足踏みを続けていた札幌の桜の開花が今朝ようやく宣言された。平年よりは早いというが、昨年よりは6日も遅い開花宣言だった。それでも桜の開花宣言は嬉しい。これでようやく本格的な春が訪れたと…。私は嬉しさに浮かれて市内を駆け巡った。
今朝、ようやく札幌の桜の開花宣言がなされた。私は発表を確信して9時30分過ぎに標本木のところへ駆け付けた。するとテレビ局各社のカメラが標本木を狙っていた。私は彼らの一人に「開花宣言がなされたのですね?」と問うと「そうだ」と回答が返ってきた。
標本木を見ると、5~6輪といわずかなりの数の花が開花していた。私は早速その様子をカメラに収めた。それにしても標本木はなんとなく貧相に見えてしまう。昨日、私は標本木を若い樹と称したが、はたしてそれだけだろうか?私がイメージするソメイヨシノは樹全体が花びらで覆われてしまうような樹をイメージするのだが、札幌の標本木の場合、枝に付く花の数が少ないように思えるのだが、はたしてどうなのだろうか?
それはともかくとして、私は開花日に札幌市内の桜の名所(?)といわれるところの中から“蜜”が避けられるところを巡って歩くことにしていた。その参考にしたのが北海道新聞に掲載された12ヵ所だった。その12ヵ所とは…。
①手稲区・軽川桜づつみ
②北区・北大医学部前
③西区・西野緑道
④白石区・本郷商店街
⑤白石区・白石こころーど
⑥西区・農試公園
⑦西区・発寒河畔公園
⑧中央区・南4条線
⑨清田区・あしりべつ桜並木通り
⑩中央区・朝日山記念公園
⑪北区&手稲区・新川さくら並木
⑫中央区・中島公園
の12ヵ所である。札幌の人に言わせると、札幌の数少ないさくらの名所に円山公園、真駒内公園、モエレ沼公園などが入っていないのはけしからんとお叱りを受けそうだが。この12ヵ所はあくまで4月24日付の「さっぽろ10区」欄に掲載されたものであることをお断りしたい。
さて、私はその中から人混みを避ける意味で⑪新川さくら並木、①軽川桜づつみ、⑥農試公園、⑦発寒川河畔公園の4ヵ所を選び、自転車を駆って駆け回った。それにしても新川は遠かった。私は9時30分過ぎに出かけて、帰宅したのは午後2時だった。軽川桜づつみだけは往復ウォーキングだったが、他は自転車で走りっぱなしでこの時間である。(何度か休んではいるが…)かなり疲れた。その様子については明日アップすることにしたい。
面白いことに、帰宅する際にもう一度札幌気象台の標本木のところに寄ってみた。今日は好天で気温も上がったこともあり、わずか4時間経っただけで桜の花の数が増えたように感じた。そのあたりを見比べていただけると面白いかもしれない。
※ 以下の写真は、開花宣言から4時間半後に撮った写真です。