この冬も見切り品のビオラを、2ケースどさっと買って来て植えて置いた。
通常の値段だとこれだけの量を買う気にはならないし、てか、高過ぎて勿体無くて買えない。
その代わり見切り品だから、ヨレヨレのもあったりしてイマイチどんな色のビオラが咲くのかは不明。


買った起点で幾らかは咲き残りの花もあるので、多少はどんなのが咲いてくるか分かる物もあるんだけど、
ビオラの定番の色の物が一番多いかな?パンジーも混ざっていたら良いけどな。。。と期待半分。
・・・と思っていたら、こんなふんわり優し気な色のビオラが
暖かさが増すとともに、一気に鉢からこぼれそうな勢いで育って来た。
今年の見切り品、大当たり~


鉢植えに移植する時は、数が多くて少しうんざりする程で大変。。。
と、思ったりしながら手伝うんだけど、
春になって、こんなに綺麗にいろんな花が元気に育ってくると、現金なもので、
あの時「ああ~面倒くせぇ~」とかグチグチ言わなくて良かったと思う。

毎年、植え替えを厭わず・・・てか、楽しみに買ってきて植えてくれる妹に感謝。
これも大人しく控え目だけど、好きな配色。

このお気に入りのビオラが、こぼれ種で来年も生えてきてくれたら・・・
と、思っているんだけど、多分、無理っぽいよね~。
ちょっと手を加えられた品種の物って、勝手には中々育たない気がする。

この子たちは、ほぼビオラの定番と思われるので、
来年もこぼれ種から蔓延ってくると期待できそう~。
勿論!定番だって可愛いんだから、好きな鉢に種を飛ばして咲いてくれて良いんだよ~。

これって何の花かご存じでしょうかね? そう~ヒサカキの花ですよね。
この花をご存じの方は、春に強い匂いを放つ花だってこともご存じですよね。
では、ご存じ無い方のためにちょっとだけお知らせすると、
ヒサカキは「姫榊 ヒメサカキ」とも言われ、仏壇や神棚にお供えするサカキの小さいバージョンで、
山に自生している木で、サカキが手に入らない関東以北では、サカキの代わりとして使われる。
こちらでは「シャシャキ」と呼んで、お供えに多く使われているのですが、
(商売用にだったり自宅用にだったりを、他人の山に入って勝手に切って行く人がいるくらい)
これが、何と!春先に花をつけると、それはそれは臭います(あえて匂いと書かない)
そのむせ返るような臭い、私にとっては春を告げる好い匂いなのですが、(ここでは匂いと書く)
殆どの人にとっては、都市ガスのニオイとか、たくあんに似たニオイとか、
インスタントの塩ラーメンの粉末スープのニオイとか、もっとひどいとネコの尿のニオイとか、
嫌な嫌いな臭いだと、散々に表現されたりもする様な臭いなわけです。
が、↑↑でも書いたように、ここら辺りの山にはたくさん自生しているので、
子供の頃から嗅ぎ慣れたヒサカキの花の強い匂いは、私にはまぎれもなく春そのものの匂いなのです。