(北海道釧路市 2013年7月10日)
オリエンタルデパート跡
丸三鶴屋(丸井今井)跡
釧路駅から幣舞橋を経て南大通に至る釧路を代表する通りである北大通。その通り沿いには幾つもの大規模小売店舗の空きビルが見られた。北海道という土地柄、早くから郊外化が進んでいた大地でも更にそれが進んだことが分かる。

昭和42年(1967)に開業した、SRC造8階地下1階塔屋付、延床面積9,485㎡の百貨店である。昭和55年(1980)百貨店業態は終了し、テナントビルとなった。

丸三鶴屋は昭和5年(1930)RC造4階として開業。第二次世界大戦により被害を受けたが、改修され昭和35年(1960)現在の7階、延床面積5,607㎡に増築され、昭和43年(1968)には新館を築造。平成8年(1996)営業は丸井今井に転換(所有は丸三鶴屋)され、平成16年(2004)本館(1996-大通館)が閉鎖。平成18年(2006)には丸井今井が撤退し、全館閉鎖となった。



丸ト北村跡




昭和42年(1967)呉服商から百貨店に業態変更をして開業。昭和50年(1975)現存するRC造6階地下1階塔屋付、延床面積4,300㎡の店舗に改築された。然しながら、昭和53年(1978)和議を申請し一時閉店。間もなく再開したが、平成12年(2000)に至り、閉店となった。
協同組合くしろデパート(ファッションスクエアKOM)跡

昭和39年(1964)に開業した、RC造6階地下1階塔屋付、延床面積8,580㎡の寄合百貨店である。丸井今井百貨店と同時期となる平成18年(2006)に閉店となった。(2016年解体)
そうごデパート(OKUNO)跡
昭和45年(1970)ファッションビル業態として開業した、RC造6階塔屋付の旭川に本店を持つ店舗である。その後OKUNO(オクノ)釧路店に改称され、平成13年(2001)閉店となった。

昭和45年(1970)ファッションビル業態として開業した、RC造6階塔屋付の旭川に本店を持つ店舗である。その後OKUNO(オクノ)釧路店に改称され、平成13年(2001)閉店となった。