(名古屋市中村区平池町)
かつて国鉄笹島駅であったこの一帯は、名古屋駅の貨物駅機能として昭和12年(1937)に開業した。昭和55年(1980)西名古屋港線の名古屋貨物ターミナル駅が開業し、業務を次第に移管して昭和61年(1986)廃止となった。その後は12.4ヘクタールの敷地を利用してイベント会場に充てられ、平成17年の愛知万博の際にはサテライト会場として利用された。「ささしまライブ24」の呼び名は、笹島地区開発で21世紀の新しい都心の一翼を担い、人・物・情報が交流し、活動する「ライブ」と、中部新国際空港への交通結節点を意識した24時間都市の「24」を組み合わせたものとしている。近年になり愛知大学名古屋キャンパスや中京テレビ放送等が建ち始め、平成29年にようやくグローバルゲートが開業し、名駅南の人々の流れが変わりつつあった。