もともと木々の下草と一緒だったり、山道の脇などに群生しているタチツボスミレ、
なので、持ち帰った一株二株が鉢の中でも消えることなく増殖はするものの、
やっぱり、こぼれ種からこうした落ち葉が堆積する場所で育った物のほうが花が綺麗なような気がする。
自分に合う場所が一番快適なのは、植物も人間も一緒ってことだよね。
この白いスミレを初めて見つけた時は、野生種とは思えなかった。とても可愛くて。
日蔭の山道や道べりでも沢山見かけるので・・・これも2株程勝手に頂いてきて、
大き目の鉢植えにした所、さすが野生種!? 3年程でわっさり~増えてます。
調べてみると、ほぼ真っ白な物から紫のスジが多い物、全体が紫っぽい物、等など、
アリアケスミレは変異が多いのだそうだ。私はこの感じがお気に入りだけど。
これが子供の頃から身近で咲いてて馴染み深いスミレ。
残念ながら、今年はこの子たち綺麗に咲かない子ばかりで・・・ガッカリだった。
本当はもっと可愛くて素敵で、頑丈な子たちなのに・・・なにがいけなかったのか。
アスファルトの隙間からでも顔を出して、何食わぬ顔で花を咲かせるしぶとい根性スミレなのに、
何かお気に召さないことがあったらしい。