Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

デカン高原大横断 3

2007-04-09 00:06:44 | インド
3月21日

ナガルジュナサーガルの湖を船で渡ってナガルジュナコンダの仏教遺跡が移築された島へ、約40分。
 

ダムで沈んでしまった3-4世紀の仏教遺跡の、ほんの一部が島に復元されている。

 
僧院、僧坊の跡。レンガの土台の上に木製の屋根が乗っていたと思われる。

アマラヴァーティーより一回り小さなストゥーパ。

こんな遺跡が島に点在しているのだが、この日はピーカン、むちゃくちゃ暑い。同行者の持っていた温度計は40度を越えているし、日陰もろくにない。水に囲まれた静かないい環境なのだが、それを楽しむ余裕なし。
インド人ガイドも含め全員へろへろになりながら島の博物館へ避難。

ここも内部撮影禁止。収蔵品はアマラヴァーティーのものによく似ているが、完成度の高さはアマラヴァーティーの方が上だと思う。

昼食の後はひたすらバスに揺られてハイデラバードをめざす。
いまやITでイケイケのハイデラバード、大都会です。
 

ホテルのお向かいもITの学校だった。

3月22日

午前中ハイデラバードの市内観光。
まずは町のシンボル、チャール・ミナール。
 16世紀、伝染病に打ち勝ったことを記念する戦勝門。
 
町の中心らしく、まわりには水がめや野菜、果物の露天が並ぶ。

そのすぐ近く、メッカ・マスジット。
 
大理石のお墓の上で寝転ぶのが一番涼しいらしく、大人気。でも私たちが行ったら管理人が気を使ってみんなを追い立ててしまった。

ゴルコンダはやはり16世紀の宮殿と城砦跡。

往時はさぞ華やかだったろうと思うが、アウラングゼーブに滅ぼされて廃墟になってしまった。
山の上の城砦まで階段が伸びてインド人は皆一生懸命上っていくが、「私たちは行きません」。よかった、だって暑いんだもん。

昼食は市内の中華レストラン。明らかにインド人経営。最悪を予想しつつ食べてみたらお味は意外にもまともだった。
中国系の料理人がいたのかな?
 お皿が微妙にかわいい。

昼食後、ガイドの薦めによりアーンドラ・プラデシュ州立博物館へ。


ここに仏舎利が収められているというが、大して期待もせずに行くと、
 この中に
 仏舎利が!

今までの経験から米粒ほどのものを予想していたのだが、ここのは親指の第一関節ぐらいある。鎖骨の一部とのこと。ベテラン添乗員のFさんもこの大きさにはびっくり。バビコンダという遺跡からの出土品で、仏舎利と一緒に金、銀、真珠の粒が壷に入っている。さすがインド、思わぬ眼福。

この後はまたバスで南下、クルヌルヘ。

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de bon coeur のケーキ

2007-04-08 00:56:10 | 食べ歩き
インドの反動か、なにか「おっしゃれ~」なものが食べたくなってケーキ屋へ。
武蔵小山の 「de bon coeur」
patisserie de bon coeur * パティスリィ ドゥ・ボン・クーフゥ

有名なアーケードからは外れたところにあるこの町らしからぬおしゃれな店で、お値段も武蔵小山らしからぬ高級さ。

 桜のモンブラン

時期的につい選んでしまった季節物。マロンペーストと真ん中のルバーブ・ジャムの中に塩漬け桜葉が入っている、と思う(あまり自信ないけど)。
結論、塩漬け桜葉と洋菓子は合わない。
そう言いながら来年になったらまた性懲りもなくこういう季節ものを買ってしまうんだよなー。

 ガトー・ピスターシュ

どっしりした生地にフランボワーズ・ジャムやらクリームやらナッツやら、複雑な味と食感。甘すぎない、男っぽいお味。ピスタチオの味は思ったほどしなかったけど。

この店は女性シェフだが結構男っぽい、どっしりしたものが得意のようだ。

ところでケーキ屋で一つだけケーキを買うことってできます?
私はなぜかこれができなくて、一度に食べられないとわかっていても必ず2つ買ってしまう。1つだけください、と言ってもいいんでしょうけどねー。

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デカン高原大横断 2

2007-04-07 01:16:17 | インド
3月19日

早朝6時20分、列車は定刻よりやや早めにヴィジャヤワダに到着。
頭にスーツケースを載せたポーターについて駅の階段を上る。


階段の上から外を見ると、ちょうど昇ってきた太陽が部分日食で欠けている姿が正面に。

この日食のことは前日の新聞で読んで知っていたが、このタイミングで見られるとはラッキー。インド中部では最大25%、デリーあたりでは50%ほどの日食が見られたようだ。

 駅を出てホテルへ直行。
開いたばかりのレストランで朝食。南インドのおいしい朝ごはんが並ぶ。
 左からウッパマ、パラタ、ヴァーダ
 イドリとサンバル

午前中は休養のため観光はなし。部屋でホテルの説明書を見ていたらアーユルベーダ・マッサージを見つけた。早速予約を入れてフィットネス・ルームへ。
更衣室の奥のマッサージ・ルームで二人の女性が左右から同時にマッサージしてくれる。ちょっとざらざらした手のひらがちょうどいい刺激。45分のマッサージにスチームサウナで850ルピー(約2500円)。脚が軽くなって快適。

午後はちょっと郊外のウンダベリ石窟へ。

7世紀に作られたヒンドゥー石窟だが中の装飾はほとんど残っていない。
横たわるシーバ神像だけは今も信仰の対象らしい。
 ひょうきんな顔のシーバ
 天使のように見えるこれはガルーダ

3月20日

午前中ヴィジャヤワダの西、アマラヴァーティーへ。チェンナイの博物館で見たフリースが出土したところだ。
現地には今は直径50メートルのストゥーパの基壇と小さな博物館があるだけ。それでもチベット仏教徒の聖地となっているらしく、チベット人家族がピクニックをしていた。
 

博物館内部は撮影禁止。めぼしいものはない。

この後はさらに西のナガルジュナサーガルをめざす。
途中、ダーバ(ドライブイン)でお弁当。

魚のフライ、チーズサンド、ポテトフライ、ポテトチップ、ゆでジャガイモ、バナナにレトルトのごはん。多すぎます。

道中の景色は綿花畑や唐辛子畑。中学校で習った「デカン高原」を思い出す。

唐辛子はちょうど刈り入れの時期。すごい量。

川では水牛が水浴び中。
 気持ち良さそ~

クリシュナ川をダムでせき止めたナガルジュナサーガルの人工湖には4時ごろに到着。
予定より早かったのでアーヌプルの見学。これは湖の底に沈んでしまった遺跡の一部を移築したものだ。

僧院の跡
トイレも残っている 
 円形ならぬ方形劇場

宿泊は湖畔のホテル。ベランダからダムが良く見えた。


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デカン高原大横断 1

2007-04-06 02:58:12 | インド
さて、インド旅行記。チェンナイからゴアまでインドの真ん中を突っ切る旅。
写真が茶色の壁ばかりなので、我ながらいささか腰が重い。

2007年3月17日 クアラルンプール空港でツアーご一行様11名と合流。今回の添乗員はS社のカリスマ、超ベテランのF田さん。ますますパワフルです。

KLからチェンナイはマレーシア航空で。機内食から早くもカレー。
 付け合せのマンゴーチャツネがうまい。

チェンナイへは定刻、21時に到着。外はむっと蒸し暑い。
ホテルへは30分ほど、後は寝るだけ。

3月18日 まずはチェンナイ博物館へ。


元はイギリス植民地時代の劇場だった建物。敷地は広く、収蔵品も多いようだが、外人入場料250ルピー、カメラ使用料200ルピーは高い!文句を言いつつも良さげなものがありそうなので支払って、元を取るべく写真を撮りまくる。

ここの一番の売りはブロンズのコレクション。
 展示も立派です。
  
シーバの宇宙創造の踊りのファンシーなディスプレー。

そしてもう一つの目玉はアマラヴァーティーのストゥーパのフリース。2世紀ごろに作られた浮き彫りは本当に繊細で美しい。
 
 
 これなどはインドというよりギリシャの物のよう。時代的に言ってガンダーラの影響がここまで来ていてもおかしくはないはず?

アマラヴァーティーのフリースはロンドンの大英博物館にもいいものが行っていて、実はこれを見たのが今回のツアーに来たかった理由の一つだった。隣の部屋にはアマラヴァーティー出土の仏像もあったようだが、こちらは残念ながらクローズされていて、覗かせてももらえなかった。無念。

チェンナイ市内には他に見所もないので、この後は南に下ってマハーバリプラムへ。

 5つのラタはそれぞれ一つの岩から掘り出された小さな寺院。7世紀のもの。
 茅葺民家型のドラウバディー・ラタ
  南方型アルジュナ・ラタ
 切妻屋根のビーマ・ラタ
 
一番大きな南方型ダルマラージャ・ラタ
 
前方後円形ナクラ・サハデーヴァ・ラタ

車で5分ほどのところには石窟寺院がいくつも彫られた大きな岩山があり、ここに有名な岩壁彫刻がある。
 思ったより大きい。高さ7,8メートル?
 
苦行するアルジュナとその真似をする猫。ねずみが猫を拝んでいるのがかわいい。

最後は海岸寺院。ここいら辺も2005年の津波の被害を受けたところだが、この寺院は奇跡的に助かったのだそうだ。
 

寺の周りはシーバの乗り物、牛がぐるっと取り囲むが、1300年の風雨にさらされ風化が激しい。

この後はチェンナイ市内に戻って夕食をとり、深夜の駅へ。

チェンナイからヴィジャヤワダまで夜行列車に乗るのだ。

 2等車両は乗客で満杯。軟弱な旅行者にはとても無理。
なので我々はエアコン付き寝台車へ。
  
 この車掌さんが毛布、シーツ、枕をくれます。

定時の23:35、列車は音もなくチェンナイ駅を出発。うとうとしながらヴィジャヤワダへ向かった。

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あこがれのアフガニスタン

2007-04-04 18:07:27 | 雑談
先日渋谷の本屋をうろついていてアフガニスタンのガイドブック(!)を発見、思わず購入。

Amazon.co.jp: アフガニスタンガイドブック―シルクロードと深夜特急の十字路: 本: Jujiro編纂室

このマニアックなガイド、2005年の9月に発行されているが、思えばこの頃はアフガニスタンの情勢もやや落ち着いて見え、いつも使っているS旅行社でも視察ツアーをだすらしい、という噂が流れていた。がその後また治安が悪化してしまって、とても物見遊山で出かけられるようなところではなくなってしまった。

思えばアフガニスタンに最初に興味を持ったのは高校生の頃。「シルクロードを全速力」という、イギリスからインドまで女一人で自転車で行ってしまったアイルランド人の旅行記を読んだ時だ。1960年代に女性一人でイスラム圏を旅行したのだから当然いろいろなトラブルにも遭い、特にトルコ東部やイランでは大変だったらしい。それがアフガニスタンに入ったとたん、「アフガン人は旅行者から金銭をふんだくることをまだ知らない」「アフガン人は紳士で、世界でももっともハンサムな国民だ」。行ってみたい!と思っているうちにソ連侵攻が始まってしまった。

高峰秀子の「旅は道づれガンダーラ」もおもしろかった。高峰さんがだんな様の松山善三と一緒に井上靖を団長とする学者の一団とアフガニスタンを旅行する話。あとがきに「水ナイ、酒ナイ、日陰ナイ、トイレもなければ雨もナイ」けれど「ああ、あの愛しいアフガニスタンへ戻りたい」とある。こういう国こそ行ってみたいではないか。

あこがれつつも遠いアフガニスタン。カイバル峠までは行った。

1999年の5月、タリバン政権下のアフガニスタンに国連の食糧援助トラックが隊列を組んで向かっていた。

以下はパリのギメ博物館の収蔵品。
 
 
いずれも1930年代にフランス隊が発掘したもので、取り決めにより半分はフランスへ、残り半分はカーブル博物館に収蔵されたのだという。本国に残された半分の運命を思うと、なんとも複雑。アフガン人のものはアフガニスタンに、が本来ではあるのでしょうが。

当分はガイドブックを見てあこがれ続けるしかない国だが、世界一のセクシーはげ、カルザイ大統領にはがんばっていただきたい。

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今年の桜

2007-04-03 20:35:58 | 国内旅行
今日は砧公園に花見に行く予定だったが朝からの雨で中止、結局花見弁当を持ち寄って我が家で飲み会(自分は飲めないけど)。

窓から見える桜の花は雨で見る見る散っていき、今年の桜もおしまい。インドから帰った日に満開だった桜、今年はまともに見ずに終わってしまった。

昨年はその前の2,3年、桜の時期に日本にいないことが多かったので気合を入れて花見をした。一度行ってみたかった吉野まで足を伸ばして。

2006年4月13日 天気は良くなかったが中千本が丁度見ごろだった。
 
 
吉野の桜は東京で見慣れたソメイヨシノではないので遠目に見ても色合い、姿が違っている。でも全山ピンクはやはり見事。

 大宇陀の又兵衛桜。樹齢300年とか。 
 長谷寺の桜も満開。 
 ん十年ぶりの東大寺も。

桜の季節はやはりそわそわする。日本人のDNA。
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また歯磨き粉の話

2007-04-02 00:01:52 | コレクション
今回のマレーシアはインドへの途次だったので何も買い物をしなかったが、歯磨き粉だけは仕入れた。


マレーシア製 ニームとクローブ入り、ハラル、ベジタリアン対応。
ベジタリアンというのは動物性のゼラチンや骨粉が入っていないからだそうだ。
ムスリムもインド系もOKということですね。


こちらはインド製、明らかにムスリムの方用、ミスワック入り。
使うとかなり強烈なハーブの香り、リコリスのような味がする。

中東で人気のミスワック、もともとパッケージにあるような小枝で歯を磨いたものなのだそうだ(トルコのyokocanさま、情報ありがとうございました)。
インドのニームも同じ使い方をするので同じ植物かと調べてみたところ、どうも木の種類は違うようだ。しかしどちらの植物にも様々な薬効があると信じられていて、ミスワックの方は預言者モハメットの推薦まである。コーランにも登場するらしい。そんなわけでムスリム用製品にはミスワック配合。

ニームの方はもともとインド原産の植物らしく、乾燥に強いということでインドのあちらこちらの道路わきに街路樹として植えられている。枝から樹皮、葉、花まで使われ、特にニーム・オイルの薬効はかなり科学的に証明されているらしい。
 
 ニームの花。結構いい香りがします。
 ムンバイのマーケットで売っていたニームの歯磨き用小枝。一束2ルピー(約6円)。

歯磨きの成分にもちゃんとお国柄があるんですね。

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クアラルンプール観光

2007-04-01 03:07:58 | 東南アジア
クアラルンプール立ち寄りは友人のお宅訪問が目的だったので特に何をしたいという希望もなかったのだが、中国系マレーシア人のジェニーちゃんはいつも通りフルパワーでやる気満々だったので観光に連れ出してもらった。

まず最初はKL自慢のペトロナス・タワーへ。

今では「アジア一」の称号は台湾に持っていかれたと思うが、相変わらず観光客には人気の様子。朝早く行かないとだめ、と言われたが早起きするのがいやだったので10時半ごろに行くと、ツインビルの真ん中をつなぐブリッジ部分の展望台への入場が「本日の16時になります」。ここは入場無料なのだが一時に上がれる人数の制限があって、予約不可、先着順、だから早く行かないといけないのだ。
高いところは好きだけどビルの屋上まで上がれるわけではないし、べつにいいよ、というわけでなかなかおしゃれなみやげ物売り場を覗いただけで撤収。

ビルの下層階はショッピングモールになっているのでここをうろついて、ジェニーの友人と待ち合わせて昼食。この友人がムスリムなので、飲茶をすることにしたのだが「ハラル」対応かどうかまず確認。マレーシアの中華は面白いことにほとんど豚肉を使わない「ハラル」なのだ。だから肉まんも肉しゅうまいも中身は豚ではなく鶏。でもお味はちゃんと中華でした。

夕方は郊外へ蛍を見に行く。KLから1時間半ほどのクアラセランゴールというところで、海に注ぐ手前の川辺に蛍が群生しているという。
まだ明るいうちに船の乗り場を確認。

でも蛍見物は当然暗くなってからなので、まずは腹ごしらえ。

道をしばらく戻った川べりにレストランが密集する一角があり、その一軒でシーフードの夕食。
 ホタテのしょうが蒸し
 インゲンの炒め物
 蟹のカレー炒め
 魚の辛酸スープ蒸し(うまい!)
これで一人1000円は安いでしょう。

おなかも一杯になり、空も暗くなったところで船着場からボートに乗り込む。観光客が大勢来ているが10人乗りのボートは次々出るので待つこともない。モーター付きのボートだが音はとても静かですべるように川を遡る。と、川べりの木の枝がチカチカ光る。ちょうどクリスマスツリーの電飾のように白っぽい光がひっきりなしに点滅するのだ。大昔、子供の頃に日本の田舎で見た蛍は緑がかった色で光って飛び回っていたように思うが、ここのは白っぽくて枝からほとんど動かない。しかもとまる木の種類が決まっているらしく、特定の木にだけびっしりいる。だから電飾のように見える。

30分ほどの見学中、お客も静かに見ているのでこれはいい。私はまったく知らなかったが日本人も結構来ていた。夕食とのセットならこれはいいコースだ。

2日目、ジェニーの妹サリーもやってきて近くの食堂で朝食。

ひき肉とだしじゃこのような小魚を炒めたものが乗った麺、これで3リンギット、約100円。安くておいしい。

この日はKL市内から30分ほどのFRIM(森林研究所)へキャノピー・ウォークをしに行く。ここは国立の施設で、ジャングルを再生、研究しているところ。ピクニック・グラウンドやハイキング・ルートができていて、市内からすぐのところとは思えないほど緑が多い。

キャノピー・ウォークはこの敷地内でも一番高いところにあって、キャノピー自体は地上から30メートル、全長150メートルとたいしたことはないのだが、ここにたどり着くまでが一苦労、駐車場から1時間半ぐらいハイキングをすることになった。道は整備されているし、のぼりもそれほどきついわけじゃないが、何しろ熱帯、暑いのだ。汗だくになってキャノピーにたどりつくと、ここからは市内が一望。緑のにおいもして、これは気持ちがよかった。
 

運動をした後はマレー風のからーい魚などを食べて、

シャワーを浴びてから空港へ。

たった2日間だったが、クアラルンプール、思った以上に楽しめた。
これも我が友人のおかげ、ありがとう、ジェニーちゃん。

いまいちPRのへたなマレーシア観光局ももっとがんばれよ。マレーシアは文化の多様性といい、自然の豊かさといい、シンガポールなんかよりずっと魅力的なんだから。

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