(鹿児島市金生町 2008年7月16日)
出羽国山形の商人源衛門が安永元年(1772)この地で呉服商山形屋を創業した。現在の建物は本館、新館、別館を総称して1号館、通りを隔てて2号館、3号館からなる。その内、戦前建築は、大正5年(1916)竣工、RC造3階地下1階塔屋付の本館と昭和7年(1932)竣工、RC造6階の新館であり、本館は昭和30年(1955)と昭和42年(1967)に増築が成され6階建に、新館は昭和42年(1967)に増築が成され8階建になっている。平成9年(1997)戦前建築の部分の外観改修が施された。