お恥ずかしい話ではあるのだが、私は未だかつて乳児をお風呂に入れた事がなかった。
自分の子も入れた事がないの?と思われるかもしれないけど
産まれたばっかりの時から、ある程度大きくなるまで
お風呂に入れていたのはばあちゃんで、私はバスタオルで受け取る役目。
これも大事な仕事であって
体を拭いて、あごの下とか脇の下
お尻だとかに、昔懐かしいシッカロールをパタパタと
そうして服を着せてミルクタイムとなかなか忙しい。
ある程度大きくなったら、今度は夫が入れてくれるようになって
男の掌は大きいから頭を支えるのに良いあんばいなのだと
確かにな~~と、甘え切っていた。
それじゃ孫太郎の時はと言えば、退院早々旦那さまのいる嫁ぎ先へと
私に出る幕はなかったのね~それはそれで悲しい。
そしてチビ孫は、3ヶ月実家に居たよっちゃんが
しっかりとお風呂にまで入れられるようになって帰って来たので
相も変わらずに、おかあさ~ん、チビ孫があがりますよ~の声に
いそいそとバスタオルを持ってお出迎え係で
湯上りのチビ孫にシッカロールで大福ちゃんを作り
服を着せて…その役ばっかりだった。
ところがよっちゃん、ちょっと風邪気味っぽく
お風呂は控えた方が良いかなって、前日はお休みだった息子が入れた。
さすがに次の日には私が入れるしかないぞ!!っと。
いよいよ、入浴当日…大丈夫! シュミレーションは何度もした。
大丈夫ですよ、私が傍で見ててあげますってよっちゃん。
もう太ってるのお腹が三段腹だのと言ってらんない。
ちょうど良い湯加減で、チビ孫おいで~~の声に
やってきた裸んぼのチビ孫。
まずは湯船に入れてゆっくりと体を温める。
温まったら洗い場に出て風呂イスに腰掛け抱っこしたチビ孫の顔を拭く。
ガーゼのハンカチを濡らして軽く絞って優しく~優しくあ~~っぷ!
今度は頭を濡らして石鹸を泡立てクリクリっと洗い流す。
石鹸でツルツルになったチビ孫を落としたら大変だと
膝にタオルを敷いて滑り止めにしてみた。
あごの下と脇の下股の所とか…忘れちゃならない掌の中
ちゃんと一か所ずつ洗って流して…けっこう出来るもんだわい♪
今度は引っくり返して背中やお尻を洗って
最後にゆっくりとお湯に浸かって、一度も泣かなかったチビ孫。
明日も明後日も一緒にお風呂へ入れてあげられる。
まあ、それもよっちゃんの風邪気味が治まったら
また受け取り係だけど…毎日でも良いなあ^^
ホントに赤ちゃんとの入浴タイムは楽しい。
こんな楽しい事を今まで知らずに居たなんて…可哀想な私^^;