「ユキノシタ」、ひょっとすると季語なのかと歳時記を開いてみると、夏の季語になっている。
花弁の上3枚は小さく淡紅色で斑点があり、下2枚は白く大きく垂れる、と説明されていた。教えていただいたように「虎耳草」と記されて、「ゆきのした」とルビがふってある。上の花弁のかたちが虎の耳似ということなのか。だが、虎の威を借りる、というには似つかわしくない花だと思うが。「鴨足草」の表記もあった。「満点星」が「どうだんつつじ」と知った時には美しい!と思ったものだ。歳時記の楽しさは、こうした表記の様々を知るところにもある気がする。
低く咲く雪の下にも風ある日 星野 椿
正午前、暗くなってきたので洗濯物を取り入れた。埃の匂いが窓から入ってきたと思ったら、やがて、thunder and lightning 雷鳴と稲光。
thunder showerのイメージよりも、むしろ所によっては「thunder storm」、雷雨だったようだ。
話題に出てきた英語表現、こんな些細な言い回しでも使うときがない。そこで、知ったかぶりしてでもちょこっと挿入してみたくなるというものか。
やがては天候も回復。何を思い立ったか、ウオーキングに出ようと準備開始。ところが再び2時半ころから頭上でゴロゴロ鳴りだした。3キロほど久しぶりに汗を流し帰宅。真っ暗な中をひと暴れして去っていった。
さて、口をあけたこの写真は何でしょう。わぁ~~お、夏の季語になっています。「・・・・・引けばたやすく抜けるもの」星野 椿