京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 「モガ」ならぬ“モバ”

2010年01月30日 | 日々の暮らしの中で

今日は朝から美容院に行った。

先日の新聞記事、「尖端少女」(19)によると、
「1920~30年代、モダンガールは必ずしも断髪ではなかったが、断髪女性は必然的にモダンガールであった。尖端少女が毛尻をそろえたかっこいい断髪・ボブヘアになることは、“モガ”であることを自己表現する方法だった」とある。

美容師さんが言うに、「毛断女」=「モダンガール」だそうで、略して「モガ」なのか。

モダンな「若い女」は、「男を征服するために」美容院から出撃する、といわれ、美容院は取締りの対象になった。京都でも美容院はモダンガールの製造元、「男征服」の拠点とイメージされていたと記事は記している。

どんなヘアスタイルにしようか…、思い切って変えてみたいがいつもは勇気がない。
自分にはこれが一番似合う、これだ。このつまらない思い込みが、あの「進取の気性」に反することになる。生活の基盤が変わるこれからの一ヶ月、せめて普段と少しイメージチェンジして、ゴールドコーストに降り立とう。

「長さは?」「少し長めで」「でもお品を少し残しておいてね」
ソフトカーリーで、モジャモジャに…変身。すっきり爽快、軽~いあたま。
昔このスタイルが好きだった頃、「お母さんの頭は爆発あたま」と息子が歌っていたものだ。大丈夫、小規模の噴火にしたから。

あんたは「モバ」だね。「モーなんてバかな女!」と聞こえてきそうだけれど、まっ、いいかね。頭が軽いんだから口ぐらいは重く…反論もしない。
何を言われても今日の望みは成就した。自己満足でな~~んて豊かな気分だこと。魅力が増し一目ぼれ… は、あるわけがない。

「モバ」の自己表現も、Jessieが面白がってくれればもうけもの~。
コメント (8)
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