田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

北東北の縄文遺跡を巡る旅 第2日

2023-10-12 17:02:00 | 道外の旅
今日は実質旅の1日目ですが、大満足の一日でした。
 フェリーで意外に良く睡眠が取れたことから、八戸港着後に仮眠を取らず、最初の訪問地の七戸町の「二ツ森貝塚」に向かいました。ここではガイドを予約していたのですが、早すぎました。
 そこで近くにある「南部曲屋」を訪れました。しかし、「曲屋」は国の指定有形文化財に登録されているのですが、現役で使われていて中では馬も飼われていて、内部見学は出来なかったものの、素晴らしい建物でした。
 時間となり「二ツ森貝塚」に伺うと、なんと私一人のためにガイドがついてくれました。ガイドはガイダンス施設の貝塚館、そして貝塚そのものと、たっぷり1時間以上にわたり丁寧に説明してくれました。



 ※ 二ツ森貝塚です。
 続いて訪れた八戸市の「長七谷地貝塚」はちょっとガッカリです。看板があるのみで、原っぱが広がるのみで、まったく訪れた価値を見出せませんでした。もっとも「長七谷地貝塚」は構成遺産ではなく、関連遺産の位置付けなので、しかたないかもしれません。
 今日は頑張りました。もう一つ、これも八戸市にある「是川石器時代遺跡」も訪れました。こちらは事前に遺跡そのものは工事中で外からしか見られないと言われていました。しかし、「八戸市埋蔵文化財センター 是川縄文館」で遺跡で発掘された遺物をガイドが説明してくれるというので訪れました。これが大正解でした。「二ツ森貝塚」と同様、やはりマンツーマンで非常に親切にやはり1時間以上にわたって案内してくれました。


※ 是川石器時代遺跡から発掘された国宝の「合掌土偶」です。

 私の理解度はイマイチなのですが、ガイドのお二人の親切、丁寧なガイドぶりには大感激でした。東北人の親切なのでしょうか?
 明日の遺跡巡りは一ヶ所だけですが、やはりガイドを予約しています。
 
 

北東北の縄文遺跡を巡る旅 第1日

2023-10-11 17:36:00 | 道外の旅
午後3時過ぎ、札幌を発ちおよそ2時間かかって苫小牧のフェリーターミナルに着きました。
 フェリーターミナルは確か西ターミナルだと思いますが、以前利用した青函フェリーのターミナルと違い、たくさんの地に向けてフェリーが出ているため、規模がまったく違い、おおいに迷っています。
 幸い私の出発は午後9時15分とまだまだなので、十分にリサーチできる時間があるので、その点は安心しています。
 フェリーでしっかり寝て(寝られるかな?)明朝早く(4時45分)八戸港に着くので、そこでまた仮眠をとった後、いよいよ遺跡巡りの開始です。
 写真は夕暮迫るフェリーターミナルの光景です。

北東北の縄文遺跡を巡る旅(計画編)

2023-10-10 19:18:37 | 道外の旅
 いったいどんな遺跡が待っているんだ!?北海道の縄文遺跡との違いはあるのか?再訪する「三内丸山遺跡」に新たな発見はあるのか?期待は次々と膨らむ。世界遺産に登録された遺跡群を巡り、併せて北東北の秋を感じながらの旅を楽しみたいと思う。 
     
   ※ 世界遺産に登録された北海道・北東北縄文遺跡群のシンボルマークです。
 長い間温めていた計画をとうとう公にしようと思う。昨年、北海道内の世界遺産に登録された6つの遺跡を巡ったとき、私の中に「併せて北東北の遺跡を巡ってみたい!」との思いが沸きあがってきた。
 北東北の世界遺産に登録された遺跡12遺跡(関連遺産1遺跡を含む)を効率的に巡るには自家用車を使う以外に方法はない。自家用車を使用するとしたら今しかチャンスはない。私は慎重に計画を立て、フェリー、宿泊ホテル等の予約作業を行った。また、可能なかぎり現地でボランティアガイドなどをお願いする予約も終えた。
 旅程は8泊9日の旅である。フェリーで八戸港に渡り、そこからおおよそ一筆書きで北東北を廻り、青森から函館にフェリーで渡って帰ってくる予定である。ハードな旅となりそうだが、事故だけには遭わないよう細心の注意を払いながら楽しんできたいと思っている。私が計画している8泊9日の旅は次のとおりである。
 ◆第1日(10月11日) 札幌 ⇒ 苫小牧 ⇒ (洋上)
 ◆第2日(10月12日) 洋上 ⇒ 八戸港 ⇒ 「二ッ森貝塚」(七戸町) ⇒ 「是川石器時代遺跡」(八戸市) ⇒ 八戸市泊
 ◆第3日(10月13日) 「長七谷地貝塚」(八戸市) ⇒  「御所野遺跡」(一戸町) ⇒  田子町泊
 ◆第4日(10月14日) 田子町 ⇒ 「大湯環状列石」(鹿野市) ⇒ 北秋田市泊
    
    ※ 大湯環状列石の遺跡です。
 ◆第5日(10月15日) 「伊勢堂岱遺跡」(北秋田市) ⇒ 弘前市泊
 ◆第6日(10月16日) 「大森勝山遺跡」(弘前市) ⇒ 「亀ヶ岡石器時代遺跡」(つがる市) ⇒ 「田小屋野貝塚」(つがる市)⇒ 五所川原市泊
 ◆第7日(10月17日) 「大平山元遺跡」(外ヶ浜町) ⇒ 「小牧野遺跡」(青森市) ⇒ 青森市泊
 ◆第8日(10月18日) 「三内丸山遺跡」 ⇒ 青森港 ⇒ 函館港 ⇒ 七飯町泊
   
   ※ 北海道・北東北縄文遺跡群のシンボル三内丸山遺跡です。
 ◆第9日(10月19日) ヘルシーウォーク 新函館北斗コース ⇒ 札幌市
以上が計画の概要である。距離を測ってはいないが、相当な距離数になりそうだ。ただ日程的には無理のない日程ではないかと考えている。
 このブログの方だが、旅の最中はスマホから投稿する関係からごく簡単に「北東北の縄文遺跡を巡る旅」と題してルポしたいと思っている。ブログを通してお付き合いいただいている方々には「いいね」等の反応ができないと思いますのでご容赦願いたいと思います。
 それでは明日出発します。

月寒高校マンドリン部定期演奏会

2023-10-09 19:13:36 | ステージ & エンターテイメント
 部員35名が奏でるマンドリンの音色は優しく素直な音として私には届いた。顧問によると北海道内の高校でマンドリン部が活動しているのは月寒高校が唯一だという。彼らの素直な演奏がいつまでも続くことを期待したい。
     
 本日午後、かでるホールにおいて「第33回 月寒高校マンドリン部定期演奏会」があり参加した。私はこれまでも何度か月寒高校マンドリン部の定期演奏会を聴いていたと思っていた。ところが帰宅して調べてみるとその記録がない。「おかしいなぁ…」と思いながらさらに調べてみると、日本マンドリン連盟北海道支部が毎年主催する「マンドリン四重奏演奏会」に月寒高校マンドリン部は、グループを編成して何組もの生徒が出演していたのが記録に残っていた。
 今年の部員は3年生11人、2年生6人、1年生18人の計35人編成だという。この数字は高校のマンドリン部としてはかなりの大編成になるのではないだろうか?高校の部活というと管弦楽(ブラスバンド)が主流だが、ブラバンの大音量より、繊細な音を好む高校生がこれだけたくさん集まるのは珍しいと思う。
  
  ※ マンドリン部員35名による演奏はとても好感が持てる演奏だった。
 そうしたこともあってだろうか?月寒高校マンドリン部はなかなかの人気のようだ。キャパ521名のかでるホールのほぼ8割の客席が埋まっていたようだ。
 この日の演奏会は2部構成となっていたが、演奏された曲目は、
第1部が「オリジナル・クラシック曲ステージ」と題して、
 ◇ 津田甫作曲/札幌月寒高等学校校歌
 ◇ 藤掛廣幸作曲/山河緑照
 ◇ S.サーンス作曲/歌劇「サムソンとデリラ」よりパッカラール
 ◇ C.A.バラッコ作曲/マンドリニストの群れ
 休憩を挟んで第2部は「ポピュラー音楽ステージ」と題して、
 ◇ K.バデルト、H.ジマー/映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」より「彼こそが海賊」
 ◇ 清水依与作曲/高嶺の花子さん
 ◇ 藤井嵐作曲/きらり
 ◇ F.マーキュリー作曲/ボヘミアンラプソディー
 ◇ 武藤理恵作曲/〔卒業演奏〕月に舞う
 ◇ 久石譲、松任谷由美作曲/魔女の宅急便メドレー
がそれぞれ演奏された。演奏の技量はやはり高校生であるから、以前に聴いた「北大チルコロ・マンドリニスティコ『アウロラ』」のようなわけにはいかなかった。それはそう望む方が無理なのだ。考えてみれば1年生などはマンドリンなどの楽器を手に取ってからまだ6ヶ月を過ぎたばかりなのだ。それでも彼らは懸命に楽譜どおりに演奏しようと頑張っているのが見て取れた。特に、2曲目の「山河緑照」は8月に鹿児島県であった「全国高等学校総合文化祭」で演奏した曲ということもあり、素晴らしい出来栄えに仕上がっていたと思えた。
 そして「さすがぁ!」と思えたのが、3年生部員11人だけで演奏した卒業演奏「月に舞う」は演奏にメリハリがあり、一日の長を感じさせられる演奏だった。演奏を終えた時に私は思わず「ホーッ」と声が出てしまったほどだった。他の聴衆の方々も同じ思いだったようだ。拍手が鳴り止まなかったことにそれが現れていた。
  
  ※ 3年生部員11名による卒業演奏はやはり一日の長を感じさせる演奏だった。
 他の曲の演奏も、彼らの懸命な演奏にとても好感がもてた。
 先述したように高校年代においては大音量のブラスバンドが主流であるが、繊細な響きが魅力の伝統ある月寒高校マンドリン部として末永く引き継いでいってほしいと願いたいし、私もまた彼らの定期演奏会に足を運びたいと思う。

映画 №365 グレート・グリーン・ウォール

2023-10-08 19:23:15 | 映画観賞・感想
 乾いた大地アフリカのサヘル地域を西から南まで8,000kmわたって横断する植林プロジェクト、グリーン・グレート・ウォール(緑の長城)が計画されているという。マリ出身の世界的ミュージシャンのインナ・モジャが計画の成功のためにサヘル地域横断の旅に出た…。
      
 アフリカのサヘル地域とは、アフリカの北部に位置するサハラ砂漠の周辺の乾燥した地域で、気候変動の影響にさらされて地球温暖化により約80%の農地が退化し、常に食糧難と水不足にあえぎ、世界でも最も貧しい国々が集まっている地域といわれる地域である。
 その現状の改善のために関係諸国が2007年に人類史上最大規模となる8,000kmにわたって横断する植林プロジェクトが計画されたという。しかし、現実にはさまざまな困難が立ちはだかり、必ずしも計画どおりには進んでいない現状がある。
 そこでマリ出身のミュージシャンのインナ・モジャ(女性)は、その現実を見、そこに住んでいる人たちを勇気づけようと8,000km横断の旅に出る。
 モジャは行く先々で、部族紛争や政変などで危険にさらされているのが常に女性であることに心を痛める。また、貧しさゆえに国を脱出しようとする人たちの姿にも触れ彼女の心は深く傷つく。そうした中、行く先々で音楽仲間と交流を重ね、楽曲を制作し、ライブを重ねながら人々を勇気づけようとメッセージを発信続けた。
  
  ※ アフリカ・マリ出身のミュージシャンのインナ・モジャさん。
 映画は最後の訪問国エチオピアが飢餓に陥った過去から立ち上がり、大地に緑を復活させた実例を見ることによってモジャの中に希望の灯が灯った。そして最後に彼女は国連においてアフリカの現状を訴え、支援を呼びかけたのだった。
 彼女は8,000km横断の旅に出て、現実の過酷さに衝撃を受けつつも「夢を信じてほしい」と、夢を抱ける母なる大地アフリカのためにこれからもメッセージの発信を続けていくという。
 今回の映画会は「プラン・インターナショナル」という国際NGOの日本支部が主催して行われた映画会である。「プラン・インターナショナル」とは、女の子が本来持つ力を引き出すことで地域社会に前向きな変化をもたらし、世界が直面している課題の解決に取り組むことを目的としている組織だそうである。映画もそうした観点から取り上げられて上映されたようである。
 女性の地位向上問題は我が国でも大きな課題であるが、アフリカのそれは我が国などの現状とは雲泥の差があるほど酷い状況である。モジャのようなメッセージ力のある女性の活動によって状況の改善が図られることを期待したいし、応援もしたいと思う。
    
 と同時に、映画を観た私の関心は地球温暖化の解決策の一つとしての大規模な植林プロジェクトのことにあった。確かに地球温暖化対策の一つとして大規模植林は有効な手立ての一つだとは思うのだが…。しかし、昨今の地球規模の異常気象の現状はすでに沸点を超えてしまったのではないか、と心配してしまう。過日の北海学園大学で開催されたシンポジウムで京都大学の藤原准教授が話された「食権力」の存在は、もっともっと大規模に地球環境の改変に手を染めていたのではないか?と思わされてしまったのだが…。杞憂なのだろうか?今のところ気象科学者などからの警鐘が大々的に報道されていないところをみると、私の杞憂なのかなぁ……??

ヘルシーウォーキング⑳ in北海道ボールパークFビレッジと北広島ウォーク

2023-10-07 16:22:59 | JRヘルシーウォーキング
 北広島市にFビレッジが誕生してこその新コースである。前日までの荒天が止み、秋晴れながらやや肌寒いくらいの気温の中、Fビレッジ、そしてエルフィンロードを気持ち良くウォーキングを楽しめた北広島コースだった。
    
 本日、JRヘルシーウォーキングの「イベントウォーク」が北広島駅をS & Gとして開催された。私は設定されたスタート時間の8時30分に5分遅れの8時35分に北広島駅東口をスタートした。
 私は北広島市のことをよく分かっていないのだが、いったい北広島市は駅の東口と西口ではどちらが表玄関なのだろうか?私は西口にバスターミナルがあるので表口と見ていたのだが、今日歩いてみると住宅が密集し、公共施設も充実している東口が表玄関なのかな?とも思ってしまった。はたして真実は??
  
  ※ 円屋根が特徴の北広島駅の東口です。
  
  ※ 北広島駅の東口のすぐ近くに「北広島市芸術文化ホール」が建っています。
  
  ※ 写真のように住宅が密集している駅の東口近くの住宅街です。
 コースはまずその東口側の住宅街を練るように歩いた。住宅街の中を国道46号線も走っていた。
  
  ※ 住宅街を貫いて国道46号線が走っていました。
 やがてコースは札幌市と北広島市を結ぶ自転車道路に導かれる。このコースの北広島市側は「エルフィンロード」と呼称されているが、“エルフィン” とは、妖精を意味し、北広島市のマスコットキャラクターだということだ。
  
  ※ 札幌と北広島を結ぶ自転車道路「エルフィンロード」です。
 このエルフィンロードはJR千歳線に沿って走っており、私たちは札幌方面に向かって延々と3キロ以上遡ることになった。自転車道路は車の心配もなく、信号もないのでとても歩きやすい。サイクリングをする人やランニングする人たちと行き交いながらのウォーキングは楽しいものである。やがて自転車道路の脇に「自転車の駅」というサイクリストたちの休憩施設に到達し、コースはそこから折り返す。
  
  ※ エルフィンロードと並行するようにJR千歳線か走っています。
  
  ※ エルフィンロード脇に建つ「自転車の駅」です。
 このコースが「エルフィンロード」とは並行して走っており、「きたひろしま総合運動公園線(道々1180号線)」となっているが、どうやらFビレッジの誕生によって新設された道路のようである。というのもその道路に架けられている橋が「Fビレッジ245橋」、「Fビレッジ341橋」、「Fビレッジ73橋」となっていて、完成年月日が今年初めとなっていることから、どうやらFビレッジへのアクセス道路として設けられたのではないか、と参加者たちと話しながら歩いたのだった。
  
  ※ パークゴルフを楽しむ愛好者ですが、その向こうに新設なった「Fビレッジ245
            橋が見えます。
  
  ※ きたひろしま総合運動公園線(道々1180号線)の様子です。
  
  ※ 各橋には写真のような真新しい橋名板が取り付けられていました。
 やがて特徴のある三角屋根のエスコンフィールドが視界に入ってきた。そして球場の周りを一周するように歩いて球場内に導かれた。実はこの日の「イベントウォーク」は北海道日本ハムファイターズとのコラボ企画で、球場内の一角でヘルシーウォーク担当職員がスタンバイしていて、「オリジナルカード」を配布していたのだ。それをゲットした後、あるいは日本ハムの選手たちが秋季キャンプをエスコンフィールドで行っているのではないかと期待して覗いてみたのだが、残念ながらまだ秋季キャンプはやってはいなかった。
  
  ※ エスコンフィールドの裏側です。屋根は開放されていました。
  
  ※ フィールド内に選手の姿は見えず、芝の手入れが行われていました。
 エスコンフィールドを離れ、北広島高校の前を通り、コースは再び「エルフィンロード」に導かれる。ちょうどエスコンフィールドで野球の観戦を終え、北広島駅まで徒歩で向かう人たちのために造られた道路が「エルフィンロード」に連絡できるようになっているのである。そこを歩いて行くと、再びスタートした北広島駅東口に到達した。
  
  ※ 球場のすぐ横に建つ北広島高校の校舎です。
  
  ※ ゴーるの北広島駅東口が見えてきました。
 「イベントウォーク」の場合は多くのウォーカーと一緒に歩くことになるため、どうしても競うように歩いてしまう。だから今日も時速5キロくらいで12キロを歩いてしまった。ちょっと無理をしてしまった感がある。私の場合は時速4キロくらいで歩くのがちょうど良いのだが…。まあ「イベントウォーク」の場合は仕方のないことだ。「いつでもウォーク」で一人歩きの時には自分のペースで楽しんで歩くことにしたいと思っている。
     
 ※ ウォーキング参加者にプレゼントされたスタンプ付きのオリジナルカードです。                                      

北一条教会昼休みコンサート at October

2023-10-06 14:44:34 | ステージ & エンターテイメント
 ファゴットの独特の音色が北一条教会の礼拝堂の空間に響き渡った。木管楽器の特徴である柔らかな響きは、耳に優しく届きお昼休みのひと時を心豊かに過ごすことができたひと時だった。
        
  ※ 北一条教会のコンサートでは座席後方の2階バルコニーのパイプオルガンとその横にファゴット奏者が立った形で演奏されます。
 札幌北一条教会の昼休みコンサート「秋季シリーズ」の第2弾が昨日(10月6日)お昼に開催された。今回のゲストはファゴット奏者の石黒玲さんと、オルガン奏者の大澤あすかさんのデュオだった。
演奏された曲目は次のとおりである。
 ◇ F.シューベルト/セレナーデ
 ◇ G.2フォーレ/シチリアーノ
 ◇ J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲1番より「プレリュード」
 ◇ J.アラン/ドリア調のコラール
 ◇ J.S.バッハ/管弦楽組曲第2番より「ヴァディネリ」
 ◇ L-N.クレランボー/「第2旋法による組曲」より プラン・ジュ
 ◇ G.フォーレ/夢のあとに
 ◇ R.アーン/クロリスに
以上の9曲だったが、うちアランとクレランボーの曲はパイプオルガンの独奏だったが、他はファゴットがリードしてオルガンが伴奏するという演奏形態だった。
 曲名を一覧すると私のようなクラシック初心者にはほとんどが初耳の曲だった。その中で1曲目のシューベルトの「セレナーデ」は何度も聴き慣れた曲で懐かしさを覚える一曲だった。また、2曲目の「シチリアーノ」もその主旋律はイタリアのシチリア島を想い出させるような音色が印象的だった。
 また、7曲目の「夢のあとに」はファゴットの柔らかな低音が耳に心地良く、いかにも恋する人の心情を表現したように聴こえてきた。
 調べてみると、ファゴット奏者の石黒玲さんは札幌市内外で演奏活動を展開しているアンサンブルグループ “奏楽” に所属して活動しているという。“奏楽” の演奏会に時折り顔を出している私にとっては、あるいはまた石黒さんの演奏を聴く機会があるかもしれない。
       
       ※ ファゴット奏者の石黒玲さんです。
 ふだんあまり聴く機会のないファゴットのソロ演奏を聴くことができた札幌北一条教会の「昼休みコンサート」だった。

カルシウム摂取不足!?どうする田舎オヤジ?

2023-10-05 16:39:55 | 講演・講義・フォーラム等
 過日の講座でカルシウム摂取量について自己チェックをしたところ、なんと合格点の半数にも満たない点数だった。う~ん。これはショック!乳製品が苦手な私はどうしてもカルシウム不足となる。どうする田舎オヤジ?

 昨日(10月4日)午前、連続受講している「中央区いきいき講座(高齢者講座)の第15回目の講座が開講された。この日のテーマは「骨・カルシウムセミナー」と題して(株)雪印メグミルクの管理栄養士の方が講師を務めた。
 講座は、①骨の役割・構造、②カルシウムの役割、③骨の代謝、④骨に大切な栄養素、などについて分かりやすく説明いただいた。
      
 その中からいくつかのミニ知識を伝授された。まず「体」という字は、昔は「體」と表記したそうだ。つまり骨が豊富にあってこそ健康な体であるということか?
 また、成人の身体全体の骨の数は206本(個)ということだが、赤ちゃんのそれは300~350本と言われているそうだ。成長するにつれ骨同士が合体するという。
 「骨」の役割には大きく3つあって、①体を支える、②脳や内臓を守る、③カルシウムを貯える、という機能があるという。
 その「骨」はカルシウムとコラーゲンからできていて、体の中にあるカルシウムの99%は骨にふくまれているが、残りの1%は血液の中にあるという。実はその1%がどうやら重要らしい。血液の中に含まれているカルシウムは、血液を凝固させて出血を抑えたり、心筋の収縮を促したり、筋肉の興奮を抑えるという重要な役割を果たしているという。この血液中のカルシウムが少なくなると骨から供給されるそうだ。
 となると、骨のカルシウムが不足することになるから食事でカルシウムを摂ることが必要になるということだ。そこで問題は日々の食事においてカルシウムを十分に摂っているかということが問題となる。
 講座では、各人がどれだけカルシウムを摂取しているか自己チェックしてみた。すると私は合格点の半数にも満たない数値となった。こんな数値でこれまで異常がなかったのが不思議なくらいだ。あるいは今後加齢によってそうした影響が顕在化するのかもしれない。これはまずい!!どうする田舎オヤジ?
     
 前述したように私は乳製品が苦手である。特にカルシウム含有量が多い牛乳は生理的に全く受け付けない。チーズ類もダメ。かろうじて毎朝ヨーグルトを食しているくらいである。その他のカルシウムを含む食品である大豆類(納豆は大嫌い)、骨ごと食べられる小魚類もあまり摂ってはいない。
 そこで妻と相談した。まず、数多くあるチーズ類の中から自分好みのチーズを早急に見つけようと思う。さらには丸ごと食べられる、しらす干しや干し海老などの小魚を常備して日常的に食すことのできる環境にする。
 十分ではないかもしれないが、多少の改善策にはなるだろう。カルシウム摂取という観点からみたときに、自分の食生活がいかに偏ったものであるかを今さらながらに感じさせられた今回の講座だった。

文明の機器に弱いシニアには大変な時代になった…PartⅡ

2023-10-04 18:49:07 | その他
 いやいや、またまた文明の機器で大苦戦。d払いのチャージに、チケット購入に、機器の前で悪戦苦闘する田舎オヤジだった。文明の機器に弱いシニア噺の第2弾である。(前回の投稿は9月22日です)

 私は自ら求めたわけではないが、「マイナカード」を作成する際に、ポイントを受領するために「d払い」を希望したことから、「d払い」を時折り利用して買い物をしている。ところが金額が少なくなってチャージをするのが苦手である。
 何時の時か、「d払いのチャージはセブン銀行でしかできない」と聞いてから、セブンイレブン店でチャージをしていたのだが、これが難関だった。いくら教えられてもなかなか要領を掴めない。これまでは店員に聞いてなんとかチャージしてきた。
 本日、d払い残高が少なくなってきたのでセブン銀行へ行ってチャージしようとした。ところがこれがまたスムーズには行かないのだ。機器の前で立ち往生していると、後ろに若い方が来たのでその方に先を譲った。そして再びチャレンジしたのだが、またまた迷っている私を見て、件の若者が「どうしたのですか?」と助け船を出してくれたので、なんとか無事にチャージすることができた。
        
        ※ セブン銀行のATMです。
 続いて、本日午前に某所でコンサートのチラシを入手し、興味ある二つのコンサートがあった。チラシを見ると、一つは「ローソンチケット」で、もう一つは「セコマチケット」で購入できるとあった。私はふだんイベント等のチケットの購入は、大通りにある「道新プレイガイド」で買い求めるアナログ人間である。ところが近日中に大通りに行く予定がない。手数料がかかるが、今回はコンビニで購入することにした。
 まず「ローソンチケット」である。こちらの方はこれまでも何度か利用していたこともあり、本日最もスムーズに購入することができた。
       
       ※ ローソンの「ロッピー」くんです。
 問題は「セコマチケット」の方だった。私はセコマがオンラインによるチケット販売をしていることを知らなかった。それでチラシを店員に示して「購入が可能ですか?」と聞いた。すると店員が店内の一隅にある機器のところへ行って確かめてくれた。そこにはローソンにある発券機「ロッピー」と似たような機器があったので、私が操作して手続きを終え、チケットを印刷してもらうために券を店員に渡した。
 ところが店員がシステムに熟知していなかったようだ。なんとチケットの印刷に失敗してしまった。ベテランの店員に助けを求めたが解決せず、結局はお店の領収書がチケットの代わりをするということで、後は元々の発券元である道新プレイガイドからの連絡を待つこととなった。
        
        ※ セコマはコピー機などとの複合機種でした。
 ということで一騒動は終わったのだが、いや~前回も呟いたのだが「機器に弱いシニアには生きづらい世の中になったものだなぁ…」との実感を深めた本日の出来事だった。
 一方で、なんとか世の流れに青息吐息で付いていけているのかな?という安堵感のようなものも感じている自分である。

新人文主義のフロンティアとは??

2023-10-03 19:24:03 | 大学公開講座
 久しぶりに “アカデミック” な話題が交歓される空間に身を置いた。認知症が心配となる年代となった私には少々難しい問題だったが、久しぶりに知的な刺激を得たシンポジウムだった。

  
 9月30日(土)午後、北海学園大学において、同大学人文学部が学部開設30周年を記念してシンポジウムが開催されることを知り、怖さ知らずに参加してみた。
 テーマは「新人文主義のフロンティア-「耕すこと」と「食べること」から考える人文学の可能性―」と題して、京都大学の藤原辰史准教授が基調講演を行い、北海学園大学人文学部の小松かおり教授、郡司淳教授のお二人が発題するという形の構成だった。
 京大の藤原准教授「食と農の人文学 ~人間を深く考えるための人間中心主義批判~」と題して講演された。藤原氏の講演内容を要領よくまとめることはできないが、藤原氏は地球の食の未来に相当な危機感を持っており、そのことに警鐘を鳴らした講演と受け取った。それは人間の歴史において農業の改革・改善の積み重ねによって大規模単作農業、大規模畜産が普及することで「食権力」が誕生した。その食権力者が地球環境を破壊し続け、地球環境問題を生起させたと指摘した。この問題について研究し、指摘するのが “人文学” の役割であると藤原氏は強調した。その結果として現在、遅効的で弱目的的な方法で、食権力に対する集団や芸術の方法が登場していると藤原氏は言う。
  
  ※ 特別講演をする京都大学人文科学研究所の藤原辰史准教授です。
 続いて、北海学園大学の小松教授「アフリカの農から考える人文学」と題して、アフリカのコンゴ盆地での農業の実態をフィルドワークした結果を報告した。コンゴ盆地での農業の実態は、まさに藤原氏が主張する遅効的で弱目的的な農業そのものである。言葉を変えると非効率的な農業であり、自分たちが必要な分しか作らない農業である。これこそ食料主権が住民自らの手にある農業だという。まさに藤原氏の主張と重なるところである。
 そして同じく北海学園大学の郡司教授「食の日本近代史―「自分」を「主語」とした人文学の試み―」と題して発題したが、残念ながらマスク越しの発言だったこともあり、言語不明瞭なこともあって、郡司氏のお話はまったく私には届かなかった。
 そこで、藤原氏、小松氏のお二人のお話から、私が感じ取ったことを簡単にまとめて本日のレポとしたい。
 そもそも “人文学” とは、私もはっきりとその学問分野を理解しているわけではない。自然科学、社会科学といった分野はある程度理解しているつもりだが、“人文学” となるとあやふや感が付きまとう。ネット上で調べたところ自然科学や社会科学が定量的な学問であるのに対して、人文学は定性的な学問であるという。定性的とは数値であらわせないために、いわばあやふや感が漂うというのである。そのことに対して、人文学関係者の間ではある意味で危機感を抱いているのかな?と感ずるところがあった。
 そうした中、北海学園大学人文学部では〈新人文主義〉を標榜し、教育と研究を実践していくという。〈新人文主義〉とは、ヨーロッパに由来する〈人文主義〉の優れた遺産を受け継ぎつつ、そこにふくまれる西洋中心主義や人間中心主義という問題を見据えつつ、人間が人間であるために人文学は何ができるのかを北海道(フロンティア)から発信していこうという高邁な理想を掲げたようだ。特に「耕すこと」と「食べること」に特化して教育と研究を実践していくという。北海学園大学人文学部の意欲的な試みを注視したい。
 などと書き進めてきたが、私自身どれだけ内容が理解できたうえで書き進めたのかかなり妖しい。よって、本日の投稿に関してはそっと見過ごしていただきたい。