flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

松蔭寺と白隠

2019-04-20 00:00:00 | ほとけのいおり

(静岡県沼津市原 2006年5月26日)  臨済宗鵠林山松蔭寺は、弘安二年(1279)天祥西堂が開創したのが始まりという。その後衰退したが、寛永元年(1624)に再興されている。また、当地の商家の三男長澤岩次郎として生まれ、松蔭寺で出家して後に臨済宗の中興の祖となった白隠慧鶴は、「駿河には過ぎたるものが二つあり、富士のお山に原の白隠」と謳われた。信濃飯山城で生まれた真田信之の子である道鏡慧端によって指導を受け、著名な禅僧となり、当地で没した。
    

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