flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

六王子神社

2021-03-27 00:00:00 | かみのやしろ

(静岡県富士市柏原新田 2008年2月22日)
 潤川と沼川と和田川が合流する場所に三股の淵があり、昔この淵には龍が棲んでいて毎年少女を生贄として捧げる風習があった。江戸から京に向かう途中の巫女七人が通り掛かり、生贄のくじを引き、年少の「おあじ」が引き当ててしまった。残された六人は悲しみのあまり沼に身を投げてしまった。その亡骸を村人が集めて弔ったのが六王子神社の始まりと伝わる。

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