今夜、39県の緊急事態宣言の解除が発表されましたね。
それでも、これからもコロナウイルス感染症と向き合って、
今まで続けて来た感染防止対策を続けることに変わりはないですよね。
安全で誰にでも使える治療薬、そしてワクチンが出来る日が、
一日も早いことを願うばかりです。

さて、皆さんは、
菅原洋一さんが歌った「忘れな草をあなたに」をご存じでしょうかね?
1971年にリリースされた曲ですから、49年も前ですけど。
(1963年に女声コーラスグループの人達が、
そして倍賞千恵子さんも菅原さんと同じ年にリリースされています)
ご存じの方はご存じ、ご存じない方はご存じないですよね。(笑)
(作曲は江口浩司さん、作詞は木下龍太郎さんです)

で、当時の私はこの曲がとても好きで、
本当によ~~く口ずさんだものです。
特に、最後のフレーズの所をね~。
当時は忘れな草がどんな花かも知らないままに。

最近ならネットで検索すれば、即!どんな花か知ることができますが、
その頃はネットも無ければ、植物図鑑を見ることもせず。
(若さ故? 花その物にあまり興味が無かった)
なので、若かりし日から、長い年月ず~っと忘れな草と言う花は、
素敵な花なんだろうな。。。くらいに漠然と思っていました。

忘れな草がこんな花だと知ったのは
ブログを書く様になって、↓↓に載せているキュウリグサを知った時でした。
キュウリグサの花が忘れな草に似ていると記載されていたから。
確かに!検索してみるとそっくりな花でした。

我が家に忘れな草がやって来たのは一昨年だったかな。
一年に一度、市が配ってくれた花の種の1つが忘れな草でした。
こぼれ種でも増えるらしいので、
来年はもっと増えてくれると嬉しいんですけどね~。

はい、お待たせしました~。これがキュウリグサです。
(・・・って、誰か待ってくれてたかな?)

忘れな草の花が直径6~9mm程に対して、
キュウリグサの花の直径は3mm程の小ささです。
何かのきっかけで、ふと目を止めて見ない限り、
見過ごしてしまう様な雑草の花なのです。

ですが、よくよく見るとこれが可愛らしくて~。
私はこの花を知って以来ず~っとハマっています。
なるべく種が落ちるまで抜かないようにしてるので、
今や家の周りに一杯咲く様になっています。

勿論、妹には「こんな花の何が好いんだか!?」と呆れられていますけど。
でも、もう~ほぼほぼ諦めてるっぽいです。
あれこれと小さな雑草の花を好きだ!好きだ!と言い続けてますから。
(そうそう、タチイヌフグリも極小の青い花が可愛いんですよ)

さて、キュウリグサの名前の由来ですが、
葉っぱをもむとキュウリのような匂いがすることから、
この名前が付いたんだとか。
もんでみたら、確かにキュウリっぽい匂いがしました。



これはキュウリグサの花とそっくりなハナイバナです。
花の大きさもほぼ同じです。
ちょっと見た感じ、見分けが付きにくいかもですが、
葉っぱが先の方まで付いていること、
穂状に花が付かないなどが、キュウリグサとの違いです。

そして一番の見分けるポイントは
キュウリグサの花の中心が黄色なのに対して、
ハナイバナの中心は黄色くないことなのです。