flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

みたらいの石仏

2005-12-14 12:47:50 | 石のまもり

 甲州から信州入りをする。
3年振りの下諏訪駅を降りた。
原始の石器材料黒耀石の産地、和田峠へと向かおうと考えていたが、バスが廃止されてしまっていた。 
そこで先ず諏訪秋宮に参詣することとした。そしてその後ろに連なる諸神仏にも訪れた。
明治時代に祀られた大岩不動や町内最古の双体道祖神、霊神等があり、鎌倉街道ロマンと言われている。
また春宮近くにある、みたらいの石仏は、春宮の石鳥居を造る際、切り出そうとした石から血が流れ始めたため、その石で仏を造って供養し、改めて石鳥居を造ったところ無事完成し、奉納できたという伝説が残っている。
石仏の表情を見ていると、時代や国を超越したものを感じ、この辺りの独特な神秘さを漂わせているようだった。

これら魅力的な信仰物が多かったため時間が押し、付近に訪れた際に必ず寄る温泉にも入浴できなかったが、同様のリラックスを得られたと感じている。
      


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4 コメント

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諏訪大社 (BALTAN(バルタン))
2005-12-14 20:02:29
koureiさんは、本当にいろんなことをご存知なんですね。

歴史の奥深いところまで、いろんな知識があり、羨ましく思います。



私なんぞは、ただ漠然と見ている歴史物体である。

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コメントありがとうございました (ソニック)
2005-12-14 21:22:32
当方のブログにコメントをいただきありがとうございました。

下諏訪をここまで気に入っていただけて、町民としてとても嬉しいです。



大晦日の、諏訪大社秋宮の二年参りも、混雑しますが、おすすめですよ。

##当方、消防団で雑踏警備に行きます

またのお越しをお待ちしています。
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☆BAKTAN(バルタン)さん (kourei☆)
2005-12-14 22:27:23
興味のあることに対して、もっと知りたい というのはあります。

でも、通常は世間知らずの凡人です。



ほんとうは漠然と見ることが自然なんだと思うのですが、この道で何か力になれば…というのがあるのかもしれません。
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☆ソニックさん (てんゆう(kourei))
2005-12-14 22:45:45
私は、諏訪湖周辺の上諏訪、岡谷、塩尻にそれぞれ訪れたことがあるのですが、印象深く、懐かしさを感じ、リピートしているのは正直、下諏訪だけです。

直接、下諏訪に訪れることもありますが、松本や清里へ行っても下諏訪で途中下車します。



諏訪湖の花火大会のとき、訪れたことがありましたが、まだ諏訪大社のお祭りや、賑やかなときには行ったことがありません。

近くまた行くことがあろうかと思います。

隠れスポット等ありましたら、またお教えください。
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