田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

雪上ハイク in 西岡公園

2021-02-02 17:27:08 | スノーシュートレック & スノーハイク

 約1週間ぶりの雪上ハイクを楽しんだ。西岡公園(西岡水源池)にはこれまで夏冬共に何度か訪れているが、今日は初めて公園の最奥部まで足を伸ばしてみた。そこは中央峠や白旗山に通ずる札幌市自然歩道の入口だった。

   

   ※ 西岡公園(水源池)を表す典型的な写真です。取水塔と池を入れた一枚です。

 今日、札幌の近辺では暴風雪注意報が出されていたので遠出は無理かな?と考え、近間の西岡公園を散策してみようと思い出かけた。西岡公園を目的地としたのは、西岡水源地周辺を巡るとともに、あわよくば西岡公園に近接する「焼山」に登ることができたら、という思惑もあったのだ。(結局は、運よく登り口を見つけることができ、登山も果たすことができたのだが、そのレポは明日することにします。)

   

   ※ この日私が歩いた経路です。

 水源池巡りにスノーシューとツボ足とどちらが適当か迷ったのだが、きっと多くの人が散策しているに違いないと考え、スパイク付き長靴で巡ることにした。この判断は間違っていなかったようで、まったく苦労することなく散策路を巡ることができた。

   

   ※ 西岡公園の駐車場です。          

   

   ※ 駐車場から階段を上ると水源池の池が見えてきます。   

 西岡公園は明治時代に月寒歩兵第25連隊の水道の水源地として造成された(?)ところを中心としてできた公園である。駐車場からほどなく全面が結氷した水源池が目に飛び込んでくる。

 私はまず水源地の東側を水辺に沿って歩いた。水源池の池そのものはそれほど大きくはないので、すぐに池の端に着くのだが、その後には木道が続いている。つまり、池に続いてその先は湿原になっていて、そこに木道が張り巡らされているのだ。その木道が今着々と整備されているようだ。今日も工事をしている業者の方や重機などが目に入った。その木道を先へ先へと進むと、やがて普通の山道に変わる。

 案内標識に従い、さらに先に進むと、やがて「自然歩道 西岡入口」という標識が立っていた。ということは、この先は「公園ではなく、自然歩道ですよ」ということのようだ。自然歩道は中央峠や白旗山など「札幌ふれあいの森」に通じている。昨年夏に、ふれあいの森から西岡公園へのルートに興味を覚えたのだが、途中にある山部川に架かる橋が決壊していて通行禁止になっていたため断念した経過がある。分岐点のところに特別に注意書きがなかったということは修復されたということなのかもしれない。ちょっと興味が沸いてきたが、今日のところはその入口から引き返すことにした。

   

   ※ これも池の全景を写したものです。全面結氷しています。

   

   ※ 雪上の散策路は写真のようにしっかりと踏み固められていました。

   

   ※ 空は写真のように真っ青な空が広がっていました。

   

 ※ 樹齢3~400年ともいわれるミズナラの木です。「長老の木」と名付けられていました。   

   

   ※ 池の先の湿原にはこのような木道が伸びていました。前方は工事中の木道です。

   

   ※ まったく反対側から見た水源池の全景です。右端に取水塔が見えます。   

   

   ※ 湿原の中で工事をしている業者と重機です。

   

   ※ 木道が終わると、スノーモービルが走って道を造っていました。   

   

   ※ 自然歩道入口の三叉路です。左側へ進むのが自然歩道のようです。

   

   ※ 入口に立っていた標識です。

 帰りは水源池の西側を通り駐車場まで帰ってきたが、西側は池の淵が崖状になっているため、池からやや離れたところから池を眺めながらのハイクとなった。

   

   ※ 池の西側の散策路からは立木越しにしか池を見ることができませんでした。

 天候が心配されたが、時折り強風が吹くこともあったが、空は晴れていたため心配するような事態となることはなく、心地よい雪上ハイキングを楽しむことができた。