
春を代表する山野草の1つとして、古くから日本人に愛され親しまれて来たイカリソウ。
日本には6種が自生しているそうだけど、違う種が自然に掛け合わさったり、
地域による個体差など微妙な違いが多くあるそうで、分類や種の特定が難しい植物なんだとか・・・

「羽衣」という品種かも。
在来種と外国種(中国原産、ヨーロッパ原産)交雑種などに分けられるらしい。
我が家のイカリソウは、種物屋さんの通販で買ったもので、はて?どっちなのか?
買った時に名前が付いていたけど…その名札はどこへやら。在来種で無いことだけは確かだと思う。
中国、ヨーロッパ原産の品種改良したものなんだろうな。。。。

「夕映え」と言う品種かも。
4種類買った内の3種類がどうにかこうにか無事に根付いて、去年やっと咲いた後から、
頑張れ~~!と肥料や堆肥をタップリやった結果、今年はその甲斐あって、
葉っぱもしっかり繁って、花も去年とは見違えるくらい沢山付いたこの2種類。
後の1種類は、この写真を撮った時はやっと茎が伸びてきた所で、小さな蕾も付いていた。

イカリソウの花の構造って一体どうな風になっているんだか・・・
なんとも複雑奇妙な形をしてて、見ても見てもよ~分からん感じ。

花のビヨー~~ンと突き出して伸びている部分を、
船のイカリに見立ててイカリソウと名が付いたそうだけど、
一見して雄しべも雌しべも見当たらないんだよね。花を下から見ないと分からんな~。
花が終わりかけたら、よくよく観察してみよう~・・・って思っていて、
そろそろ終わりが近づいて来たので、今日ひっくり返して写真を撮ってみたら、


赤紫の方はこんな風になっていた。
先日、写真を撮った時はまだ蕾だったもう1つのイカリソウも咲いていた。


他の2つに比べて、花も小さ目、イカリのようにツンツン突き出した部分も目立たない品種のよう。

そっと下向きに完全にシベが隠れているのに、ひっくり返して見てビックリ、
何かの小さな小さな幼虫が潜んでいた~。何の幼虫だったのか?許しませんぞ!
さてさて、来年の春も今年以上にたくさんの花が付くように、花の後や冬の間に、
株の周りに肥料を入れて堆肥も撒いて、大切に育ててあげなくては・・・