したいのですが、これは、基本的な理解をちょっと整理しておきたいのですが、このストレステストを導入し ていれば、福島第一の、今回の事故は避けられたということになるのでしょうか。

○班目原子力安全委員長 このストレステストなるものも、ヨーロッパの方で福島第一原子 力発電所の事故を受けて、実施することが決まったものです。従って、実は、世界中がこの 事故で改めてこういうことをやっておく必要があるということになったわけですから、その 前からこういうことをというのは、非常に難しかっただろうと思います。

○読売新聞中島記者 そうなのかもしれません。しかし、これを導入して、今、止まってい る原発を再稼働するという条件になるわけですから、仮に、震災前の福島第一に、これから 導入するストレステストを当てはめた場合は、不合格になるということになるんでしょうか。

○班目原子力安全委員長 明らかに不合格になると思います

○読売新聞中島記者 それと、もうひとつ。今、首相の判断で止めている浜岡については、 不合格になるんでしょうか。

○班目原子力安全委員長 これは、ストレステストの中身自体がどういうものになるかとい うのを、まず原子力安全・保安院の方から、提案してもらうことになっていまして、それ自 体を提案してもらってない段階なので、ちょっと、回答は差し控えさせていただきます。

○読売新聞中島記者 分かりました。 違う話で、昨日、菅総理が脱原発と受け止めてもいいような発言をしましたが、そのことについて委員長の所感といいますか、感想を聞かせてください。

○班目原子力安全委員長 これは、原子力安全委員会が何かコメントする内容のものではな いというふうに理解しています。

○読売新聞高田記者 読売新聞社の高田です。 今までの質問とは、ちょっと角度が違う話なんですけれども、震災以降、この建物の先生方のいらっしゃる側の立入禁止制限があるのですけれども、これについて、解除されるおつ もりというのは、今のところないのでしょうか。

○班目原子力安全委員長 これは事務局にお尋ねいただきたいんですけれども、実際問題と して、かなりいろいろなものが散乱している状態なので、もうちょっと検討させてください。

○読売新聞高田記者 要望なのですが、昨日の報告書の話の中で、それで各社複数の報道機 関が、問合せに伺いました。それで、総務課の外で待機している状態で数時間待っていたん ですが、ご対応が不十分だったのと、情報がきちんと出てこなかったというのもありまして、 そういった扱いを受けたんですね。これについて、ご見解を伺うつもりはないんですけれど も、何らかの対応は、今後はしていただきたいのがこちらとしての要望なので、よろしくお 願いします。

○班目原子力安全委員長 要望は承ります。ただ、原子力安全委員会も、今、仕事がいろい ろ降ってきてしまって、ちょっと対応が間に合ってないということも、是非、ご理解いただ きたいと思います。

○朝日新聞西川記者 朝日新聞の西川といいます。 朝に防災指針の関係の専門部会がありましたけれども、そこで、EPZの見直しとかを今後されていくと、確か、ワーキンググループをつくって、今年度末にもということだったと 確か思うんですけれども、今、EPZの見直しというのは、各地の原発がある自治体でもっと広げるべきだということで、どんどん議論が進んでいますけれども、それをもうちょっと 早く結論を出すべきじゃないかとか、どういう見通しでいつぐらいまでに結論を出すべきだ というふうにお考えでいらっしゃいますか。

○班目原子力安全委員長 この問題は、基本的には我々から見ると、防災専門部会に預けて ますので、安全委員の方から、ここまでにはこうこうとは、ちょっと言いがたいところがあ ります。ただ、防災部会の専門委員の先生方は、いろいろな状況は把握されてますので、的 確な対応はしてくださるだろうとは思っております。

○都筑管理環境課長 事務局でございます。防災専門部会、聴講されておられて、ご存じか もしれませんが、進め方についてご説明をしまして、その中にはできるものについては早く 考え方をまとめて、提出していくということがうたわれております。そのことについては、 委員の先生方から特段の異論がなかったわけなので、今後、ワーキンググループにおいて詳 細を詰めていくわけですけれども、そういうニーズの高いものについては、優先度を設けて、 できる限り早く出していく、検討していく、考え方を出していくことになると考えておりま す。

以上
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