吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

正しい日本の高校生? その2

2012年09月18日 06時34分07秒 | インポート

 別に彼女たちはCM撮影の役者ではない。演技で美味しそうな表情をしていたのではないのである。自分も高校時代は三度の食事を腹いっぱい食べても、いつもすぐおなかがすいていた。彼女たちもきっと部活のあとなのですごくお腹がすいていたのであろう・・・などと思いをめぐらせたのである。演技であの表情をCMでやられたら確かに購買意欲をそそられてしまう。しかし実際は現実の話でありPVではない。演技していない実際の感覚から湧き出てくる表情に勝るものはないのである。それにしても正統的女子高生のホッコリとした美味しそうな表情をみていると「これが日本のあるべき原風景なのだ。まだまだ日本も捨てたものではない」と大げさな気持ちになった。TVのCMで「美味しい顔って、どんな顔?」というキャッチコピーがあったが、まさにこれがそうなのである。金髪で睫毛エクステンションの化粧した女子高生が菓子パンにかぶりついて「おいっ、やべ~、これ超うめぇ~よ」といっても、ちっとも美味そうではないのである。