我が家のカボチャ、今年は三本植えた。
本当は普通のミヤコカボチャを一本だけで良いと思っていたのだが
春先に夫の姉さまのとこに野菜の苗をもらいに行った時
カボチャは要らねのが?って姉さまの旦那さま。
ミヤコカボチャが一本もあったら充分だと言ったのに
これが、皮の白いカボチャだ…こっつが赤い皮のカボチャだって
そこにミヤコカボチャが一本と。
これが赤皮だったっけか?
こっちがミヤコカボチャだったっけか??
あんつぁま、あんつぁま…聞いてっかし!
カボチャの苗は一本で良いって言ったべした。
そんな私の話も聞かないで、色がわがんねだって?
実が生ったら分がっからって…本当に人の話を聞かないあんつぁまで
結局、三本の苗を押しつけられた形で
思う事はどこに植えようかって事だけだった(~_~;)
どこさ植えたら良いべな…と、夫曰く。
畑の入り口に植えたらツルが張っても土手があるから
ほら、昔っからドテカボチャって言葉があっぺな!
植えられたドテカボチャはどんどん蔓延っていく
…うん?ドテカボチャっちゃ役立たずって事じゃないの?
昔、畑ではなく土手に自生してしていたカボチャが
充分に陽も当たらず、肥料も少ないので
萎びて食用に適さないというところから
「役に立たず」とか言われていたようだ。
雄花
雌花
なぁ~に、さすけねえ…植える部分は畑だもの
ツルだけ土手に這わせて化学肥料をバラバラっと蒔いとけば
ちゃんと畑に植えたものと大差ねえべ。
うんうん、確かに!
今年は珍しく畑の入り口の雑草をキレイに毟り
両端にはコスモスとヒマワリを残しておいた。
ちゃんと受粉されないと、このまま茶色くなっておっこちてしまう!
っていうか、カボチャの真ん中でケンカしている監督&助監督
だからか、畑の入り口は土も柔らかく、毟った草も捨てていたので
ひょっとしたら畑よりかも肥えてるかも!
しかしまあ、この会話…落語の話みたいだけど
とにかく植えたドテカボチャ!
赤皮だか白皮だかミヤコだか、すっかりゴチャマゼ状態に伸びた蔓
意外にもしっかりと根を張り、雄花雌花が咲いて
ちっちゃいカボチャまで出来て、確かに実が生ったら
あんつぁまの言うとおり白皮か赤皮かミヤコか分っけど
なんというかアバウトだなあ(笑)
ちゃんと受粉されたようで徐々に大きくなりつつあるドテカボチャ
さてさて、ちょっと大きくなったカボチャだけど
果たしてドテカボチャの如く役立たずのカボチャなのか
はたまた美味しいカボチャになるのか
乞う、ご期待って事で経過観察中なり(^O^)/