“スナックパイン” として人気だというボゴールパインを試してみたが…、どうも私にはイマイチだったかな? 「ちぎって食べられる」ということが “スナックパイン” の命名の由来のようなのだが…。
私の諸事情により話題に事欠いてしまい、少々古い話題を持ち出してしまうことになり恐縮です。
先週6月5日のことであるが、北海道新聞にコンビニのセイコーマートが 「石垣島からANA便で空輸したボゴールパイン(スナックパイン)を道内60店舗で限定販売する」という記事が掲載された。
珍しもの好きの私は、早速セイコーマートの本部に問合せし、取扱店を訪ねたところ幸いにも自宅近くのセイコーマート店で扱っていることが分かり、いち早く駆け付けて買い求めた。(確か一個税込み980円だったはずだ)
※ 購入したボゴールパインですが、まだ熟れ切っている状態ではないようです。
私はかなりの果物好きを自認している。家にはいつも何らかの果物があることを妻にはお願いしている。ところが果物はご存じのようにけっこうな価格なので、我が家のような家計ではいつも果物があるという状況を保つことはなかなか難しい。
そうした中、パイナップルはかなり格安な果物である。フィリピン産のパイナップルだと1玉300~400円程度で購入できる。これを食するのが私一人なので、少なくとも4~5日は楽しむことができるのだ。今が旬のサクランボなどは400gで1,500円前後もするが、私にかかると一晩で食してしまう。
ということで「ボゴールパインって、どこが違うの?」という興味もあり購入してみたのだ。いつものパイナップルの場合は妻が手早く、上手に外側の皮の部分を除いて一口サイズに切ってくれるのだが、今回は動画を参考にしながら私が処理することにした。
ボゴールパインの場合はお尻の部分を切り落として、その後は皮の部分の溝に指を入れ、一つ一つちぎるようにして全体から取り出すのだ。これが考えようによって楽しい作業とも思えるが、私にはけっこう時間のかかる大変な作業だった。さらには、この作業の最中に果汁がずいぶん無駄に流れるのが気になった。
※ 私が手でちぎったボゴールパインです。左側には茎の部分を小切りしたものです。
さて、食する段階であるが、確かに一口サイズの大きさは「スナックパイン」と称されるのに相応しいのだが、どうも私には物足りない思いが付きまとった。通常のバインを食した時のような食べ応えのようなものを感ずることができなかったのだ。
後から撮った写真をあらためてみると、青い部分が目立ちあるいは収穫時期が尚早だったのでは?という疑問や、私自身の処理の仕方が未熟だった点も考えられるが、ボゴールパインの初体験はイマイチだったなぁ、というのが正直な感想である…。