田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

氷瀑巡り №1 アシリベツの滝 & 鱒見の滝

2021-01-11 17:01:53 | 環境 & 自然 & 観察会

 北国の滝といえば冬期間はしたたり落ちる水が凍って形作る氷瀑である。国営滝野すずらん丘陵公園内にある二つの滝も今は厚い氷覆われ、見事な氷瀑となっていた。その氷瀑の一部からは冷たい水がしたたり落ちていた。

 冬の「国営滝野すずらん丘陵公園」は各種のアクティビティとともに、公園内にある滝にできる氷瀑も見物の一つである。園内には4つの滝があるらしいが、その中でも代表的な滝が「アシリベツの滝」である。

   

   ※ 渓流口駐車場から「アシリベツの滝」へ向かう入口のところです。

 「アシリベツの滝」は日本の滝百選にも選定されている落差26mと札幌では最大級の滝である。こちらは渓流口駐車場から1.1Kmと距離も短いこともあり、訪れる人も多い。私が訪れた9日(土)も滝に向かう人、滝から帰る人が切れることなく続いていた。滝に向かう経路の途中に気温の表示灯があったが、午前10時を過ぎていたのだがマイナス7.8℃を示していた。

   

  ※ アシリベツの滝に向かう途中、気温はマイナス7.8℃を示していました。(午前10時15分)

 氷瀑は大小二つの滝に出来ていた。向かって右側が雄滝と称するようだが、こちらは全体が厚く凍っていたが、氷が厚くなりすぎたためか重さに耐えかね(?)途中からひび割れていた。一方、雌滝の方は氷瀑ができつつも、流れ落ちる水の様子も見えて冷たさが一段と伝わってくるようだった。

   

   ※ アシリベツの滝が見えてきました。

   

   ※ アシリベツの滝を観賞する橋です。正面右は雌滝です。

   

   ※ こちらは雄滝です。氷瀑の途中にひび割れが入っています。(自重でひび割れた?)

   

   ※ こちらは雌滝をアップしたところです。

 もう一方の「鱒見の滝」は渓流駐車場からおよそ2.5Kmもあるため、訪れる人は極端に少なかった。(冬季は「鱒見の滝」近くの鱒見口駐車場が閉鎖されているため、渓流駐車場から歩かねばならない)私が鱒見の滝往復で出会った人はわずか6人だった。

   

   ※ 歩くスキーで「鱒見の滝」に向かうカップルです。

   

   ※ 「鱒見の滝」が近づきました。左は滝から流れ落ちた水が流れる小川です。

 「鱒見の滝」の方は、高さ18mと「アシリベツの滝」よりは小さな滝であるが、こちらは滝全体が凍っていた。

   

   ※ 「鱒見の滝」を遠望したところです。

   

   ※ 「鱒見の滝」アップです。凍らずに水がしたたり落ちているところがありますね。

   

 結局、この日は雪道を12,203歩、11Kmも歩き、すっかり疲れ果ててしまった。

 「国営滝野すずらん丘陵公園」内には、このほか「不老の滝」、「白帆の滝」と二つの滝があるようだ。機会があれば、この二つの滝の氷瀑も見てみたい。

         

 

 
                                             

 



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