迎えて14年目。私たちの道立近代美術館前歩道の清掃ボランティア活動を3月25日(土)に今年の活動をスタートさせた。会員の高齢化が進展してどれだけの会員に集まっていただけるか、不安があったが例年並みに7名の参加を得て無事にスタートすることができた!
春がやって来るのが思いのほか早く、近代美術館前の歩道に冬の間に滑り防止のために蒔かれた微砂利(小さく砕かれた砂利)が醜く路上に散乱していた。その様子を目にするたびに「早く取り除いてくれ!」と微砂利たちが叫んでいるように思われた。
そこで例年は4月に入ってからスタートする私たちの清掃活動であるが、今年は第1回目の活動を3月24日(金)に設定して会員にお知らせした。ところが24日朝起きてみると生憎の雨天のために翌25日に延期して実施したのだった。
私たちの「近美を愛するブリリアの会」は、不肖私が代表を務めて2010年に会を結成して活動を始めてから、今年で14年目を迎えている。その間、会員の高齢化が進み、いつまで続けられるのか不安を抱えながら「ともかく今年はもう一年頑張ってみましょう!」ということでスタートしたのだった。
朝5時30分、私は会員の方々が集合する30分前に戸外へ出て、清掃用具を清掃現場まで運び、会員の方々が清掃しやすいように準備をする。すると午前6時になると会員の方々が三々五々集まってくる。
約半年ぶりの活動のため、久しぶりに顔を合わせる会員の方もいる。「元気でしたか?」、「冬の間は何をしていましたか?」等々…。そこここで明るい挨拶が交わしながら、それぞれ竹ぼうきを手に微砂利を集める清掃が始まった。
ふつうのゴミとは違い、微砂利は重たく掃きにくい。そのため、掃き集めた微砂利はところどころに集めることにした。路上にはところどころに小さな山が出現した。その微砂利の小山は札幌市の清掃者が集めていってくれる手筈となっている。
清掃を始めて約40分、近代美術館前の歩道はスッキリとした表情を取り戻した。私たちの気持ちもスッキリした。
これから2週間に1度の割合で、夏期間の間会員の方々と細やかな地域貢献をしていきたいと思っている。