Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

「ドリームガールズ」と「ホリデイ」

2007-04-18 16:59:43 | 機内食・映画・美術展
インドへの行き帰り、マレーシア航空の機内で見た映画について。

「ドリームガールズ」

18才の新人、ジェニファー・ハドソンがアカデミー賞の助演女優賞をとったことが話題になった映画。ジェニファーは助演じゃなくて主演でしょ、というくらい際立っている。歌もうまい。が、自分の好みからすると暑苦しすぎて駄目。絶叫系がただでさえ苦手なのに、ジェニファーちゃん、歌も演技もめりはりがないのだ。もうひたすら絶叫、一本調子。ここらへんはやっぱりまだ18才なんでしょうねえ。

一方、本来主演であるはずのビヨンセ。お人形みたいにきれい。でもそれだけ。ジェニファーに比べて損な役選んじゃったわ、と思っているのがまるわかり。もっとうまい女優だったらそれでももっとこの役に肉付けができたはずだと思うが、やはり演技は素人。ここら辺が限界?

この手の映画のストーリーに驚きを期待するのは野暮だが、それにしても工夫がなさ過ぎるし、これでアカデミーの作品賞候補ねえ。ふーん。

「ホリデイ」

たあいの無いラブコメだが、これも主演のキャメロン・ディアスがダメ。身勝手でやかましく、ギスギスしたこんな女に魅力を感じる男がいるんだろうか?アメリカの映画やテレビを見ていて良く思うが、主役の人物設定であるからにはそれが視聴者に受けるということだろう。理解できん。

男の方はジュード・ロウもジャック・ブラックもなんて女に都合のいい男。まるで少女マンガみたい。と思ったら監督・脚本が女性だった。納得。ジュード・ロウはいかにも女性ファンが増えそうな役だが、演じていておもしろくはなかったろうな。

この映画の唯一の救いはケイト・ウィンスレット。こちらもどうということはない役だが、彼女は見ているだけでほんわかする。「タイタニック」の頃はアイドルスターにしては太めだな、ぐらいにしか思わなかったが、最近の彼女には他の女優にないやわらかさがあって、それがとても魅力的。「ネバーランド」のお母さん役には泣かされたし、いい女優さんです。


今回は二本ともはずれ映画を選んでしまったが、マレーシア航空のエンターテイメント・システムはなかなか充実している。機内食も以前よりずいぶん良くなっていたし、ちょっと見直しました、マレーシア航空。
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インドネシア料理 ワヤン・バリ

2007-04-17 19:47:52 | 食べ歩き
久しぶりにお出かけした六本木の帰り道、夕食には少し早かったが「インドネシア料理」に惹かれて泉ガーデンの「ワヤン・バリ」ヘ。

前菜にテンペのサテ、ダブダブ・ソースというのを取ってみる。ダブダブ・ソースとはトマト、キュウリ、タマネギなどのみじん切りが入った甘酢ソースだった。テンペ、結構好きなのだ。インドネシアにこれのサテはないと思うけど。あっさり食べられる。

上の写真はレンダン・ビーフとごはん。シンガポールに頻繁に出張していた頃、よく食べていたので懐かしかった。辛さはかなり抑えめだがココナッツもきいて本場っぽい味。ご飯がすすみます。

一人をのぞいて従業員は全員インドネシア人のようだし、カジュアルなところもインドネシアっぽい。わざわざ行くというより、ちょっと寄るのに調度良い。ランチが良さそう。

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インド土産

2007-04-17 00:08:30 | インド
今回の戦利品


最近のインドにはレトルト・カレーまである。インスタント・ミックスもいろいろ。


インドのビスケットは素朴においしい。イギリス植民地時代の置き土産、お茶の時間のせいらしい。スナック菓子はインドの香り。


ガイドブックは博物館で買うと安い。世界遺産シリーズは一冊60ルピーにセール中だった。


海岸寺院の土産物屋で見つけたガネーシャのTシャツ。始め18ドルとか言うので添乗員のF女史に言いつけたら5ドルになった。さすが!


同じ土産物屋の飾り物。こちらは交渉したけど18ドルから下がらなかった。Tシャツの敵をこっちでとられたかも。

田舎ではお金を使いません。

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デカン高原大横断 8

2007-04-16 00:54:14 | インド
3月27日

デカン高原横断の旅もいよいよ大詰め。この日はバーダミからゴアまでひたすら移動。朝の7時に出発して
 フロントガラス越しに日印友好などしながら。

途中ガイドが暇つぶしにアーンドラ・プラデシュ州の観光ビデオを見せると言う。期待しつつTV画面を見ていると登場したのはガイド氏とその家族。どこかのホテルの中庭を散歩する姿が延々と続く、しかもシタールの音楽つきで。なんだこりゃ、と思いつつ見ていると今度は州観光局のおばさんのスピーチが長々と続く。これはもしかして、と思っていると案の定、「それでは今年の最優秀ガイドの表彰です。」やっぱり、これが見せたかったのね~、と日本人全員苦笑。しかし本人は照れる様子もなく自分の姿にうっとりしている。その上翌日、「昨日のビデオ、どうだった?」とまで聞いてくる。
まさか「あんなもの見たくねーよ」とはいくら私でも言えないので、「うーん、なんか予想してたものと違ったね。あれはホームビデオでしょ」と言うと、「もちろん、僕が特別に編集したんだ。僕のことをもっと知りたがるお客さんが多いからね。」 インド人にはかなわん。

西ガート山脈を越えると急に広葉樹や竹などの背の高い木が増え、緑が多くなる。
そして
 アラビア海。

ゴアのホテルには午後6時到着。

今回最初にして最後のリゾートホテル。

3月28日

朝4時に目が覚めた。胃が痛い。おととい辺りから連日のカレーの食べすぎで胃が疲れているのを自覚していたのだが、昨晩は久しぶりの華やかなサラダとデザートのビュッフェでつい意地汚く食べてしまったのだ。後悔先に立たず、その後はしばらくトイレ通い。

出発の頃にはだいぶおさまったが、どうも脚に力が入らない。
午前中はゴアの観光、教会を見るだけなので外で座って待っていようかと思ったが、日陰はないし中の方が涼しそうだ。

と言うわけでふらふらと付いていったボム・ジェズ教会。
 
ここで有名なのはなんと言ってもフランシスコ・ザビエルのご遺体。立派な大理石と銀の棺に眠っているが、前面がガラス張りになっているので黒く変色した頭などがわずかに見える。

中国の広州で亡くなったザビエルの遺体は湿度の多いところにもかかわらず、耳の一部以外腐ることがなく、自然にミイラになったのだそうだ。そう言えばブータンの先代のジェイ・ケンポも亡くなった後いつまでも腐らず、そのため火葬はやめてミイラを埋葬したと言っていた。徳の高い人は死んでも腐らないらしい。

道を渡って大聖堂

それに隣接するアッシジ・フランシスコ教会

別に教会が嫌いなわけではないが、ずっとヒンドゥーの世界に浸っていたのでどうも気が乗らない。

ゴアは観光をするよりもやはりビーチやホテルでだらだらしたり、町をぶらぶら歩いたりする所だろう。
 
走るバスの窓からだったのでうまく写真が撮れなかったが、町並みの独特な色合いや建物は楽しそうだった。

昼食はポルトガル料理。スープだけいただいたが、ちゃんとカルド・ベルデ(じゃがいもとキャベツのスープ)になっていた。

この後は国内線でムンバイへ。大好きなジェット・エアウェイズ、機体もスッチーのお姉さんたちもきれいです。正味40分弱のフライトなのにちゃんと温かい食事を出すところもすごい。

ムンバイには15時着、今夜のKL行きは23時30分。たっぷり時間があるので最後にお買い物、といってもムンバイの市内まで行くと大変なので飛行場近くのデパートとマーケットへ。

野菜が豊富でどれもおいしそう。

花輪やさんはどこの町にもたくさんあった。神様に捧げるマリゴールドとジャスミン。

最後は空港近くのハイヤット・ホテルで夕食を食べて時間通り機内へ。
KLで乗り換えて成田。
3月29日 19時到着。

チェンナイからヴィジャヤワダまで列車移動480キロ、ヴィジャヤワダからゴアまでバス移動2050キロ。
これまで経験した中でたぶん一番暑い旅行だったけれど、大好きな壁三昧できて楽しかった。
同行者の皆様、ありがとうございました。

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デカン高原大横断 7

2007-04-15 02:28:03 | インド
3月26日

午前中、バーダミから30キロのパッタダカルヘ。
ここにも8世紀チャルキヤ朝のヒンドゥー寺院がたくさん残っている。

公園のような敷地内に大きめの寺院が6つ、その他にも小さな祠がいっぱい。


かわいい北方型シカラのカダシッデシュワラ寺院。 
 正面のマンダパがなくなってしまったガラガナータ寺院。 

立派なマンダパの残るサンガメシュワラ寺院

南方型マリカールジュナ寺院と北方型カーシーヴィシュワナータ寺院
 
一番大きなヴィルパークシャ寺院とその美しい壁面
このお寺の正面にはナンディ堂があり、たくさんの人がお参りに来ている。
 
 
こちらの女の子は子供も大人も髪にジャスミンなどの生花を飾っている人が多くてとてもかわいい。
 
ヴィルパークシャ寺院内部。柱には細かい彫刻、上部には象の頭が並ぶ。
  
  
どの寺院もその細部にうっとり。実に上品で優美だ。
今までたくさん見てきた中でも、ここが一番と言う声多数。同感。

昼食にまたホテルに戻って、シエスタの後、バーダミ石窟へ。
こちらはちょっと時代を遡って6世紀ごろのもの。
  
同じような造りの石窟が上へ上へと4つ階段でつながっている。
内部にはたくさんの柱とシーバやヴィシュヌの浮き彫り。
  
 第2窟の天井

そして第3窟で見つけてしまったのだ、麗しい壁画を!

ひさしの裏側の薄暗い陰にかろうじて残っていた断片。白い女性の顔はその場で分かったが、その両脇の緑も女性の顔だとはカメラで撮るまで分からなかった。
色使いや表情がアジャンタの壁画↓を思い出させる。
 
時代は同じ6世紀、距離的にもそれほど離れているわけではないから似ていても不思議ではない。
この石窟も往時はどれだけ華やかだったことだろう。


石窟の前に広がる人造湖。水辺では洗濯する人たちがいっぱい。

山の麓にはバーダミの町が広がる。

石窟から降りてチャイで一休みした後、街中をちょっとお散歩。
 
玄関に植えられたこのハーブはトゥーリー。なぜ植えられているかは聞きそびれた。
  小さな店が並び
 
市場がにぎわう。
 
小さなメロンは野菜?大きなメロンは食べたかったが食べ損ねた。

友人に付き合って神様のポスターを買いに。
 
寡黙な店主は親切だった。

 
ホテルまでは馬車で並木道をポコポコと。
インドの田舎はいい。

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デカン高原大横断 6

2007-04-14 00:42:17 | インド
3月25日

朝ホテルを出ようとすると、従業員のおばさんがランゴーリを描いているところだった。
 
ランゴーリとは石灰や米の粉で模様を描く南インドの風習で、玄関前を掃除してこれを描くのが一家の主婦の朝一番の仕事らしい。本屋にはこの模様のパターン集まで売っているから決まりはなく、それぞれ自分たちで考えてデザインしているようだ。
街中や移動中も良く見かけた。
 


午前中は再びハンピ遺跡へ。

 小さいガネーシャ寺院 
 
大きいガネーシャ寺院 
 ヘムクート寺院群の一つ 
 クリシュナ寺院 
 ナラシンハはヴィシュヌの化身


ハンピ遺跡はとにかく広大で、盛時はどれほど華やかな都だったことだろう。
今は砂色一色の寺院や宮殿も色とりどりだったことだろうし。
空間恐怖症かと思うほどの彫刻の密度はいかにもヒンドゥー的。

途中お弁当を食べながらまた北に移動してアイホーレへ。
6-7世紀、チャルキヤ朝のいろいろな形式の寺院がたくさん残っているところだ。

始めに見たのはホーチミリ寺院と石窟寺院。
 
 どちらもシーバ神でいっぱい
 絵葉書売りはどこの遺跡にもいっぱいいたが、この子は一番気が利いていた。写真を撮ってやったらうれしそうに握手してきた。がんばって偉くなれよ。

 
前方後円形のドゥルガー寺院。西インドで見た古い仏教石窟の形をそのまま地上に再現したものだ。周りの回廊が美しい。
  
 彫刻も繊細で美男子だ。

 屋根の形が独特なラードカーン寺院。
 中から見る窓がきれい。 
 スーリヤ寺院。

ここの寺院群は規模は小さいがどれもユニークで美しい。彫刻の完成度もハンピよりずっと上だと思う。時代を遡る方が上質な細工というのはどこでもよくあることだが、なぜなんだろう。

ここからホテルのあるバーダミまでは25キロ。早めについたのでまだまだ明るく暑い。小さなホテルだが中庭にプールがあったので久しぶりに一泳ぎ。落ち葉をかきわけながら泳いだ。

この晩のホテルの宿泊客は我々の他はヨーロッパ人二組。やかましい日本人の団体はさぞ迷惑だったろう。すいません。

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フクイのカレー 続き

2007-04-13 10:19:11 | 食べ歩き
昨晩書いた下の記事についてフクイさんご本人から一部訂正の依頼が入ったので少し書き直しました。

こんなへなちょこブログまでチェックしていらっしゃるとは、やはり真摯なお方です。
在庫がなくなったらまた注文しますので、よろしくお願いします!
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フクイのカレー

2007-04-13 01:22:13 | 食べ歩き
偶然迷い込んだカレー系ブログで絶賛しているお取り寄せカレーがあった。
インドで壊した胃もすっかり直ったし、そろそろまたカレーが恋しくなってきたので連絡してみた。

電話をしてみるととてもまじめそうで商売慣れしていない感じの対応。案内した送料が違っていたと(しかも安くなるのに)わざわざ連絡してくださるし、これは期待できる、とわくわく。

今朝、冷凍宅急便で届いたカレー。
 広告チラシで包装してあるところが素敵!

味見してみたいから、と

ポークカレー辛口
黒ゴマカレー
豆とひき肉カレー
ハヤシソース

を1セット(2袋)づつお願いしたが、他にもソースカレー、特製ポークカレー、カレーうどんがある。品揃えはその時々で変わるらしい。
手書きの丁寧なお手紙まで入っているし、作り手の人柄が伝わってくる。

で今夜早速 黒ゴマカレー を試食。
 おいしい!!

お肉は入っていないベジタブル・カレーだが、野菜とゴマのうまみが濃厚で、複雑なスパイスの刺激に負けていない。スパイシーだが辛すぎない、ご飯に良く合う味。インド風ではなく、どちらかというと欧風カレー。期待はしていたが、それ以上。すばらしい。

このカレーを作っているフクイさんは元金子ジム所属のボクサーだったんだそうだ。

ボクシング、昔はすごいファンだった。なにしろ子供の頃のあこがれの人が大場政夫、と言ってももうおじいさんしかわかるまい(年がばれる)。カシアス・クレイ(モハメット・アリ以前)やジョージ・フォアマンもリアルタイムで見たし、ペイTVなんてせこいものができる前はすごい試合がテレビで見られたっけ。日本のボクシングもユーリ・アルバチャコフや鬼塚あたりまでは好きだったけど、辰吉なんかがもてはやされるようになってから興味を失った。今ちやほやされているK兄弟なんて論外。私は正統派の美しいボクシング・スタイルが好きなのだ。

閑話休題。フクイのカレーに興味をもたれた方は下記のブログへ。

カレーなる日々 今日のカレー(No.72) ~フクイのカレー?~(通販)

管理人はインド、カレー、ボクシングおたくです 
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デカン高原大横断 5

2007-04-12 01:00:55 | インド
3月24日 旅のハイライト、デカン高原最大の遺跡ハンピ。

南インド最後のヒンドゥー王国、ヴィジャヤナガラの16世紀の都跡である。

まずは北端にあるヴィッタラ寺院。

回廊で囲まれた敷地内に本殿、マンダパ、山車などが建っている。

 パンフレットや絵葉書に一番良く登場するのはこの山車。しかし隣のおじさんで分かるとおり、意外に小さい。細かい細工は見事だが。

 
本殿正面のオープン・マンダパと柱。この柱の細い部分はそっと叩くと音が響くようになっていて、その昔は柱一本一本に楽士が付いて音楽を奏でたとか。つい2,3ヶ月前までその音を聞かせてもらうことができたが、どこぞの外国人が柱を強く叩いて折ってしまい、今は触れなくなってしまったんだそうだ。寺院いっぱいに響く柱の音楽を聞いてみたい。

 
境内の建物は柱も屋根も彫刻でびっしり覆われている。

 しばらく歩いてスーレーバザール。
この大通りの両側は花街だったそうだ。

その突き当たりにあるアチュタラヤ寺院の門にはそのせいか妖艶な美女の彫刻が。
 

さらに歩いて丘の上からヴィルパークシャ寺院を眺める。正面の大通りはハンピ・バザール。
 
 バザールの「遺跡」には人が住み着いてしまっていて、ここは学校になっていた。

この日も暑かったのでバザールの屋台でスイカを買って一休み。
 「フィフティーン・ルピー」のはずが支払いの時には「フィフティ」になって添乗員F女史、ぶり怒り。観光地はこれだからね。
 お子ちゃま達は涼しげです。

 ヴィルパークシャは今も寺院として機能していて、中は参拝客でいっぱい。ムスリムの女の子たちも遠足で来ていて、へーと思ってしまった。

 門前のポスト。ここに投函したはがき、4月7日にはちゃんと届きました。

 午前の観光はこれで終了。暑い中を3キロ以上歩いたのでのどが渇いた。ココナッツは一個10ルピー。

昼食はホテルに戻って、その後しばらくお昼寝タイム。これは助かった。

午後は宮廷地区の見学。
 
王妃の浴場。
 
同じく王妃の住まい、ロータス・マハル。
どちらもイスラム建築の影響を受けているのが面白い、ムスリムは敵だったはずなのに。
なんでも飲み込んでしまうヒンドゥーらしさ?
 立派な象舎

王室礼拝堂だったハザーラ・ラマ・チャンドラ寺院。
 
 
外壁がラーマーヤナの彫刻で覆われている。
 外塀もフリースでぎっしり

 水路も残る階段池。
思ったより小さく、造りも以外に雑なのでちょっとがっかり。

最後は王のプラットフォームで夕日を待つ。
 

が、途中で太陽は雲の中へ。全員そそくさと撤収。皆さん、疲れていたんですね。

この日の夜はホテルのアーユルベーダに予約を入れていたので、夕食をパスして直行。このホテルの食事はいまいちだし、連日の食べ疲れでちょうどいい。
はじめに椅子に座って頭をオイルマッサージ、次に台に寝そべって顔のマッサージ、それから額にオイルをたらすシロダーラ、全身のオイルマッサージ、最後にスチームバスで90分、1550ルピー。ハイデラバード出身のオーナー・ドクターに施術してもらって、気持ちよかった!

ハンピ観光はまだ続きます。

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デカン高原大横断 4

2007-04-11 00:53:47 | インド
3月23日

クルヌルはごくありふれた地方都市だが、その町外れ、小高い丘の上に移築されたヒンドゥー寺院がある。

ルパラサンガメーシュワラ寺院。7世紀のもので、やはりダム建設により水没するところを移されたそうだ。
小さいが南方型のシカラといい、壁面の彫刻といい、実に繊細でいい。
 
特に入り口両脇の女神像はなんとも優雅。
  
 ここにはちゃんとバラモンもいてプージャをして下さる。

この旅行中、何回プージャを受けたことか。ここいら辺のヒンドゥー寺院は異教徒もやさしく受け入れてくれる。

さらに郊外、アーランプルという町にも同じ川辺から移された7-8世紀の寺院が9つまとまって建っている。



どれも北方型のシカラで、同じような構造。窓や彫像が見事。
  
 
ここら辺からオタク心全開、写真は壁ばかりだ。

この日のお昼はクルヌルの町のレストランでベジタブル・ターリ。

これにビリヤニと白いご飯も来て、辛いけどおいしかった。
ちゃんと右手でいただきましたよ。

午後はまたハンピまでの移動。暑い午後に冷房バスでの移動はありがたい。

↑これで移動したわけではありません。

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