京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 季節に寄せる思い

2013年03月29日 | 日々の暮らしの中で

昨日、朝から草餅の写真にくぎ付けでした。これはなんとしてもどこかで…と思っていて時間に追われ、コロッと忘れてしまいました。「絵本で英会話」を終えて急いで帰宅、車で滋賀県大津市までこれまた大急ぎで向かったりしていたためです。

ベッキー先生は毎年のことで来月早々には松山へ行かれるのだとか。四国はこちらよりも桜の開花が進んでいそうです。Cross my fingers for good weather! full bloom! 左右それぞれ、人差し指と中指を交差させてのポーズにも力が入っていました。満開ではなくとも、お楽しみが奪われないことを、花過ぎではないようにと一緒にそっと願いました。

友人とシネマ歌舞伎を鑑賞した午後、不覚にもうとうとっと…。お隣でもそんな気配です。別れ際に手渡された小さな包み。包装紙を外すと「桜ひらり」(俵屋吉富)、季節感あふれるリキュールボンボンでした。花時のイメージが上手に表現されています。かわいい、見るからに軽やかで清涼なひとひらをいただきました。季節に寄せる様々な意匠、店ごとにその趣向は楽しめて、和菓子屋さんの店頭には四季を問わず日本人の繊細な感性が花盛りです。懇意にさせていただく店ばかりではなく、もっと積極的に余所さんを訪ねる楽しみを思いました。
 
パッションフルーツの実が生りだしたと、娘から写真が届いています。表面に顔の絵は誰のいたずらなのか。母親らしくもあります。草餅の緑の深さには及びませんが、幼い子供たちの興味を引いている一つだったら楽しいなと想像するばかりです。

 
コメント (4)
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