鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

釣れるのか、釣れないのか、  広瀬川

2017-08-07 16:11:10 | 広瀬川

 

 

 きのうから始まった仙台七夕祭り。 きのうは午前中は霧雨や雨模様、午後からは陽射しも出て急に夏らしくなったりして。 きょうはやはり朝方は小雨から霧雨でいかにも梅雨空という感じでしたが、昼前から霧雨は止み、ごごは曇り空ながら雨は降らないで推移しているようです。

              

 

 きょうはお昼を挟んで七夕祭りの交通整理に従事してきました。市の中心部で午前10時から午後2時までの4時間。といってもずーと立ちっ放しということはなく、交代で休憩もとれ、その点ではよかったです。 でもやはり疲れました。終わったらどっと疲れが出てしまうという情けなさ。どんなに嘆いてもしょうがないのですが。

              

 

       

 実は、きのうお昼前からあまりにいい天気になったので川に入ってきました。釣れる釣れないはもう関係ないことです。川に入れるだけで、鮎を触れるだけで幸せと思うことにしています。

 

 でも上手くいかないものです。まるで東北楽天の試合のようです。7月の絶好調からみると8月はパッとしなくなっています。今まで経験したことがないことまで起きてしまったり、調子がいまいちのときはそういうものなのでしょうかね。

                           

 

 11時15分から13時40分まで竿を出させていただきました。こういう謙虚さが必要なのでしょうか。場所は性懲りもなく中洲の上流南側です。でも第一投で掛かったのです。これはツキが回ってきたのかなと思うじゃないですか。

 

 しかもいい型でしょう。嬉しくなって当然のことでしょう。でもきのうはオトリ鮎の交換ということがメインでしたので、なるべく掛かり鮎は使わないで温存しておくつもりでした。それで同じオトリ鮎の継続出番となりました。

 でも五,六分してまたしても右岸側で掛かったのです。もう嬉しくなりますね。右岸から左岸寄りに寄せてきて引抜の態勢へ。大きな岩のタルミに来たので丁度いいと思い、シマノの珪石90-95で引き抜いたのですが、あろうことか空中バレです。悔しいですね、毎度毎度のことですが。

 それで今度は釣ったばかりの新しい鮎をオトリにして、やはり右岸側の岩盤が複雑に波打っているところを泳がせます。ここにはナワバリ鮎がいるのじゃないかなと思って入れたところ、一気に目印が手前によってきたり、上流へ向かったりします。目の前で掛かり鮎が魚体をくねらせるのがはっきりと見えます。

 あまりに近くに寄ってくると抜けませんので、程よいところまで下流へ呼び込み抜きの態勢へ入ります。大きいです。(まあ概して逃がした鮎は大きいのですが) 二匹が水中を出たのですが、そのときです、アクシデントが起きたのは。そうです、空中バラシではなく、親子丼でした。

 なぜか目印の下の方から切れていました。そうそう水中糸はナイロンの0.3号です。岩盤等に擦れたのかと思いますが、目の前で大きな二匹のアユが水中に戻っていきました。ガッカリもいいところです。 ここまでの出来事は二〇分間の間に起きました。

 何年ぶりのことかな、親子丼は。がっくりきます。 まだ早いので仕掛けを張り直し泳がせます。右岸へチ寄りで根掛かり。外しに行って上手く外れたので、そのまま右岸側の岩盤に上がって右岸から竿を出すことにしました。

 

 いままでずーと左岸側からばかり竿を出しているので、とっても新鮮な感じがします。へえこういう流れになっているのか、ここが掘られているのかとかいろいろ勉強になりますね。そこで何とか一匹掛かりまして、ここはオサラバにすることにしました。

 

 

 ずーと上流の広瀬川が大きく左へカーブする手前の今は浅くなった平瀬です。下流は段々のチャラ瀬から急瀬荒瀬が続きます。

 

 

 

 ここには友釣り師が二人、ガラガケが一人いました。左岸から竿を出していた釣り師に話しかけました。 今年で二年目とか言っていました。海釣りが中心でしたが、鮎釣りを覚えてからはすっかり嵌ってしまったとのことです。20センチ前後の鮎が人間を翻弄するのはすごいといっていました。解禁日は仲の瀬橋に入ったのですが、全く掛からなかったそうです。

 八時半からやっていたのですが、11時過ぎまでは全く釣れなかったそうです。でも11時過ぎになると追うようになって結構かかったとか。鮎を見せてもらいましたが、なかなかいい型でした。これから掛かりそうですというので私もその気になってここでやるかと覚悟を決めました。

 というのも本命はもっと上流の急瀬から急瀬の開きに入るつもりだったのですが、すでにそこには3人が入っていました。やはりみんな集まるところのようです。

 彼に断わって下の方に入らせていただきました。ナイロンで泳がせて面の釣りをするつもりが、鮎がなかなか思うように泳いでくれません。それで仕方なく浅いながらも瀬が一杯あるのでその流れを、小澤兄弟みたいに引き釣りで泳がせてみようと思った次第です。

 なんでも挑戦ですね。違いは背バリはない!ということ。でも割と早く掛かってくれました。

          

 浅い瀬で掛かるというのもおもしろいものです。とくに竿一杯右岸側へ泳いで行って、そこで掛かったりしたらやりとりがたまりません。そういう感じでここで3匹も掛けました。満足です。 それで欲を出して下流の急瀬から荒瀬でもダメもとで竿を出してやろうと思ったのですが、それがよくなかったのか鮎が掛かる前に根がかりでした。

 あとから上流から下ってきた人がこの荒瀬でルアーを使って釣ろうとしているのが上流から見えました。そしたら掛かったのです。ここの荒瀬にも鮎はついているようです。それが分かっただけでもよかったです。

 ということでキープはたったの3匹でした。でもその割にはいろいろ楽しめました。丁寧に粘り強く竿を出せば、結果はそれについてくるようです。

  オトリ込みです。

 


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