いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

倉敷美観地区の白鳥のヒナたち

2013-05-20 00:10:28 | 
先日のこと、テレビで美観地区の白鳥にヒナが生まれたと言うニュースを聞いていた。

2回目にその映像を見た時、私が「見に行ってみたいなぁ~。。」とつぶやいたら、

「ほんなら~大きゅうならん内に行ってみようや!」と妹も行く気マンマンで、

3日に「瀬戸の花嫁川舟流し」に行ったばかりの美観地区の倉敷川へと出かけて来た。

15日朝、出かける前に観光課へ電話していつでもヒナが見られるのかどうか訊ねると、

「見られるはずだが、親鳥と一緒に小屋に入っている場合もありますけど・・・」とのことだった。



どうかなぁ~?見られるかな?と少し心配しながら着いた時は橋の下に居て、ちょっと暗いし見え難いかなって思っていたら

待つ程もなく、お父さんお母さん白鳥に守られる様にして可愛いヒナたちが皆の前に出て来てくれた。



ヒナたちを見たくて来た人も観光でたまたま通りかかった人たちも、みんな可愛い~可愛いを連発。




お母さん白鳥がするのを真似て真っ逆さまに潜るヒナ、見て学習するんだね~と感心しきり。



この子たちが確認されたのは5月8日、親白鳥の羽の間から小さなヒナが生まれているのが見えたそうだ。

3月下旬から親白鳥が交互に卵を抱いて暖めて・・・生まれてまだ7日しか経っていないのだ。



初めて川に入ったのは、ヒナが確認された翌日9日の11時過ぎだったそう。

泳ぎは教えて貰わなくても大丈夫なんだよね。赤ちゃんでも水鳥だもんね!



お父さん、お母さんとちょっと離れていても、ヒナた5羽はいつも仲良く一緒に固まっていた。








お水の中に口ばし突っ込んで、餌を食べているのかな?それとも水を飲んでいるのか?







石垣に顔を突っ込んじゃって、大丈夫なの?そこに何か良い物でもあるのかな?




小屋の近くで飼育員さんらしき人から貰った餌の菜っ葉が流れてきたのを食べている。

何をしててもどんな仕草も可愛らしくてたまらない~。







川岸に少し垂れ下がった木の枝にハトが近づいて、ヒナたちとの距離が近いと判断したのか、

そんな時はすかさずお父さんお母さん白鳥がバシッと威嚇するのを見た。

アオサギが近寄った時の威嚇はもっと激しくて、お父さん白鳥が水面を叩いた音に人間までもがビックリさせられた。

親鳥はヒナたち子供を守る為に懸命なんだ~強いんだ!って感じる一こまだった。




ふわぁふわぁでいつまで見て居ても飽きない可愛さ、何だか幸せな気持ちなるんだよね。






お昼よりまだ少し早い時間に大きなカゴが川に吊り下ろされて、餌はどうやら菜っ葉系(キャベツ?)のように見えた。

カゴの中にヒナたちの口は届かないので、お母さんが何度も何度も口に咥えて側にいるヒナたちに撒いてあげるのだ。



夜に寝る小屋の前には板張りの休憩場所らしき所があった。しばし其処に上がっていたかと思うと、

すぐに又、1羽が川に入って行くと我も我もと皆あとに続いて川に入って泳いだり遊んだり・・・

大勢の人たちに見られてても臆する風もなく、お父さんお母さ白鳥にしっかりと守られながら、

のどかで幸せそうな5羽のヒナたちに会うことが出来て、とっても楽しい時間を過ごすことが出来た。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする