
今年も私の大好きな吾亦紅が、裏の田んぼあとと庭先のプランターで咲いた。
この慎ましい風情のある花姿に会える秋、秋にもいろいろ楽しみが1杯。


この赤トンボはマユタテアカネでもリスアカネでも無くて、ヒメアカネじゃないかな?と・・・
私の知り得る乏しい判断材料だけでは確信を持って言うことは出来ないのだけれども。
マユタテアカネと違うのは、顔部分に眉班(ブタの鼻のような小さな黒い点々)が無い、
お尻の先っちょの独特の反り返りが無い。なのでマユタテアカネで無いことは確か。


そして、翅の先っちょに茶色の班がないので、リスアカネでも無いと思う。。
となると、後はヒメアカネくらいしか思い当たる赤トンボを知らない。
ただ、胸の黒い線のような模様を見分けられないことと、大きさを捕まえて測ってないので、
何とも言い切れないもどかしさが残る。ヒメアカネなら大きさは2.9mm~3.9mmくらいで、
日本で最小の赤トンボ・・・・・見た目ではかなり小さいと思えたけどなぁ。。。


こちらはメスで、オスのすぐ側の湿った溝の近くで草に止まっていたり少し離れてみたり、
あまり離れた場所へ移動する様子は見られなかった。
写真を撮っていると逃げたかと思うと帰って来て、それを繰り返す内に・・・


ふと気が付いてみれば、何と!すぐ側で仲良しカップル誕生~と相成っておりましたよ~。
この田んぼあとの溝に卵を産みつけて、又、来年生まれて来る子たちをきっと見られるのだろう~。
大切な命の営み、ここの山際の溝で頑張って子孫を残して頂戴ね~、と、そんな思いでシャッターを切った。

それと言うのも、小さなトンボなので、見やすい方が良いかもと思って・・・
自分がちょっと調べたい時、もう少し大きな写真で見たいなぁ~と思うことがよくあるので。
検索を掛けて見に来て下さる方がいらっしゃるかもしれないから。