あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

蔓延ってしまったチョウセンアサガオ

2014-07-13 22:37:02 | 日々雑事

いつの頃からだったか
我が家の庭にチョウセンアサガオが顔を出す様になったのは。
多分、野鳥でも種を運んで来て落っことして行ったのではないかと
私なりに推察していた。

たしかに花が咲くと淡い青紫と言った風情が
なんとも和風というか、いかにも雨に濡れた姿が似合いそうな花だった。
エンゼルトランペットの花にも似ているが
特徴としては下向きのエンジェルズ・トランペットとは違い
小振りながら上向きなのが特徴のようだ。


ドテカボチャの近くに生えていたが、当時は邪魔にもならなかった。

もともとチョウセンアサガオは、ナス科の植物で
園芸用にはダチュラの名で広く流通しているほか、マンダラゲ(曼陀羅華)とか
キチガイナスビの異名もあるようだ。

産地は南アジアで日本へは、江戸時代 に薬用植物としてもたらされ
現在は本州以南で帰化・野生化したものらしい。


チョウセンアサガオの蕾


蕾の中から花弁が伸びて来る。

鎮痙薬として使用され、世界初の全身麻酔手術に成功した医学者華岡青洲は
本種を主成分としていた精製した麻酔薬を使用していたのは有名な話!
このことから日本麻酔科学会のシンボルマークに本種の花が採用されている。

しかし毒と薬は紙一重で、薬用植物ではあるが毒性も著しく強く
「キチガイナスビ」と言われる様に、近年ではオウム真理教が「ダツラの技法」と称して
信者を洗脳、自白させるための薬物原料に本種を用いたため
園芸名の「ダチュラ」にもマイナスイメージが付き、
近年ではエンジェルズ・トランペットの名で園芸店で販売されている場合が多いので
注意した方が良いかもしれない…。
ーウィキペデリア参照ー


開いたチョウセンアサガオの花


に濡れたチョウセンアサガオの奥には雨宿り中のアマガエル

まあ、口にしなければ大丈夫なんだろうけどね。
あまり神経質になる事もないと思うが
そう言う話を聞いた事があったので
毎年花を見たら引っこ抜いて畑の入り口で焼いて処分をしていたのだが
どうも種が残ってしまうようで、この場所に毎年顔を出す
きれいだが、ちょっと厄介な植物となっている。


チョウセンアサガオの実というか種…かなりイガイガ!

なんと言っても、草丈は1mほどってあるのに肥しっ気があるからか
1メートル50ほどに育ち、枝も広々と伸ばし
下の植物には日が当たらないときてる。

思い切って伐採!!

帰化植物は繁殖力が旺盛だからね~。


太く広く蔓延り、どこがカボチャだかヒマワリだかチョウセンアサガオだか…(~_~;)


切ってしまった後は陰になっていたカボチャにも日が当たりそう♪

今年はこの下にカボチャを這わしたので日が当たらないと困るな。
そう思って真ん中辺りにある巨大化したチョウセンアサガオを伐採する事にした!


葉っぱの上のアマガエル

けっこう太い茎だけど瑞々しいのでノコギリまでは要るまいと
剪定鋏で端の方から切り込みを入れて、思ったよりも簡単に切る事が出来た。
ちょっと可哀想な気もするけど、まあ まだ何本か残しておいたので
花は当分楽しめそう。


 

 

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ひと時のカルガモちゃん一家

2014-07-11 23:34:53 | 野鳥

その日の夕方の事、一羽の母親鴨と四羽の子鴨が
家の脇の少し大きめの川を泳いでいた。


カルガモの親子

それは本当に珍しい事で、いつもなら人気のない田んぼ脇の側溝で
人目を避ける様に親子水入らずに泳いでいるはずなのだが
たしか、その日は地区の農業用水路の泥上げ作業があり
鴨の親子はいつもの雑草に見え隠れする側溝に居られなくなったからか
ひょっとしたら…少し大きめの雛なので
大きな川まで遠征して来たのかもしれない。


母親鴨から離れてみたりくっ付いてみたりの子鴨

母親鴨は自ら水の中へと宙返りをし餌の取り方を教えている様に
何度もお尻だけを出して潜っていると
そうしているうちに子鴨も真似をして潜るのだが
いかんせん小さい…体がトプン全部沈んでしまう(笑)


母親鴨から餌の取り方を教わる。


お尻半分残らないで、ちっちゃい子鴨は水の中まで沈んでしまう^m^


愛らしい子鴨

母親鴨が水面で羽をバタバタさせる。
ほら、やってごらん…そう言いたげに何度もバタバタする。
何を意味するのか…毛づくろいか
はたまた人間で言う背伸びみたいなものかも?
それとも飛び立つ時の準備体操なのか…。
何のためにするのか知らないけど母鴨がバタバタを教えているようだ。


餌取りは止めて、今度はお母さんを見て真似をするのよ~と言いたげな。

子鴨も真似をして水面でバタバタやるのだが
悲しいかな翼が小さくって、ちょっと滑稽な感じがする。


やってみるーーーー!!子鴨①


わぁ~ 出来た出来た♪子鴨②


少し遅れて…僕も出来たよ~なんとかだけど…^^;子鴨③

それでも一生懸命に母親鴨の真似をして
家の脇を上流へ行ったり下流に戻ってきたりと
そんな鴨の親子を驚かせないようにと
ソッと近づいて何枚も写真に撮らせてもらった。

ちなみにカルガモは全長:61cmほどでくちばしの先だけ黄色。
全国の水辺で1年中見られ、腰の部分に白い三日月模様
(三列風切羽根の縁が白いんだねえ…。)
飛ぶ時は腹が黒く見え水辺の草地に巣をつくる。


帰っていくカルガモの親子

やがて夕暮れ近くになると、どこへもなく姿を消して
あれから二度と戻ってくる事はなく
いつもの田んぼ脇の側溝で
いつもと同じように餌を取る練習をして過ごしているのだろうか。

 

 

 

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癒しの古代ハスと孵ったメダカ

2014-07-09 23:42:03 | 日々雑事

御薬園に行った時に手に入れた古代ハスの種で
無事次の年に芽が出て、それなりに育ち
冬も越え…今年で三年目となった。

今年も年を越した水連鉢の古代ハスだが
どうやら花は見られそうにもないようだ。

去年に美里町にある古代ハスが咲く庭園があるお寺へ行って来たけど
話し好きなご住職様の話によれば、蓮の花は水連とは違い
容器には泥をたくさん入れなさいって
泥の中の蓮根が太らないと咲かないと言われた。


開き始めた蓮の葉にカエル

教わった通りに春の田植えの時に田んぼから泥を持って来て
水連鉢半分になるくらい泥を入れてみた。
これで今年は無理でも来年には期待出来るかも♪

次々と開き始める蓮の葉に期待を込めて!!

でも殺風景な水連鉢で、去年には家で孵ったメダカをいれてみたのだけど
どういうわけか…次々と死んでしまっていた。
ならば和金ならば丈夫だからと買って来て入れてみたけど
やっぱり数日後に死んでしまった…(~_~;)


田んぼの雑草が水の中で蔓延っている。

だから、水連鉢の中でメダカや金魚を飼うのは諦めていたけど
今年…何気にメダカの容器にあったホテイアオイが増えすぎたので
水連鉢に入れておいたところ、メダカが孵ってしかも育っている。

あんなにメダカを入れても和金を入れても
死んでしまっていたのに
孵化した時からいたから大丈夫なのかどうか…。

前の時には土の中に水連用の肥料を入れたからかもしれないと
今回は何も入れないでみたが、自然発生したプランクトンを食べて育っているようで
餌を与えなくても、元気に泳いでシッカリと育って行く。


小さいけどしっかりと泳いでいるメダカ

水連鉢の中では、田んぼの中に入っていた雑草が芽を出して
緑が一杯で、中にはメダカが泳いでいる。

ほら、よく水槽に水草だけを入れて
癒しの空間みたいな…それと同じで
名のある水草ではないけれど
ウリカワ、アゼナ、ミズガヤツリ、藻などの緑がきれいで
それでも水面から出た雑草はしっかりと抜いているけど
蓮の葉が開いて、風にゆらゆらと…これが理想とした
まだ花は咲いていないけど、メチャメチャ癒されている…。


 

 

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我が家のカボチャはドテカボチャ

2014-07-07 23:29:37 | pochiko農園

我が家のカボチャ、今年は三本植えた。
本当は普通のミヤコカボチャを一本だけで良いと思っていたのだが
春先に夫の姉さまのとこに野菜の苗をもらいに行った時
カボチャは要らねのが?って姉さまの旦那さま。

ミヤコカボチャが一本もあったら充分だと言ったのに
これが、皮の白いカボチャだ…こっつが赤い皮のカボチャだって
そこにミヤコカボチャが一本と。


これが赤皮だったっけか?


こっちがミヤコカボチャだったっけか??

あんつぁま、あんつぁま…聞いてっかし!
カボチャの苗は一本で良いって言ったべした。
そんな私の話も聞かないで、色がわがんねだって?
実が生ったら分がっからって…本当に人の話を聞かないあんつぁまで
結局、三本の苗を押しつけられた形で
思う事はどこに植えようかって事だけだった(~_~;)

どこさ植えたら良いべな…と、夫曰く。
畑の入り口に植えたらツルが張っても土手があるから
ほら、昔っからドテカボチャって言葉があっぺな!


植えられたドテカボチャはどんどん蔓延っていく

…うん?ドテカボチャっちゃ役立たずって事じゃないの?

昔、畑ではなく土手に自生してしていたカボチャが
充分に陽も当たらず、肥料も少ないので
萎びて食用に適さないというところから
「役に立たず」とか言われていたようだ。


雄花


雌花

なぁ~に、さすけねえ…植える部分は畑だもの
ツルだけ土手に這わせて化学肥料をバラバラっと蒔いとけば
ちゃんと畑に植えたものと大差ねえべ。

うんうん、確かに!
今年は珍しく畑の入り口の雑草をキレイに毟り
両端にはコスモスとヒマワリを残しておいた。


ちゃんと受粉されないと、このまま茶色くなっておっこちてしまう!


っていうか、カボチャの真ん中でケンカしている監督&助監督

だからか、畑の入り口は土も柔らかく、毟った草も捨てていたので
ひょっとしたら畑よりかも肥えてるかも!
しかしまあ、この会話…落語の話みたいだけど
とにかく植えたドテカボチャ!


赤皮だか白皮だかミヤコだか、すっかりゴチャマゼ状態に伸びた蔓

意外にもしっかりと根を張り、雄花雌花が咲いて
ちっちゃいカボチャまで出来て、確かに実が生ったら
あんつぁまの言うとおり白皮か赤皮かミヤコか分っけど
なんというかアバウトだなあ(笑)


ちゃんと受粉されたようで徐々に大きくなりつつあるドテカボチャ

さてさて、ちょっと大きくなったカボチャだけど
果たしてドテカボチャの如く役立たずのカボチャなのか
はたまた美味しいカボチャになるのか
乞う、ご期待って事で経過観察中なり(^O^)/

 


 

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玉ねぎの収穫! 新タマで作った肉巻きフライ。

2014-07-05 23:08:45 | 食べ物 レシピなど

今年は雨が少なかったからか、それとも肥料不足だったのか
去年のタマネギは大きいものが多かったのだけど
今年は小粒っ子が目立って、大きさとしては普通サイズで
かえってその方が良いんだと言われるけど
それは売るためにはそういうサイズの方が売りやすいってだけで
やっぱり…大きいタマネギの方が良い様な気がするのだけど…^^;


収穫前のタマネギ畑…っても、これ一列だけだけど。

先日玉ねぎの茎も枯れが目立ち始め
あちこちで収穫が始まっていたので
我が家も思い切って収穫してしまう事にしたのだが
抜くのに土が固くて、なかなか手間取った。

たかだか、たった一本のマルチのタマネギで
しかも何箇所かネズミに味見されてしまっていたし
正直あんまり期待はしていなかったが
それでもコンテナに3個くらいはあり
大きさこそバカでかいものは少なかったけど
総体的にはそこそこの出来だったのではないかと思った。


小一時間ほどで収穫も終った。


小粒っ子ながら、中には大きいタマネギもあった♪(携帯対比)


腐らないように吊り下げて保存

少し乾かして、茎を縛り去年さげた場所をそのままにしといたので
そこに次々と提げて保存…それでも家で食べるには充分だった。


その収穫したタマネギを使って
小粒っ子のタマネギを薄切りのお肉に巻いてフライにしてみた。

小粒っ子タマネギの皮を剥いて、早く出来る様に
とちょっとだけレンヂでチンして8等分に切っておいた。
薄切りの豚肉を広げて、塩コショウを振り
カットしたタマネギをグルブルと巻いて行く。


薄切りの豚肉に塩コショウ


タマネギ八等分をクルクルっと巻いただけ

小麦粉をまぶして溶き卵にくぐしてパン粉を付ける…なんて事はせずに
最初っから水溶き小麦粉に漬けて一段階スル―しパン粉を付け
次から次へと揚げて行った。
これだと中身はタマネギなのでヘルシーだしけっこう美味しい♪
というか、少ないお肉をかさまししたって感じかも^m^


手抜きの衣付け^m^


衣を付けて揚げる


なかなかの良い感じ♪

しかも塩コショウしておいたのでソースも良かったけど
私はレモン果汁だけで食べたが、サッパリとして美味しかった。

新タマネギの甘みがジュワ~~♪っと。

ところが予定していたお肉が少なかったようで
レンジでチンしたタマネギが3個ばっかし残ってしまった。
どうしようか…何か別の料理にでも使おかと思ったけど
結局使わないまま仕方なく捨てしまう予感…だから!


オマケのタマネギだけのフライ、バラけないように楊枝で止めた。


新タマの肉巻きフライの出来上がり!

なので、この際だからタマネギだけのフライってのも良いかと
揚げてみたけど、思いのほか美味しかったのにはビックリだった。

 


追記 ちょっとバタバタしており
コメントをいただいた方へのご訪問が遅れ申し訳ありません。


 

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チビ孫ちゃんが帰って来た♪

2014-07-02 22:24:30 | 日々雑事

昨日から7月に入り、なんだか蒸し暑い日が続いて
まさか、これで梅雨は終った…って訳ではないと思うが
それにしては風もありジリジリと照りつける太陽は
盛夏を思わせるのは充分だった。


初夏を思わせる空

昨日は何かと忙しい日で、ようやく待ちに待った
チビ孫ちゃんとよっちゃんが帰って来る日だった。
この日は息子もお休みで、よっちゃんと二人して荷物を運んだり
足らないものを買い足したりと、朝から出たり入ったり。


むふふ、玄関にこういうのがあるって妙に嬉しい♪

ようやく準備も終って午後も、チビ孫ちゃんの機嫌の良い時を狙って
ただいま~~…と、その前にあちらのお母さんから電話。
本当は送って行かなくてはならないのでしょうけど
息子さんも来ていられたので、二人で帰しましたと
ご挨拶の電話があった。


チビ孫ちゃん おかえり♪♪

産まれてから一生懸命にお世話をして来たチビ孫ちゃんが
両親と一緒に帰って行ってしまう…初孫なだけあって
さぞかし寂しい思いをされている事だろうと
いつでもチビ孫の顔を見に来てください。
また、よっちゃんと一緒にチビ孫の顔を見せに行かせますから…。

しかし、時々顔を見せには来てくれていたけど
丸まると元気そうで、抱っこするとズシリと重い。
腕とか太ももなんかボンレスハム状態だし
ほっぺが落っこちそう~~^m^


手って


あんよ

早生まれだから、一生懸命に追い付こうとしているんだねチビ孫。

顔を見るとニコニコと笑い、手足をバタバタさせて
夫なんて、元から細い眼がなくなってしまうくらい
この夜はよっちゃんがお風呂に入れて息子が受け取りをして服を着せる。
でも、今晩は息子が会社なので、私が湯上りのチビ孫ちゃんの受け取り係。


向こうのおばあちゃんに買ってもらったお気に入りのユニフォームを着て
僕は一生懸命にサッカーの応援したのだけど…むむっ、残念だった!! by チビ孫(笑)

パジャマに着せかえるのに、ちょっともたついてしまい
チビ孫ちゃんに泣かれてしまった…^^;
明日っから、もっと上手にテキパキと着替えさせるからね。
長女のとこの孫太郎と二人目の孫だけど
やっぱり私は新米ばあばで、前途多難…(~_~;)

 

 

 

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