京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 ♪涙でよごれたあなたの顔に

2011年03月14日 | 日々の暮らしの中で
             
私事ながら、本日午後一時過ぎ、宮城県内に住むふた家族の身内の安否確認ができました。ただ、福島県いわき市に住むおじ夫婦とは依然連絡の取りようがないままでした。

午後7時49分、電話が入りました。「ラジオで聞いたのですが」と、小名浜の神社の娘さんでした。
尋ねてみると、家族で長年のお付き合いがあり、身を案じ情報を探していたとのことです。私のところへ身を寄せたのかと思ったらしい。

実は昨夜遅く、地元のラジオ局に安否情報の形で流してもらったのです。叔父の耳に届けばいいと期待しながら、パソコンで聞いていました。1時間もしないで放送してもらえました。あとで思えば、停電ではラジオも聴けない?と思ったものですが。

明日、バスで行ってみると言われます。車はガソリンがないのだという。このような状況下、くれぐれも無理をされませんようにとお頼みし、電話を切って1時間。改めて、怪我もなく無事であることを確認したとの一報を得ることにつながりました。

情報を求めて多くの人が不安を募らせている中で、早速に一人の耳にとまるという奇跡のようなご縁をいただけました。「ラジオは大切ですね」と言われます…。

今夜もラジオを聴いていました。
   ♪ がんばれ、がんばれ、
      涙でよごれたあなたの顔に
       ぼくは 声援を送ります 

と、聞こえてきました。明日から、私にできる協力の方法を探します。 
コメント (8)
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