一歩一歩の歩みが藻岩山山頂に近づくとの思いで歩を重ねた。「今の私にはどうかな?」という思いはあったが、なんとか目的を果たすことができ、ホッとしている私です。
今年も例年どおりに元旦に初日の出を山頂で拝もうと元旦登山を計画していました。今年は息子も一緒に登ってくれることになってたのですが…。
しかし、元旦の午前4時に起床した時、窓外は雪が深々と降っていました。苦労して登っても初日の出を見られないのでは、と息子と相談の上で断念したのでした。本音を言えば私自身が登山をする体力に自信がなく躊躇したところもありました。
その思いで三が日を過ごす中、自分の下した決断に情けなさを感じていた私は「例え途中で断念することがあるとしても一度試してみよう!」と思い立ち、今日の午後に登山を試みることにしました。
自家用車を手放した私は、タクシーで慈啓会登山口まで移動し、軽アイゼンを登山靴に装着し、12時30分にスタートしました。
今年も例年どおりに元旦に初日の出を山頂で拝もうと元旦登山を計画していました。今年は息子も一緒に登ってくれることになってたのですが…。
しかし、元旦の午前4時に起床した時、窓外は雪が深々と降っていました。苦労して登っても初日の出を見られないのでは、と息子と相談の上で断念したのでした。本音を言えば私自身が登山をする体力に自信がなく躊躇したところもありました。
その思いで三が日を過ごす中、自分の下した決断に情けなさを感じていた私は「例え途中で断念することがあるとしても一度試してみよう!」と思い立ち、今日の午後に登山を試みることにしました。
自家用車を手放した私は、タクシーで慈啓会登山口まで移動し、軽アイゼンを登山靴に装着し、12時30分にスタートしました。
※ 慈啓会登山口の登り始めの登山道です。
アイゼンが雪を噛む音を聞きながら、ゆっくりペースで登山を開始しました。けっして無理をせず、「ゆっくり、ゆっくり」と言い聞かせながら…。
最初こそ快調でした。しかし、身体は正直です。25分が経過して「日本初のスキーリフト跡地」の標識があるところに至ったころにはすでに私の息は上がっていました。
※ 米軍の進駐軍用に造られたリフト台跡地に残るコンクリート台です。
私は藻岩山登山の慈啓会ルートを登るときにルートを大きく3つに分けて考えています。一つ目には「登山口⇒リフト跡地」、二つ目が「リフト跡地⇒馬の背」、三つ目が「馬の背⇒山頂」と…。その区切り目で休憩とまでは言えないものの一息つくことにしています。今日もリフト跡地、馬の背で、それぞれ一息ついて登山を再開しながら登り続けました。
ところで「日本初のスキーリフト跡地」ですが、これは街歩き研究家の和田哲氏の講座で、このリフトは戦後札幌に駐在した米軍の進駐軍が北海道に命令して造らせたリフトだそうです。北海道としては藻岩山の天然林を伐採しなければならなかったことから進駐軍に再考を願ったものの聞き入られず1946(昭和21】年に止む無く伐採してスキー場を造成したということです。進駐軍が札幌を離れた1959(昭和34)年にはスキー場は使用禁止となり、天然林を再生して今の姿になったということでした。
本日、改めて気が付いたのですが、リフト跡地からは林を通して札幌の街並みを望むことができました。今と違って、当時は日本家屋が立ち並ぶ景色だったと思われますが、進駐軍のスキーヤーは札幌の街並みを見下ろすようにして滑ることで優越感を覚えていたのでしょうか??
※ リフト跡地から望むことができる札幌の中心街です。
登山の話に戻ります。
リフト跡地からはちょっとした平坦な道から、直ぐに急斜面が連続します。跡地前で息が上がっていた私の足は重く、後から登ってきた人たちが次から次へと私を追い越していきます。仕方ありません。明らかに私より若く、体力もまだ十分な人たちですから…。
登山の話に戻ります。
リフト跡地からはちょっとした平坦な道から、直ぐに急斜面が連続します。跡地前で息が上がっていた私の足は重く、後から登ってきた人たちが次から次へと私を追い越していきます。仕方ありません。明らかに私より若く、体力もまだ十分な人たちですから…。
※ 馬の背を目ざして忌厳しい登りが続きます。
急斜面を登り切ったところで「馬の背」に出ます。そこにはベンチが置かれていて、多くの人が腰かけて一息入れるのですが、私もそれに倣って一息入れ、持参の熱いコーヒーで喉を潤しました。とそこで私は大失態を演じてしまいました。その大失態について説明するにはかなりの字数を必要とするので、明日改めて投稿することにして本日のところは秘密としておきます。
※ 馬の背まで登り切ったところに休憩用のベンチがあります。
「馬の背」の休憩ポイントからは、文字どおり馬の背のような緩い上りがしばらく続きます。その後には山頂へ向けての厳しい登りが待っています。直登はとても無理なのでジグザグの登山道がしばらく続きます。この辺りが藻岩山で最もきついところです。
「馬の背」の休憩ポイントからは、文字どおり馬の背のような緩い上りがしばらく続きます。その後には山頂へ向けての厳しい登りが待っています。直登はとても無理なのでジグザグの登山道がしばらく続きます。この辺りが藻岩山で最もきついところです。
※ 鉄塔が立っているところが山頂です。
そして山頂直下、山頂に建つアンテナ塔が見えるところからが最後の胸突き八丁です。この頃の心境はリード文のとおりです。辛い一歩一歩ですが、この一歩が山頂に近づいているんだと…。
※ 最後の胸突き八丁の厳しい登りです。
登山開始から90分後、14時にどうにか藻岩山山頂に立つことができました。山頂は時々雪が降るコンデイションで眼下に見る札幌の中心街も少し靄って見えました。
登山開始から90分後、14時にどうにか藻岩山山頂に立つことができました。山頂は時々雪が降るコンデイションで眼下に見る札幌の中心街も少し靄って見えました。
※ 山頂は靄っていて中心街もうっすらしか望めませんでした。
山頂で嬉しいのは、以前は特に山頂標識のようなものはなかったのですが、2~3年前に標識が立てられたことです。
近くにいた観光客の方にお願いして、私も一枚写真を撮ってもらいました。
※ 説明不要です。
と、登山の様子をレポすると、「けっこう厳しい山なの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、藻岩山はあくまで市民の誰もが気軽に楽しむことができる山なのです。ちなみにデータを紹介しておくと、
◇高度 531m
◇距離 5.8km
◇高低差 450m
だそうです。
年齢なりの体力しか持ち合わせていない私にとって今やとても厳しい山なのです。
来春、天気が良ければ初日の出登山をもう一度やってみたいとは思っているのですが…。どうでしょうか??
それでは明日の私の大失態話をお楽しみに…。
※ なぜか昨日から「いいね」マークを付けることができません。あれこれと試してみますが、しばらくの間失礼することになるかもしれませんが ご了承ください。
と、登山の様子をレポすると、「けっこう厳しい山なの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、藻岩山はあくまで市民の誰もが気軽に楽しむことができる山なのです。ちなみにデータを紹介しておくと、
◇高度 531m
◇距離 5.8km
◇高低差 450m
だそうです。
年齢なりの体力しか持ち合わせていない私にとって今やとても厳しい山なのです。
来春、天気が良ければ初日の出登山をもう一度やってみたいとは思っているのですが…。どうでしょうか??
それでは明日の私の大失態話をお楽しみに…。
※ なぜか昨日から「いいね」マークを付けることができません。あれこれと試してみますが、しばらくの間失礼することになるかもしれませんが ご了承ください。